012
朝日連峰保全協議会 〜〜幹事会〜〜
平成23年度合同保全作業(案)などを協議
朝日連峰保全協議会の今年はじめての幹事会が、1月21日午後2時から大江町の「町民ふれあい会館」を会場に開かれた。幹事会で話された(協議)主な内容は、次のとうり。
参集幹事・・鶴岡山岳会長、大江山岳会長、朝日山岳会長、小国山岳会副会長、西川山岳会長
同事務局・・環境省 東北地方環境事務所 1名
環境省 羽黒自然保護官事務所 2名
オブザーバー・・(株) ニュージェック 2名
話し合い(協議)
1、H22年度各地区(山岳会)の活動〜@登山道の保全・刈払い、A山小屋管理、B遭難救助活動など〜詳細略
2、これまでの保全調査・保全作業経過、保全実証試験地のモニタリング調査
銀玉水、西朝日、三方境〜詳細略・・・纏め資料は、環境省羽黒自然保護官事務所にあり。
3、H23年度公共事業の計画(案)
大朝日岳 金玉水付近植生復元施設 計画概要(案)〜詳細略・・・資料は、各幹事にあり。
以東岳 直登コース植生復元施設 計画概要(案)〜詳細略・・・同上。
4、H23年度の合同保全作業の予定(案)〜総会で決定。
保全作業箇所 大朝日金玉水付近
同 期 日 9月24(土)〜25(日)日
同事前調査日 7月23(土)〜24(日)日
5、その他 意見交換〜詳細略
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011
平成22年度・朝日連峰保全協議会
〜合同保全作業「三方境」終わる〜
平成22年度の共同保全作業(三方境)は、9月25〜26日に実施され、周辺山岳会員や岳友・関係機関などから34名が参加、両日とも晴天に恵まれ、かつ、参加者の手馴れた作業により、予想(計画)を上回る成果を挙げ終了しました。また、この成果には、事前の荷上げ協力も、甚大な力になりました。参加各位に、心から感謝いたします。
この作業報告の詳細は、後日、「朝日連峰保全協議会ニュースレターで」公表します。
参考 西川山岳会HP「事業報告ページ」で ← クリックしてください
公表
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010
緑化ネットの荷上げ(事前作業)ご協力を
先の参加案内で、事前作業のご協力お願いをしていましたが、8月26日に緑化ネットを「日暮沢避難小屋」にデポしましたので、「竜門山避難小屋」までの荷上げにご協力をおねがいします。
デポ所・・・日暮沢避難小屋〜入り口階段踊り場付近
荷上先・・・竜門山避難小屋〜3階物置(梯子使用)
ネット・・・・9kg、4.5kg、2.25kgの3種・・・・体力に応じて
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009
H22合同保全作業(三方境)〜具体計画決定〜参加案内
平成22年度の合同保全作業(三方境地点)の具体計画が決まりました。西川山岳会会員及び関係岳友・朝日連峰を愛する一般登山者の作業参加(ボランテアの募集)を、下記案内書によりお願いします。
なお、西川山岳会会員及び関係岳友の参加申し込みは、当山岳会事務局へ・他の一般参加者は協議会の事務局へ直接申し込みをしてください。
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008
H22合同保全作業箇所の事前調査
去る5月26日の保全協議会で決定された、平成22年度の合同保全作業箇所の事前調査が、7月30(金)〜31日(土)に現地「三方境」で行われました。その調査結果に基ずく具体的な作業計画は、後日お知らせしますが、調査現地に於ける協議内容の主な事項は、下記のとおりです。
合同作業の期日 平成22年9月25(土)〜26日(日)
作業の主な内容 @:植物再生ネットの張り付け、播種
A:砂(土砂)流出止めネットの張り付け
B:砂(土砂)流出留所補修
事前準備の内容 C:作業用具の準備
D:作業箇所、作業内容、作業手順等の設計委託
E:参加者の公募方法(周知方法)
事前荷上げ作業 F:事前にネット等を「日暮れ沢避難小屋」を借用し保管
G:同 荷上げ中継基地として「竜門山避難小屋」を借用し保管
H:同 荷上げ協力(参加)者を募る
I:期日については、後日周知
調査参加者 幹 事〜井上(小国)、渋谷(西川)
事 務 局〜(羽黒自然保護官事務所) 2名
設計担当〜(株)ニュージェック 2名
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今回の調査場箇所 |
今回の調査箇所 |
H19補修(砂流出留)箇所 |
H19補修(ネット)箇所 |
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007
