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012 山行報告(H19/7/1〜12/31)
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山行報告ラベル
冬の三陸・五葉山12/22〜23 初冬の朝日12/8〜9 47定例総会 朝日連峰・登山道補修10/20〜21 秋山合宿朝日連峰縦走10/6〜8 月山紅葉登山9/29〜30 飯豊縦走9/21〜24 北岳縦走9/14〜17 エベレスト街道訓練富士登山9/14〜17 本道寺沢遡行9/9 朝日・山小屋管理慰問8/11〜13 薬師岳登山7/26〜29 夏山岩手山登山7/6〜8 月山夏山開き7/1 |
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見出し 〜冬の三陸五葉山登山(岩手県)〜
・・・西に傾く陽光に白銀の平原〜初日に山頂踏破・・・
日 時: 2007年12月22日(土)〜23日(日)
場 所: 五葉山(1341m)・・・赤坂峠(往復)
五葉山山頂で
日 程: ****
12/22日(土)・・・7;00西川町開発センター〜7;30県村山支庁西庁舎〜寒
河江IC〜10;00水沢IC〜10;40種ヶ原道の駅〜11;30
赤坂峠着・・昼食・・12;25登山開始〜13;15賽の河原〜
13;40畳石〜14;45・8合目〜15;15石楠花山荘着
15;25石楠花山荘〜15;40五葉山山頂〜16;10石楠
花山荘着(小屋泊)
12/23日(日)・・・8;40石楠花山荘〜9;00・7合目〜9;20畳石〜10;00
赤坂峠登山口)〜10;20五葉温泉着・・入浴・・11;00発
〜12;20気仙沼・・昼食・・13;10発〜北上IC〜寒河江IC
14;45県村山支庁西庁舎〜15;10西川町開発センター着
参加 者: 佐藤(恒)、宇野、荒谷、大和田、安孫子、荒木(節)、澁谷・・総勢7名
* タイム記録〜荒木(節)、記録文〜澁谷
*12/22〜曇りのち晴れ、山頂踏破、海鮮鍋で忘年会
事務局からのメールが寒河江7;30ということで、西川町開発センターを、予定時間より30分早
い出発となる。宮城県の2人は、現地直行。10人乗りのレンタカーに5人(1人キャンセル)と荷を
積んでもゆったり、勿体無い自動車旅の始まり。
水沢ICで高速を降り、R397とR107で三陸へ横断、途中の峠道には雪が残り、大船渡市近く
まで降り、県道(193)へ分岐、登山口へ向かう。五葉温泉先の牧場からの峠に道は、3〜4cm
の圧雪、しかもヘアピーン連続をノーマル駆動車(4駆なし)で慎重に登りきる。流石、雪国の名運
転手〜佐藤(恒)である。
赤坂峠の駐車場に昼前に到着。北西に、いくらか青空が覗かせるが、曇り、寒いので車の中で
昼食。しばらくして、宮城県組の荒谷・大和田の2名到着、彼等も車中での昼食。
山ノ神鳥居前で記念写真を撮影、12;25登山口を出発。既に2〜3の他メンバーが先行して
おり、雪道を足跡を追う。今晩メインの「海鮮鍋」食材を大きいザック一杯に背負った大和田さん
が隊列にいない、すこし進むと、右藪中を登る1人の姿がチラリ、秘密の直登コースらしい、約1時
間経過して辿り着いた{賽の河原}で待っていてくれた。此処で一服。
葉を落とした一面ツツジの潅木を左右に見ながら、賑やかなA女子の声と少し積雪を感じなが
ら、しばらく緩やかに登ると、平らな広場の{畳石}に出た。休憩、五葉山を守る石塔に安全祈願
し、チョコレート等の間食。
鳥居の間に登山道があり、潜っても社殿が無く、此処から先が聖域かと思われた。すぐ急登に
さしかかり、山容もナラ帯に変り、登るほどに積雪も少しずつ多くなってきた。途中、1人、また1人
の単独での下山者と交差、しばらくしてスノー・シュウーで降るペアの下山者と会う。ところが、ス
ノー・シュウーで降った跡は、靴跡の階段が潰された硬い平斜面となり、足がかり無く先頭が難儀
を余儀なくされた。
8合目で一服、先の小さな祀所に手お合わせて登ると、山が黒ずみ矮星のヒノキ類やハクサン
シャクナゲなどの混生樹林帯になって、緩やかな道となり、さらに進むと急に明るい平地、霧氷に
飾られたコミネカエデや矮星カラマツ・ハイマツ・群生の見事なハクサンシャクナゲなどが現われ、
その先に「石楠花山荘」の屋根が浮いてきた。
15;15山荘着。記念撮影。「明日の天気予報が良くない、今日中に山頂踏破しよう」と決断。荷
を山荘中にデポ、快晴となり、早々に山頂目指す。此処から先は、踏み跡なし、ラッツセルを頑強
な荒谷さんに託す、硬い雪・軟らかく腰までの深雪・冷たい風に向かって、ハイマツ帯を楽しく難
儀を味わう。
西に大きく傾く陽光に、白銀の平原が広がった頃、立派な石の鳥居のある日枝神社に到着、記
念撮影。寒さと疲れに断念かと思いきや、平原奥の五葉山山頂まで極めようとなり、ところどころ
現われるトラロープを頼りに、北方向に白く光る{早池峰山}横目に観ながらを踏ん張る。15;40