平成22年度朝日連峰保全協議会会議 (第2回会合)
期 日 平成22年5月26日(水)
13;30 〜 15;00 (15;30)
場 所 西川町交流センター「あいべ」
参 加 者 関係山岳会、関係行政機関、会員、一班、事務局など34名
協 議 1、平成21年度の活動報告(当HPで既報のとうり)
2、平成22年度関係団体の保全活動計画(別紙ニュウースレターのとうり)
3、平成22年度の合同保全作業計画
@、予定箇所 三方境
A、予定時期 未定(9月末案で調整したい〜渋谷)
A、作業内容 現地の事前調査により決定(幹事、事務局に一任)
* 資材・作業手順・用具等の詳細
* 平成20年度実施の実証試験の検証・研修会を盛り込む
4、その他〜西朝日岳鞍部、三方境の実証試験の現況結果報告
報告予定”朝日連峰保全協議会ニュースレター”(案)
**東北地方環境事務所〜平成22年度測量設計計画**情報
大鳥池朝日岳線歩道(以東岳直登ルート)、金玉水植生復元施設
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006
小国山岳会2010新年会
/山口さんの環境省表彰祝賀会に参加
1月23日午後5時から、小国町の五味沢/白い森交流センター「リふれ」を会場に、朝日連峰保全協議会の主要構成メンバーである小国山岳会の新年会と山口さんの環境省功労表彰祝賀会が開かれ、鶴岡山岳会長・大江山岳会長・岳人長井代表と西川山岳会長渋谷が同席させて頂きました。
席上、茨城県の山口義雄さんが約20年間、手弁当(ボランテア)で、朝日連峰の小国口コース登山道の刈り払いや補修などの維持管理、朝日連峰登山の普及活動を続けられ、去るH21年10月1日付け、環境省・自然環境局長から「自然歩道関係功労表彰」を受けられ、その披露祝が行われました。なお、山口さんと行動を共にされた数名の方も同席していました。
山口さん達の活動に対し、心からのお礼と敬意を表しますと同時に、今後の当保全協議会が活動する上での参考にさせて頂き、出来る限りの原生の保全、と同時に安全で快適な登山の出来る朝日連峰にする努力をしたいと考えます。
この度、小国山岳会の皆さんには、大変お世話になり、楽しく有意義な一時を過ごさせて頂きました。この紙面の上から、厚くお礼を申し揚げます。・・・・・記〜渋谷
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小国山岳会長さんの挨拶 |
新年会・祝賀の宴 |
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表彰の伝達 |
手前から3番目に山口さん |
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005
保全協議会 21年度合同保全作業の報告(平成21年8月29日)
西川山岳会会員等参加者〜柴田、後藤(篤)、関原、大江、石川、神田・・・6名
(渋谷・・・親戚の不幸あり古寺鉱泉まで)
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004
平成21年度朝日連峰保全協議会
「銀玉水」合同保全作業のご案内
西川山岳会 様
平成21年 8月21日
朝日連峰保全協議会
平成21年5月22日、朝日連峰に係わる山岳関係者によって、原始性の高い朝日連峰の自然が永続的に維持されることを目的として、その保全活動を推進するための連絡組、織朝日連峰保全協議会が設立されました。
平成21年度の朝日連峰保全協議会の合同保全作業を、以下のとおり計画しましたので、ご案内いたします。作業にご協力いただける皆様は、別紙申込先までご連絡下さい。
なお、作業実施が登山利用の繁忙期と重なること等から、参加希望者の人数が多い場合は小屋の混雑が予想されます。事務局にて人数を調整させていただく場合がございますので、あらかじめご了承願います。
記
■期 日 : 平成21年9月26日(土)〜27日(日)【1泊2日】 (予備日:28日)
■作業箇所 : 朝日連峰・銀玉水植生復元施設上部
■作業内容 :
<緑化ネット敷設>
裸地部の植生復元と、歩行路を固定するため、緑化ネットを敷設します(8巻)
<石組設置>
ガリー侵食部に土砂を堆積させるため、現地の石を用いて石組み土留工を設置
します。
<その他>
老朽化した木製土留工を再配置する作業を行います。
■募集人数 : 30人程度
■装 備 : 夏山登山小屋泊装備一式、作業用手袋など
※寝具、食料等の登山に必要な装備は、各自持参願います。
スケジール
1日目 資材運搬
・古寺鉱泉6;30集合〜資材分担
・古寺鉱泉7;00〜小朝日岳11;30〜大朝日小屋15;30【泊】
・小屋到着後、緑化ネット施工に使用するペグを番線から加工します。
・小屋が混雑している場合は、テント泊を考慮。