無事山頂踏破。まだ明るいうちに山荘へ戻る。
貸切宿と話しながら 山荘のドアを開けると、若者グループが出てきた、これから山頂目指すと
のこと、釜石の高校山岳部であった。合い宿となる。まずは、薪ストーブに火を入れ団をとりなが
ら荷解き、忘年会、海鮮鍋料理の準備にかかり、落ち着いたところで無事登頂に乾杯。
大和田さんのザックからは、新鮮なホタテ・マグロ・クジラの刺身、生カキカイ(ポン酢)、海鮮
鍋の食材が山のように出てきた。重ねて、料理の全てを大和田さんにおまかせ、他は、ただ飲み
食べるに専念、動けないほどの満福。・・・20;00時過ぎに就寝。
*12/23〜曇り時々小雨、四色マグロ丼(気仙沼)
6;30頃に起床、予報どうり外はガス、改めて昨日の山頂登頂断行を喜び合う。五葉温泉開
館10;00を目途に、ゆっくりの8;40の山荘を出る。畳石で1回休憩、賽の葉輪原からは、昨日
大和田さんが雲隠れした近道(直登コース)を降り、所要時間1時間20分で10;00に赤坂峠の
駐車場に到着。
五葉温泉に着くと小雨、汗を流し、帰路につく。コースを三陸沿岸のR45、大船渡市を経て気
仙沼へ、此処で{マグロ丼}昼食、魚貝の買い物(山形県人)。しこR45をし南下した本吉分岐で
宮城県組2人と分かれろ。山形組は、さらに南下、北上ICから三陸自動車道に乗り、山形自動
車道寒河江ICまで一気。早めに帰宅出来た。
見出し〜初冬の朝日雪山登山開始竜門山コース〜
・・・ノウサギ・狸・カモシカ・熊の足跡・”かんじき”歩きに難儀・・・
日 時: 2007年12月8日(土)〜9日(日)
場 所: 朝日連峰・・・日暮沢〜展望台(竜門山・コース)
日 程: ****
12/8日(土)・・・6;00大井沢温泉〜6;30根子〜9;00膳棚ダム〜10;30
日暮沢避難小屋着・11;00発〜14;30展望台(幕営)
12/9日(日)・・・9;45展望台〜12;15日暮沢避難小屋8昼食)・13;00発
〜16;00竜根子着・・・解散
参加 者: 遠藤(博)、亀岡、石川 〜総勢3名
*12/8〜雨のち曇り、真新しい熊の足跡・展望台で乾杯
12月8日 6時、大井沢温泉集合、まだ辺りは真っ暗。移動し、6時30分に根子出発。山スキー
で林道を歩き出した頃、ようやく明るんできた。積雪はそれほどでもなく、雨が降ったせいで雪がしま
って歩きやすい。
天気予報は曇りだったが、青空が広がってきて、冬のきっぱりとした空気の中を雪を踏みしめて歩
くのは実に爽快な気分だ。林道には、ノウサギ、狸、カモシカ、熊の足跡・・・熊の足跡は、昨日のも
ののようだが、大きさから見ると100キロ近い大型の熊のもののようだ。
遠藤さんにウサギの足跡から見る進行方向を教えてもらう。雪があるお陰で、見えてくる動物達
の動きにわくわくしてくる。先週、志田忠儀さんのお話を聞いた直後なので、なおさらに感慨深く、朝
日の自然の豊かさを享受できる幸せを再認識する。
9時00分、ダムサイト、日差しが強なりく、雪の表面がきらきらとまぶしく光る。清太岩山が前方に
見えてきて心が逸る。左方奥にキラッと光るのは大朝日岳避難小屋、純白の大朝日岳が美しい!。
10時30分、日暮沢避難小屋に到着。暖を取りながら昼食、この先の雪の様子はどうだろう、今日
はどこまで行けるだろうか?。11時00分、山スキーをデポしてかんじきに換えて小屋を出発、途中
から雪が少なく登山道が出ているのでかんじきをはずす。林道で見つけたものより小型の熊の足跡
を発見!、通って間もないものだ、冬眠前にえさを探していたのかな?・・・。
標高900メートル辺りから積雪が深くなり、かんじきをつける、私はかんじき歩きが下手な上にア
ルミのかんじきで難儀してラッセルの役に立たない。14時30分、稜線まで出るには暗くなりそうな
ので、少し早いが、展望台で今日の山行を終える。石川さんの新品スコップが優れものでテント設
営箇所作りに大活躍、素晴らしい展望に乾杯!・・・。
*12/9〜曇りのち小雪、カモシカのように降る遠藤(博)
12月9日、6時に起床、外へ出てみると50センチくらいの積雪にびっくり!、景色も一夜にして一
変していた。これでは稜線まで出るのは無理だとあきらめてシュラフに入ってまったり・・・。
8時に朝食、下山することにし、身支度を整えて9時45分出発。柔らかな新雪のラッセル。遠藤
さんは、まるでカモシカのように雪を楽しみながらズンズン降ってゆく。薄い雪雲の間からうっすら
と青空も見え始め雪も止んできた。
12時115分、日暮れ沢避難小屋到着、お腹がペコペコで、全員ガツガツと昼食を貪る。やはり雪
の山行はエネルギーを消耗する。13時に日暮れ沢小屋出発。山スキーの歩き方教室をしながら、
少し雪がちらついてきた林道を根子を目指してもくもくと歩く。
16時、根子到着、日もとっぷり暮れていた。また、このコースを歩いて稜線まで出て、いつかきっ
と、真冬の朝日連峰の姿を見てみたいと心に約束を仕舞いながら家路に着いた。
記 亀 岡
見出し 西川山岳会第47回・定例総会終了〜
・・・夏山登山(公募)甲斐駒など計画・・・
日 時: 2007年12月1日(土)〜2日(日)
場 所: 山形県・大井沢(朝日連峰山麓)・・・橋本荘
日 程: ****
10/1日(土)・・・6;00〜6;40・・・総 会
6;40〜・・・・・・・・懇親会、宿泊
10/2日(日)・・・自由行動
出 席 36名 (会員総数78名)
議 事 1、平成19年度事業報告・承認
2、 同会計決算報告・承認
3、平成20年度」事業計画書の議決〜行事予定ページ掲載
4、 同会計予算書の議決
5、西川山岳会遭難対策活動マニュアルの議決
その他 新会員の紹介〜9名、休会又は退会〜5名
見出し〜朝日連峰登山道補修日暮沢〜竜門山コース〜
・・・ゴロビツ水場上・小学6年の大谷君はじめ総力で・・・
日 時: 2007年10月20日(土)〜21日(日)
場 所: 朝日連峰・・・日暮沢〜竜門山・コース
日暮沢〜ハナヌキ・コース
日 程: ****
10/6日(土)・・・西川町開発センター(6;30)〜大井沢温泉(7;00)〜日暮沢
避難小屋(7;50)〜補修作業〜ゴロビツ水場(10;00)〜補修
作業〜ゴロビツ頭(12;00)・・昼食・下山(12;20)〜日暮沢避
小屋(14;20)・・・芋煮会・泊
10/7日(日)・・・日暮沢避難小屋(8;00)〜補修作業〜竜門滝先(9;30)〜
竜門滝見学(9;50)〜日暮沢山避難小屋(10;30)〜大井沢
温泉入浴(11;00〜12;00)〜平三郎民宿(新蕎麦・昼食)
・・・解散
参加 者: 佐藤(仁)、柴田、佐藤(俊)、安達、木村(京)、駒沢、遠藤(敏)、
志田(勝)、荒谷、亀岡、森谷、石川、大谷(小6年)、渋谷
〜総勢14名
*10/20〜雨のち晴れ、排水溝作りや枯木渡し
大井沢温泉に朝7時集合であったが、寒河江市の大谷君が西川町開発センター駐車場で待つと
いう連絡を受け、合流し、6;30に西川開発センター出発。大井沢温泉でメンバーの点検、事前申し
込みの無かった柴田君を含め14名の有志で現地へ向かう。男性の11名が作業班、女性3名は「芋
煮会」準備班と役割分担。
日暮沢避難小屋に着くと、天気予報どうり小雨が降り出した。食糧や寝袋などの荷を小屋にデポ
し、雨具を着け、作業用具と昼食のみの軽装で出発。トグワ一丁を肩に乗せただけであったが、最初
の松峰急登は、少し辛く大汗をかいた。
登りあげ、平峰先のブナ樹林帯で小休止、此処から補修作業に入る。このコース2年目の作業
で、ゴロビツ水場まで昨年に補修済だが、一部を手直しをしながら登る。途中、見晴らし台で休憩し
コビル(朝食をまだ摂っていないメンバー)。
ゴロビツ水場で休憩をとらず、2年目の本格的補修作業となり、水吐け溝作りや泥濘への枯木
渡し・土嚢階段作りなどしながら登る。雨が時々強くなったが、登山道の雨水の流れが良くわかり
補修箇所やその水吐け溝の設置方法などの判断ができ、乾燥時に見逃しやすい必要補修箇所も
手抜かり無く補修できた。
ゴロビツ水場上の草地荒場の補修は、小学6年の大谷君はじめ総力で難儀したが、一冬雪に沈
み、来シーズンには快適な登山道になる筈だ。中段の大きな泥濘場所は、横たわる木の太根が邪
魔し水抜き溝作りに難儀したが、良く出来た。
今回の補修作業計画は、ゴロビツ頭上の鳥原山側が開けた平峰までで、12;00丁度に完了。少
戻り、頭の草地で昼食。雨も止み、辺りが暗い曇り空の中、下の日暮沢や大井沢集落にだけ陽が
射した幽玄な世界を眺めての昼食だが、ここは気温が低く寒い、早々に下山開始。
途中、石川君が「匂った所があったよ!!」という。早速、藪に入り探す、倒木に真っ白な「ブナ
ハリタケ」(実は渋谷の取り付け)が見事に、大量ゲット。降る道々匂いをとりながら、しかし、立ち木
の手の届かないモチカノカを見上げたものの、二度と「問屋は卸して」くれなかった。
小屋に先着のメンバーは、既にマグカップを手にしていた。芋煮も出来ており、欲深い柴田・荒
谷君の2人が藪に迷いだいぶ遅れて着いたが、全メンバー揃い、今日の労働成果を祝い自然水で
乾杯、。亀岡「芋煮鍋」や佐藤(恒)差し入れの木村「天然舞茸天婦羅」・持参の駒沢「庄内柿」、そ
れに仙台組持参の「蒲鉾」などをツマミに宴会へ切り替え。
次々と話題進むなか、突然、「木村天婦羅揚げ」を見ていた森谷君「ブナハリタケを天婦羅に揚
げよう!!」と身を乗りだし、「せっかく採ったんだから」と石川君が同調、木村(京)さんの指導を受
け2人で揚げはじめた。なんと、美味い「珍味」である。私には生まれて始めての食だが、アルコー
ルの勢でなく、実にう美味かった。「素人の発想の恐ろしさ」を知る。
大谷君と私は早めに就寝、他のメンバーは、貸切宿とあって、だいぶ遅くまで飲み・漫談が続い
たらしいが、詳細不明・・・・・。
*10/21〜小雨、日本一美味い「平三郎蕎麦」で満腹
6;00頃には、皆起床。湯を沸かしコーヒーを夫々の好みで飲む。昨夜の芋煮鍋残りに玉ウドン
を入の朝食、勢いで食べつくす。