2日目 資材運搬、現地作業
・資材運搬・・大朝日小屋7;30〜銀玉水上部8;00
・石組み班と緑化班に別れて作業を行う。8;00〜11;00(約3時間)
・昼食・・11;00〜11;30
・木製土留めの再設置作業・・11;30〜13;30(2時間)
・作業後下山〜古寺鉱泉16;30予定
3日目 予備日
参加申し込み *西川山岳会の会員は、9月14日まで、会事務局へ
TEL 0237ー74ー2521 or 0237ー74ー3131
(食糧や火気など共同で準備します。必要に応じテントも用意。)
西川山岳会員集合場所 午前6;00・集合・出発
大井沢温泉〜車両分乗で出発
*その他の方は、9月14日まで
朝日連峰保全協議会事務局へ
(羽黒自然保護官事務所内)
TEL 0235ー62ー4777
FAX 0235ー62ー4537
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003
平成21年度 合同保全作業箇所の現地調査(09/07/25〜26)
このほど、朝日連峰保全協議会のH21年度合同保全作業地『銀玉水植生復元施設上部』の現地調査が行われました。その概要は、次のとおりです。なお、当西川山岳会では、一般公募の鳥海登山や月山登山案内などで行事がダブり、この調査に参加できませんでした。
・調査日時 平成21年7月25日(土)〜26日(日) 【1泊2日】
・業務内容 今年9月〜10月中にに予定している、H21年度朝日連峰保全協議会の合同保全作業地である
「銀玉水植生復元施設上部」にて、地元山岳会及び関係者が参加し、作業範囲や内容、資材量
算定などの事前調査を行った。
・調 査 地 山形県西村山郡朝日町・大江町地内、朝日連峰重点整備箇07{銀玉水植生復元施設上部}
・調 査 者 朝日山岳会会長 花山忠夫氏
大江山岳会会長 高取和彦氏
株式会社ニュージェック 川端郁子氏
羽黒自然保護官〜佐藤一交 羽黒自然保護官補佐〜佐々木大樹
・天 候 25日:雨後晴後雨・・・26日:曇後雨
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銀玉水植生復元施設上部の調査結果(報告)
{ 調査日時:H21.7.25 11:30〜12:40}
1、作業範囲は、山形県施工の階段工最上部の標高1,670m付近からその上部の標高1,730m地点までの約150m
の区間とすることとした。
2、作業については、裸地部に緑化ネットを敷設し歩行路を固定化することと、ガリー侵食部に石組みによる土留め
工を設置することが検討された。
3、現在設置されている木製土留については、洗堀を助長しているため、配置し直すこととした。実際の作業につい
ては、緑化ネット敷設と石組み設置を中心に行い、余力があれば、木製土留についても作業を行うことが検討さ
れた。
4、洗堀により花崗岩が露出している箇所もみられた。
5、現地には、石組みに使えそうな石が豊富にあった。
6、緑化ネット(1.2×30m/巻)の敷設可能面積を測量したところ、7巻程必要であることが分かった。
合同保全作業の資材策定について
・緑化ネット一巻 30m×1.2m=36u
・核心部の面積(黄色部) = 約263u (Mims計算上)
− 歩道分50m×1.0m = 約50u
− 緑地分 = 約100u
小計 約113u
+ 予備率10% = 約11u
= 約124u
・斜面補正(約20度) 三角関数より
cos20°(≒0.94)=124u/斜面面積
=約132u
・核心部のネット敷設面積 = 約132u(約3.7巻)
・核心部外のネット敷設面積
5.0m+6.6m+11.8m+12.0m+12.7m+22.0m=70.1m
70.1m×1.2m×予備率10% = 約93u (約2.6巻)
{必要な資材数}
緑化ネット:3.7巻+ 2.6巻= 約6.3巻必要 ≒ 7巻
番線♯10 :1本0.3m 1uにつき2本=0.6m
0.6m×36u×7巻=約151m
土嚢袋 :30袋ほど
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荒廃箇所核心部 ガリー侵食によって大きく荒廃している |
裸地部には緑化ネットを敷設する |
木製土留は再設置する必要がある |
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荒廃核心部上部 道が拡幅しており、歩行路固定のため緑化ネットを敷設する必要がある |
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銀玉水植生復元施設中部〜下部では平成15年〜16年に山形県が石階段と緑化ネットで整備を行っている。緑化ネットからの発芽は少なくヤシマットが流れて緑化ネットが露出しているものが確認できた。露出した緑化ネットからは芽吹きが見られた。 |