小雨降りだが、8;00今日の予定である竜門滝先までの補修作業に出発。ほぼ平な登山道部
分であるが、泥濘の場所が多く、横への傾斜が無いため、水抜き溝作りに難儀する。しかし、昨日
の経験があり、順調に作業終了。
帰り、このコース始めてのメンバーのため、竜門滝の見学。早い時間に日暮沢避難小屋へ引
き返した。
朝、荷を車に詰め込んでいたし雨に濡れてもいたので、小屋での一服を割愛、大井沢温泉へ
帰る。ゆっくり体を暖め休憩。だが、予約の昼食時間まで間があり過ぎ、ロビーでの漫談も途切れ
気味、12;00丁度に移動。
平三郎民宿の2階には、テーブルに料理が据えられていた、「新蕎麦」だけを想像していた腹の
すいたメンバー、一瞬ため息、大根の「山葡萄漬」や太い「ワラビの1本漬」・「アケビ焼」・「ナメコお
ろし」・ナメコ汁汁」・・・などテーブルを彩り、さっそく手をつける。少し待つと、主役の日本一美味い
「ざる蕎麦」が出てきた、個々の盛りが少ないと思いきや、別の二つの大ザルが出てきた。その上、
「スス茸ご飯」のサービスに満腹。
腹が重く、横になり漫談の続きで賑わうなどでしばらく休憩。お互いを労い、来年の登山道補修
の約束を交しながら解散。
記 渋 谷
見出し 〜秋山合宿U・朝日連峰(小国〜大井沢)縦走〜
・・稜線は最盛の紅葉・笹薮のウツボ峰〜出合川降り・・
日 時: 2007年10月6(土)〜8日(月)
場 所: 大朝日岳(1870m)〜以東岳(1771m)
>>>>小国町・徳網(針生平登山口)〜大朝日岳〜竜門山〜以東岳〜
出合川〜天狗角力取山〜大井沢・原(南俣沢登山口)<<<<
夕暮れの平岩山(大朝日岳山頂から) |
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日 程: ****
10/6日(土)・・・西川町開発センター(5;30)〜針生平登山口(8:00)〜祝瓶分岐
(8:45)〜カクナラ小屋(9:12)〜蛇引清水(11:46)・昼食〜祝瓶
山分岐(13:26)〜平岩清水(14:23)〜平岩山山頂(14:50)〜
大朝日岳山頂(16:39)〜大朝日岳避難小屋(泊)
10/7日(日)・・・大朝日岳避難小屋(6:55)〜西朝日岳(8:10)〜竜門山避難小
屋小屋(9:20〜40)〜南寒江山(10:20)〜寒江山(10:40)〜北
寒江山(11:20)〜狐穴小屋・昼食(11:35〜12:00)〜中先峰(1
2:35)〜以東岳(14:00)〜ウツボ峰(14;50)〜名光山(16:36)
〜出合川(17:40)・幕営(泊)
10/8日(月)・・・出合川(7:10)〜天狗角力取山(小屋9:34〜10:00)〜竜ヶ池(1
1;00)〜焼峰(12;40)〜南俣沢出合着(13:40)
・・・大井沢温泉入浴〜西川町開発センター・・・解散
参加者; CL佐藤(辰) ・SL渋谷(会長)・荒谷・荒木(節)・五十嵐・有路・石川・
菊池・草g・渋谷(一)・・・・10名
*10/6〜快晴、心臓破りの「蛇清水峰」の急登、大朝日岳着は夕暮れ
朝5;30西川開発センター集合。帰りの車配車の都合で、直行班(第1班)と大井沢経由で車デポ
班(第2班)に別れて出発。第1班の渋谷会長・荒木(節)・五十嵐・有路・草gは、小国町へ向け直行、
第2班の佐藤(辰)・荒谷・石川・菊池・渋谷(一)は、大井沢経由で車デポ後、後を追うことになった。
(初日のコースタイムと記録は、第1班を中心。)
小国町で道を少し間違えたが、順調に徳網・針生平登山口(420m)に着。置き忘れた石川さんの
朝飯を車の下に隠し、重い共同食糧(2日分夜食)をほぼ3人のザックに詰め8時に出発。荒川右岸
進み5分とたたないで恐怖のつり橋渡りが待ち受けたが、無事クリア。緩やかなトチやブナ帯の道で
楽楽気分でと思いきや、さらに吊橋渡りが2回、しかも、足元丸太半本〈2つ割り)橋が、緊張と快感を
味わいながらクリア。
9;00過ぎ「カクナラ小屋」到着、小屋前のテーブルで男女3名が休んでいたが、キノコ採取目的
らしく、バケツにブナ針タケを水に浸していた。ご老体の人から「今から大朝日岳までは無理」との注
意と水場のアドバイスを受け、写真1枚を撮り、休まずに通過。
樹林帯と左に荒川の水音を感じながら、しばらく緩やかな道をキョロキョロしながら辿る、5mほど
道脇おくのブナ倒木にワカイ(ヒラタケ)、夕食材をゲット。この辺はまだ木々が色付いていない、今
年の紅葉は、やはり遅いのだろうか?。
大玉沢で最後のつり橋を渡り休憩、間食取る。10mほど先から北大玉山への急登が待っていた。
ヒメコ松ナラ峰を、是でもか々と喘ぎながら何とか頑張るが、蛇引清水(最高の湧き水)付近で、荷
の重さと自重で草gバテバテ!。此処で昼食。
もうひと登りすると、紅葉の潅木帯が開け、左沢向かいに「檜岩屋山〜袖朝日岳」の峰や右後方
に「祝瓶山」が展望、眼前に北大玉山が迫ってきた。ヤッツと緩やかな峰歩き、狭い岩場の紅葉が陽
に輝き素晴らしい。祝瓶山分岐付近からは、さらに紅葉が面に広がり素晴らしく、デジカメのシャッタ