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調査風景 |
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002
朝日連峰保全協議会設立会議(09/05/22)
既に新聞等で報道されましたが、このほど、朝日連峰に関わる人達がが大江町東地区公民館に集まり「朝日連峰保全協議会」を設立しました。その概要を報告します。
期 日 09/05/22(金) 13;30〜
会 場 大江町東地区公民館
参集者 関係山岳団体、関係自然保護団体、関係行政機関、
(31団体・個人〜41名参加)
設立の趣旨賛同概要
近年、朝日連峰を訪れる登山者が多くなり、人為と思われる登山道の荒廃や植生の痛みなど目立つようになった。朝日連峰に関る周辺の山岳会では、それぞれ、登山道の修復・復元や原始性の保全などに努力しているが、個々の活動は必ずしも秩序ある保全方式とは言えず、また、単独では手の届かない修復・復元の必要箇所もあります。
このことから、周辺各山岳会の会長が発起人となり、「朝日連峰に登る人(山岳会等)、この山を愛する人(保護団体等)、関係行政機関(国・県・市町)等が協働で、原始性の高い朝日連峰の自然が永続的に維持されるように、その保全活動を推進しよう。」と、その関係者の夫夫賛同を得、この「朝日連峰保全協議会」が設立されました。
なお、5月17日に開催された当山岳会の理事会に於いて、西川山岳会としての協議会設立への意向・参加について協議され、基本的な方向性に同意を得ており、この協議会への参加の意思表示をしました。。
会則の決定(本文省略)
協議会代表 西川山岳会長
〃 幹事 朝日・大江・小国・鶴岡各山岳会長
〃事務局 羽黒自然保護官事務所
保全方針書(朝日連峰の登山道及び周辺環境に関する保全方針書)の承認
協議会の当面の保全活動は、環境省が主体・山岳会等が協力し07〜08に朝日連峰の保全調査・検討や研究、実証試験等により纏めた「保全方針書」を指針とすることにした。
平成21年度合同保全事業(作業)の決定
本年殿の合同保全事業を協議する前に、朝日連峰に関わる各山岳会から、アクセス(登山口別)登山道の現状や維持管理・保全活動などの報告があり、情報を共有した(報告内容省略)。本年度の保全事業は、次のとうり決定。
平成21年度の保全事業は、大朝日岳下東斜面「銀玉水の上部」
(重点保全箇所7箇所ある中、緊急を要する箇所〜保全方針書)
予定期日 9月下旬〜10月中旬
作業手法 保全方針書参考
経 費 参加はボランテア方式、経費は個人又は所属団体負担
必要資材 保全に必要な資材は、原則公費負担
担当幹事 大江山岳会、朝日山岳会、(事務局)
周 知 各山岳会のホームページ等(一般公募)
詳 細 後日、具体計画を連絡
協議会事務局
羽黒自然保護官事務所
住 所 〒997−0141
山形県鶴岡市羽黒町荒川字谷堰39ー4
TEL 0235ー62ー4777
FAX 0235ー62ー4537
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設立後 代表挨拶 |
各山岳会の個別活動計画発表 |
会議のようす〜サムネイル写真〜クリック拡大
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001
発起人会議(09/04/18)
朝日連峰をホームベースとして活動している周辺の山岳会は、夫々の立場から登山道保全活動に尽力しているが、近年、連峰を訪れる登山者が増加し、登山道の甚大な荒廃が目立つようになり、連峰を愛する地元として看過できない状況になっており、個々の活動では及ばない現況である。
このこちから、連峰の保全は、広く関係者の参加による調査、保全計画と実施行動など情報の共有・連携を図る必要があるのではないかとの認識がなされた。
大江・朝日・西川山岳会長が呼びかけ人となり、朝日連峰へ直接的に関係している各山岳団体の代表に集まってもらい、現状認識の確認と今後の対策・体制作り等を協議した。
発起人会議の内容
期 日 09/04/18(土) 13;30〜
会 場 西川交流センター
参集者 山形県山岳連盟、三面山岳会、小国山岳会、鶴岡山岳会、西川山岳会、
大江山岳会、朝日山岳会、
協 議 1、会議の招集者は、今回集まった山岳会の長名(発起人)
2、案内範囲〜関係山岳団体、関係自然保護団体、関係行政機関、その他の関係者
3、提案議題 @、朝日連峰保全協議会の設立(設立趣旨、会則等)案
A、保全方針(07〜08調査・検討)案
B、09の取り組み保全作業案
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