ー何枚もきり、メンバー大満足。間もなく北大玉山頂(1468m)に着く、2人の登山者がガスコンロ等
をを開いて昼食をとっていた、祝瓶山からの登り針生平へ降るとのこと。
後続の第2班がすぐ後まで登って来ていると無線で確認、会長は、即時に登山道脇に共同食料
等のデポを決定、後続の若い屈強メンバーに託すことにする、(ごめんなさいね・・手をあわす)。満
面、赤や黄色に彩られた緩斜面を登りきると平岩山山頂(1609m)。先行の4名は、既に鞍部広場ま
降っていたが、私は後続が追いつかれた。
一旦、鞍部まで降り、2つのピークをクリア、大朝日岳の紅葉最盛期の西斜面や奥の中岳を観
ながら、既に山頂到着のメンバーもいるようだが、1人、14;50いよいよ本日最後の登りに取り掛か
る。立ち止まり一呼吸、後方に、今日歩いてきた道程と夕暮れの紅葉が映り癒される。しかし、大朝
日山頂までのガレ場は、疲れた足腰に容赦ない。仲間から遅れること30分、ようやく大朝日山頂に
(1870m)到着。
初めて、大朝日山頂から下界を見て感動!!(いつもガスってて)。しかし、メンバーは誰もいなく、
夕暮れが迫り、急がないと晩飯が・・・。NHK・TV放送で有名になった大場小屋管理人さんに早速慰
問品のイモ焼酎を手渡し、話を聞くと、「今日は、120名の宿泊者で混雑」とのこと。やむなく、万が一
持参したテントを小屋の敷地内に張らせてもらった。
時間は18時を回りだいぶ辺りは冷え込んできた。早速、夕食の準備、今晩のメニューは、途中採
ヒラタケや荷揚げした3種キノコふんだん入り「山形芋煮」、、水補給に行ってくれた石川・渋谷(一)さ
んのテント入りを待って乾パーイ!!、。明日長丁場もあるので今晩は控えめにと言ったのに、あま
り綺麗な満点の星と下界の夜景に、小屋から50mほど下り、他の宿泊者に迷惑をかぇまいよう無言
の2次会・・・・。(本日の行動時間 10時間)
*10/7〜曇り時々晴、闇夜の出合川渡り、キノコ・トン汁
かなり冷え込んだ朝、5時に起床、湯を沸かしジフィーズで朝食を取り、小屋前で記念写真を撮っ
たあと、早めの6;55に出発、以東岳をめざす。「今日は、以東小屋までだから大したことないな」と
鷹をくくっていたが、「もしかして以東小屋も満員だと、出合川まで下るぞ!」との会長の話にピンと
来ない私は、前日より過酷な行動を予期できなかった。
雲海に浮かぶ月山を遠望しながら快適に歩き出す、中岳を降り西朝日に登りきり、一服しようとし
たが陽か陰り風もあって寒く山頂先へ少し降りリックをおろす。紅葉の最盛期、なかなか陽が射さず
デジカメのシャッターチャンスが少なかったが、快適な峰歩きとなる。
9;20、 順調に竜門山避難小屋小屋(1688m)到着。小屋管理人の遠藤(博)さんがムシャムシャ
髭ニコニコ顔で迎えてくれた。昨日から泊まりの会員の富田さんも出迎えてくれ、軟水を配ってくれ、
さっそく乾杯!。昨夜の小屋宿泊は、60名で混雑したという。
ここで、明日から勤務のため日暮沢に降るという青年渋谷(一)君とお別れ、滞在時間20分で出
発、一路、次の目的である狐穴避難小屋小屋へ向かう。高山植物の花の季節も素晴らしいが、紅
葉の寒江山周辺はすばらしく、黄・赤・緑のコントラストは、油絵のよう、時々陽の射す秋の光に照
らされて眩しい。ただ、足元の道脇にさりげなく残り咲く紫色のマツムシソウや黄色のミヤマキンバ
イの花には秋の寂しさを感じさせる。
2時間ほどで狐穴避難小屋に到着。北寒江山(1658m)から無線を入れ、暖かいラーメンにて昼
食の計画だったが、無線がつながらず無念。小屋前に辿り着くと、小屋管理人安達さんと前日泊の
亀岡さんが笑顔で暖かく迎えてくれた。小屋前の木歩道をテーブルに行動食で昼食。慰問のイモ
焼酎を手渡し、滞在時間25分、2人に見送られ12時丁度にに出発する。
ガレ場が多い中、「中先峰」に登り着くと、ほぼ平らな登山道がクマササに腰まで被さり、足元確
認に難儀する、数年、刈り払いがなされていないようだった。その先小ピークを2つクリア、草地帯
の広い道脇で一服。金堀の岩場を通過、左手に以東岳避難小屋を確認しながらモクモクと、予定
時間前813;30)に以東岳山頂(1771m)到着。荷を降ろし、3名を留守番に置き、早速小屋管理人
の芳賀さんを慰問、やはり、今夜の小屋は予約のお客さんで満杯とのこと、予告通り??出合川
まで下ることに決定
もう7時間も歩いているのに、なぜか一部の方々は目がランランとしている。このコースは特別な
ひみつがありそうだ。以東岳を14;00に出発、ウツボ峰(1720m)で小休止。主稜線との別れとなる
が、会長から「手袋を着けろと」指示が出る。降ろうとすると道がない、らしき笹薮を会長の案内で
漕ぎ急降下する。
道なき道を降る
案の定登山道は刈払いされてなく、笹薮と雑木で足元が見えず、あちこちで「アハハア」と虚勢
の笑いをあげて転倒、みんな必死だ!!。楽楽の草地もあったが、降るほどにササ竹の背が胸ま
で伸び、潅木の枝が顔を打ち、平坦な峰歩きとんなり、やっとの思いで、16;30明光山(1242m)
に辿り着く。数年以上刈り払いされていないようだ。
秋の日は短い、少し空が曇っているため日暮が早そうだ。一息ついて明るいうちに出合川渡りを
目指し降り始める。薄暗くなった樹林帯は、笹薮は無いものの急峻、目ろみの「マエタケ」どころで
ない、ただ、幸い道脇下に見事な「ブナハリタケ」を発見、今夕食材にゲット。川音が近くなったころ
急坂道の地面が軟らかく足が取られ、滑り転倒続出、荷の重い佐藤(辰)横一回転、難儀して川岸
砂原到着とのこと。
私1人、一足遅れれ、出合川間近なところで、とうとうヘッドランプのお世話に、もう川原の仲間の
声は聞こえるのだが、倒木の所で、なかなかルートが見つからない、菊池さんのお迎えで、やっと
の思いで川原に出れた(ホッ)。靴を脱ぎ、杖とヘッドランプの明かりを頼りに、痺れるほど冷たい闇
の出合川渡り、会長の誘導で無事テント場(840m)に到着、皆と合流。
テントの前には、2袋のブナハリタケが・・・。山頂で目がランランとしていたのはこれだ!!(違う、
舞茸だ)、縦走最後の夜のディナーは、ブナハリタケ入りトン汁、背負ってきた自然水での乾杯に
続き、口一杯いにキノコ・トン汁を頬張れる至福のとき。今夜は、沢の水音を伴奏に、周りに気兼ね
せず、石川さんの「狸話」と荒木(節)さんの「月夜(ダケ)話」を魚に盛り上がり、大笑いが樹林帯を
とうりぬける。
早寝の人テント内に置き、外で焚き火を囲み二次会、今夜限りと軟水・硬水を全部出し大宴会に。
皆さん疲れた足から酔っ払い、転倒者続出、22;00時にお開き。
(本日の行動時間11時間、ギョ!!・・・。)
*10/8〜雨、「キジマイタケ」採取、全員無事下山
朝3;30頃から雨が降り始める、風も出てきた。昨日、ここまで降りての幕営は正解だった。5時
起床、残しておいたブナハリタケ入り餅・ラーメンで腹を満たし、小降り雨の中7;10に出発。
いきなりの急登、喘ぎながらしばらく登ると、お腹の具合が・・・、道脇の林に入りズボンを半分下
ろしながら草gはびっくり!。頭の上の倒木に「マイタケ」がどっさり付いているではないか!、もう
キジ打ちどころでなく、後を追って来た佐藤(辰)さんに手伝ってもらい大収穫!、「キジマイタケ」と
命名。今回、初めてのマイタケ採取に会長のびっくりする顔を想像しニタニタする。それからは、あ
ちこちキョロキョロ。先行グループは、ブナハリタケを採取したという。
やっと天狗角力取山(1376m)に着く、先行グループは、天狗山避難小屋の山田管理人の慰問(
山田管理人既に下山)やまだを終えた皆さん心配顔で待っていてくれた。おもむろに先程の「マイ
タケ」を披露!、一同「ウンが付いてる」と絶賛。
ここからは、南俣沢出合登山口まで一気に降り、竜ヶ池下の水場で昼食、途中、何箇所かでブ
ナハリタケやヒラタケを採取。だいぶ降り、下方に車道が見えてきたころ、突然いなくなった会長が、
帽子一杯にマイタケ(まだ若い)を抱えて現れる。こちらは、運でなく長年の経験と勘のようである。
長い緩斜面のバカ平を抜け、13;40南俣沢登山口に無事下山、お互い握手し無事を称え、採取
のキノコをお土産に分配。デポしていた新谷さんの車に乗りこむ。大井沢温泉までピストン輸送の
つもりだったが、次回輸送組が歩き始めたところ、前方に見覚えのある車がある。近づくとやはり狐
穴避難小屋から一足早く日暮沢登山口に降りた安達小屋管理人さんであった。偶然一緒に下山し
た方と2台の車で待っていてくれ、お言葉に甘えて、図々しく乗せてもらい、全員一緒に大井沢温泉
「湯ったり館」へ到着。3日間の汗を流し、西川開発センターへ、・・・解散。
タイム記録 荒木(節) 、 報告書記 くさなぎ
見出し〜一般公募月山紅葉登山清川小屋泊〜
・・・ドウタン街道まだ緑・大雪城上は草紅葉・・・
日 時: 2007年9月29日(土)〜30日(日)
場 所: 月山・・・岩根沢(把松登山口)〜清川行人小屋〜月山
〜志津(姥沢登山口)
参加 者: 一般6、朋友会(仙台)6、片倉家族4、渋谷、佐藤(辰)、遠藤(敏)、
安孫子、石川、荒木(節)、菊池 総勢23名
***サポート 荒木(富)、古沢〜車両回収等 ***
東沢コース(清川行人小屋〜大雪城)
29日(土) 色付くナナカマドやムシカリの実、ウサギダケをゲット
8;00水沢温泉発・・自動車・・8;50把松登山口〜10;30本道寺分岐点
〜清川分岐点〜12;00着・1270点・12;20発〜13;20清川分岐点〜
14;00清川行人小屋(泊)
帰りの都合があり、水沢温泉に集合。20名のメンバーなので、把松登山口までマイクロバスを予
定していたが、林道の「赤い屋根」先の土砂崩れがまだ補修されていなく、幅員せまいため、ワゴン
車等に分乗し出発。
登山口に置いた車は、明日回収することにし、予定時間前の8;50に登山開始。しかし、登山口周
辺は、まだ緑濃く、趣旨の紅葉登山になるのか不安となる。最初の急登を終えるころ、葉はまだまだ
だが、赤褐色のナナカマドやムシカリ(オオバカメノキ)の実が道脇の所々を染めてくれ安堵。
30分ほどしてドウタン峰へ、最初の小休止、ドウタンや楢の木などの樹間から月山や今夜の宿「清
川行人小屋」を展望できたが、やはり、ドウタンの葉は色ずいていない。ただ、矮曲の楢の木枝に「ウ
サギダケ」(ヤマブシダケ)を発見、有志が木登りしゲット。沢からの吹き上げ気流で涼しすぎ、早々に
歩き始める。
扇平(地蔵森山南面)をトラバースしていると、黄金色の寒河江市や天童・山形市方面の内陸平野
が眼下に広って遠望でき、「あそこが君の家では?」など会話を弾ませ通過。「熊の水場・池」を覗い
たり樹間遠くにチラホラする小屋を見ながら本道寺分岐点に到着、コビル(間食)休憩。
ここからは、しばらくブナの樹林帯、道脇に横たわる朽ちたブナの枝や枯根元に「サワタシ」た「ブ
ナハリタケ」などが見られるようになる。夕食の鍋料理用に一部ゲット。潅木帯や草地が多くなり、よく
刈り払いされた明るい地点で昼食休憩。山小屋に早く着きすぎそうで、ゆっくり長休憩。
万年雪コースや小屋が目の前に見えてきた頃、「お柴灯広場」に着くき一息つく、周りの潅木はや
や色着いている。此処からは、少し急な道、矮性の楢やブナ帯の峰歩きでキノコをゲット、さらに潅木
の覆い被さる少し掘割気味のトンネル道、疲れだした頃に清川行人小屋分岐点に到着、一安心。
力余る有志は、荷を置き、この先の万年雪コースの展望台(崩れ上)往復、ほかは、小休止の後
に湿原帯をトラバース、道草を食いながら予定時間を少しオーバーし、14;00に目的地の清川行人
小屋に到着。烏川コースを登った先発の片倉会員と家族が、薪ストーブに湯お沸かし、我々を迎えて
くれた。20人の部屋割りやパーテイ席のセットを終えた頃、展望台往復のメンバーも到着。
15;00過ぎた頃、今日の無事を祝い自然水で乾杯。山形「芋煮会」というより、道々ゲットしてきた
モタシやウサギダケなど大量豊かな「キノコ鍋」を囲での宴会となり、キノコ鍋ウドンで腹ごしらえ、21
;00前には全員就寝。
30日(日) 胎内岩で「生まれ変わる」、雲上の鳥海山を遠望
7;00清川行人小屋発・・東沢コース・・〜9;200大雪城下〜9;40胎内岩
〜10;20着・月山山頂神社・休憩昼食・11;00発〜11;40湯殿山分岐点
〜12;10リフト分岐点・・四谷川コース・・13;30着・姥沢駐車場・バス時間
待ち大休憩・15;10発・・バス・・16;00水沢温泉・・解散
** 自動車回収組・姥沢13;00発・・荒木(富)・・自動車把松登山口〜14;500
水沢温泉 (早組・古沢車・姥沢13;30発・・14;10水沢温泉)
、 朝起きの良い人が多く、5時には殆どのメンバーが起きてテーブルを囲み始め、湯沸しや湯のポッ
ト詰が始められた(姥沢のバス時間の都合でゆっくり計画であったが)。餅ラーメンでの朝食後、7;0
0頃の早い出発となった。
出がけは、曇り空だったが、天竺コース下の紅葉し始めた草地をトラバースする頃には青空も見え
てきた。潅木と笹帯の急登を過ぎ40分ほどで東沢草地、此処で最初の休憩。沢向には、まだ雪渓を
見ることが出来、後方下には、昨夜世話になった清川行人小屋の赤い屋根が見えた。
少し荒れた部分の道の刈り払いしながら登り、万年雪下から小屋へ降るという片倉会員と前後しな
がら進む。比較的ナダラカな登りとなり、だいぶ紅葉し始めたミヤマカエデやミネザクラなど低潅木帯
とスゲ類やイワイチョウなど草紅葉の草原が交互に続き、一方、濃い紫のオヤマリンドウや可憐なミ
ヤマリンドウなど夏の花も見ることが出来た。
大雪城下で大休憩、足元の草地には、たくさんの低木クロマメキが黒紫色に熟した実を結び、「自
然のブルーベリー」だと言いながら採取、食、甘酸っぱい味にしばし疲れを忘れた。雪解け後の大雪
城の岩ゴロ帯をクリア、胎内岩でしばらく遊び、少しの急登を登りきると、ほぼ平坦な風衝地帯が山
頂方向へ続く。チングルマやミヤマキンバイなどの紅葉が綺麗に広がる。
稜線に登山者の姿が見えてきた、10;20山頂へ到着。山頂の月山神社は、もう閉鎖され、境内
の石垣内部には自由に入れた。皆で登山の無事を願って参拝、石垣の北方奥に雲海に浮かぶ鳥海
山や眼下に広がる黄渇色の庄内平野を遠望、寒かったが外に出て昼食。
寒さに長居することなく下山開始、鍛冶小屋跡で、再度メンバー確認、降りは楽ラク、登りの個人
や団体の多くの登山者と交差、道を譲りながら「今日は、頑張って」と挨拶を交わす。しかし、メンバ
ーの子供達3名の大声に、相手の登山者達はビックリ、かえって迷惑だったかもしれない。湯殿山分
岐点下で休憩、気温もだいぶ高くなり快適。
トラバーコースを降る。リフト分岐点から四ツ谷川コースへ、此処で、把松登山口までの車回収
組を先行させる(迎えの荒木(富)さんと同行)。残りはゆったり下山、木歩道の終わり近くで時間調
整休憩、姥沢地区の水源地で水飲み休憩。
13;30には姥沢駐車場に到着してしまった。着くと同時に、かねて頼んでいた、古沢副会長の迎
えの車が目の前に現れる。遠い仙台から参加のメンバー4名が即乗車、水沢温泉へ、ここで分か
れる。地元の参加者は、バス時間まで待つ(約2時間)ことになり。「ロッジ・やつなみ」の営業看板と
食べ物メニュウー張り紙に気付く、甘くて熱い「おしるこ」特別注文、ベランダのテーブルでオシンコと
緑茶のサービスを受けバス待ち時間をすごす。
15;20発のバスに乗車、なんと、子供は全線無料という、オシルコ代とトントン、16;00頃に水沢
温泉着。温泉入浴の人とすぐ帰る人があり、温泉前で解散。迎えに来た父兄の車に子供達を見送り
無事に紅葉登山を終了。
記 渋 谷
見出し 〜夏山リベンジ・飯豊連峰(川入〜奥胎内)縦走〜
・・佐藤(辰)さんから重い荷物を横取りされてホット・・
日 時: 2007年9月21日(金)〜24日(月)
場 所: 大朝日岳(1870m)〜以東岳(1771m)
>>>>小国町・徳網(針生平登山口)〜大朝日岳〜竜門山〜以東岳〜
出合川〜天狗角力取山〜大井沢・原(南俣沢登山口)<<<<
日 時: 2007年9月14(木)〜17日(月)
場 所: 北岳(3192m)〜間ノ岳(3189.3m)
日 程: ****
9/21日(金)・・・大江道の駅(19:30)⇒胎内ヒュッテ(22:30)⇒川入
(翌2:00)車の外に銀マットを敷き仮眠
9/22日(土)・・・川入登山口(7:00)→小休止(7:30)→下五十里(8:00)→
中五十里(8:15)→上五十里(8:30)→笹平(9:20)→横峰
(9:50)→剣ガ峰(11:00)→三国小屋(11:30)→三国小屋
出発(12:50)→七森(12:40)→種蒔山(13:20)→切合小屋(13
:40)→草履塚(14:20)→姥権現(14:30)→御秘所(14:40)→本
山小屋(16:00・小屋泊)
9/23日(日)・・・本山小屋(5:25)→飯豊本山山頂(5:40)→駒形山(6:05)→玄
山道分岐(6:20)→御西岳(6:45)→御西小屋(6:50)→大日岳
(8:00)→御西小屋(9:10)→天狗ノ庭(9:50)→御手洗池(10:30)
→烏帽子岳(11:30)→梅花皮岳(12:00) →梅花皮小屋(12:
30) →梅花皮小屋出発(12:50)→北股岳(13:14) →門内岳
(14:05)→門内小屋(14:15)→胎内山(14:32)→地神山(15:00)
→地神北峰(15:20)→頼母木山(15:44)→頼母木小屋(16:05
・小屋泊)
9/24日(月)・・・頼母木小屋(5:55)→大石山(6:23)→鉾立峰(7:00)→杁差岳(
7:30)→鉾立峰(8:09)→大石山(8:40)→滝見場(10:00)→姫子
ノ松(10:45)→足ノ松尾根峰登山口(11:20)→奥胎内ヒュッテ(
12:10)奥胎内ヒュッテで入浴、昼食
・・・ここから川入へ車を回収に行く・・・解散
参加者; 佐藤(辰)。五十嵐、荒木(節)・・・3名
新会員の荒木(節)です。この度(初回)飯豊連峰縦走に参加させていただいてありがとうござい
ました。大きな荷物を背負って、あの飯豊山縦走と知らされてまたドキドキでした。
決まった以上、行くしかないと決意。登山開始間もなく、ぎっしりと荷物が肩に食い込んで、かな
り足取りが遅くなって、見るに見かねてのことか、佐藤(辰)さんから重い荷物を横取りされてホッ
とした。それからは、何とか頑張って、二人に助けてもらいながら、初めての縦走コースをクリアで
きて満足しています。
飯豊山は、確かに奥が深く、ずっしりとおおきいけれど、それを縦走できた私も山からのパワー
を受けて、ひと回り気持ちも大きくなったような気がします。もっともっとたくさん食べて体力の方も
徐々に付けていかねばと今は考えております。これからも何かと助けられながら、よろしくお願い
します。
記 平成19年9月25日 荒木(節)
見出し 〜秋山合宿T・南ア・北岳〜間ノ岳縦走〜
・・雲海に浮かぶ富士山・ガス吹き上げるバットレス・・
〜天候に恵まれた3日間・つらい梯子登り〜
北岳山頂下の間ノ岳分岐点でオールキャスト記念撮影
日 時: 2007年9月14(木)〜17日(月)
場 所: 北岳(3192m)〜間ノ岳(3189.3m)
日 程: ****
9/14日(金)・・・19;00寒河江市文化センター〜山形自動車道(寒河江IC)→東
北自動車道→首都高速→中央自動車道→中部横断自動車道(
白根IC)〜翌2;30芦安駐車場(市営)着・・・仮眠
9/15日(土)・・・5;10芦安駐車場・・バス・・6;10着・広河原駐車場・6;30発〜
9;10着大樺沢二俣(大休憩)・9;40発〜12;20八本歯のコル
〜13;00北岳・北岳山荘分岐〜14;10着・北岳山荘(幕営・泊)
9/16日(日)・・・***4;00北岳山荘〜6;00間ノ岳山頂〜7;00着・北岳山荘
8;20北岳山荘〜9;45北岳山頂〜10;20北岳肩ノ小屋〜12;
20白根御池小屋〜14;30広河原山荘・・・16;00広河原駐車場
・・・バス・・・17;10着・芦安駐車場(温泉入浴・幕営泊)
9/17日(月)・・・6;50