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001 山行報告(H14/1/1〜6/30) 



001  会公式行事のダイジェスト報告です。(H14/1/1〜H14/6/30)

   月山夏山開き

       
前泊組 岩根沢登山口〜清川行人小屋(泊)〜東沢〜月山(当日組に合流)〜姥沢小屋
         日時:平成14年6月30日〜7月1日
         参加者:会長、柴田、宇野、山田

       
当日組 姥沢〜牛首〜月山〜姥沢小屋
         参加者:西川山岳会会員、板坂教室生徒、大江町・朝日町・西川町関係者
              大井沢
菊ちゃん班、月山観光開発KK等 総勢40名

       当日組行程
         7月1日朝7時半、西川町開発センターよりマイクロバス等に分乗し出発。
         姥沢リフト下駅で参加者確認、雨とガスの中牛首までの雪渓をすべったり、転んだり
        しながら登り 11時10分過ぎ山頂で前泊組と合流、以下は前泊組報告に同じ。


       前泊組報告

        6月30日
          岩根沢集落より正伝坊のご主人に林道終点の登山道口まで車で送っていただき、 8時47分
         登山開始。
          今回 清川行人小屋までは、烏川渡渉のコースより距離約2倍の
         尾根コースを選び今晩のメーンデッシュ(タケノコ山菜鍋)の材料採取しながら のんびりと歩く。
          本道寺からの合流点でナラタケGET、その先30分で行者ニンニクGET、 竜門小屋の遠藤さん
         と無線連絡後、旧のろし場手前の雪渓で昼食(今回は遠藤・辰彦両氏が居ないので健全に月山水
         一本づついただく)、食事終了時に単独のカメラマンが登って来たが ここから戻るとのこと、山頂
         まで会った ただ一人の人間。

行者ニンニクに囲まれて一服 タケノコの側にきぬがさそう
めずらしいウズラハハクサンチドリ
咲き初めの水芭蕉


          再び山菜タイム うど、ドホイナ(クワダイ)、しげんからまつ、アマドコロ、シオデをGET・GOT・
         GOTTEN、フィナーレは太ーいタケノコ。
          小屋までの横道に入り一面のキヌガサソウ、可憐なウズラバハクサンチドリに出会う、小屋手前
         には本物の月山水が大量に流れており飲み放題。
          小屋は2階建ての大小屋で装備・設備は月山・朝日連峰で最高の小屋ただ手入れがちょっと
         だけ悪いが問題外。
          早速ひろーーい部屋で山菜のおしたしで乾杯、山菜・タケノコ・きのこ・鶏肉・豆腐・油揚げ入りミソ味
         鍋を突っつき、盛りウドンで閉める。 ・・・就寝・・・

小屋前は一年分の薪の山 薪ストーブでタケノコ鍋 うめー 会長得意の山菜おしたし三昧 薪くべ女


        7月1日
          残りの鍋で煮込みうどんを作り朝食(うめー)、ちょっとだけ月山関係水をいただく。
          清掃後、8時ちょうど小屋出発。

          今日のコースはこの夏、刈り払い整備予定の東沢コースの下見と、同行者にコース教授を兼ね、
         やぶこき道を登り始める。

小屋前での記念写真 いよいよ雪渓登り 危険なテンジクコースの雪渓 整備される東沢コース

          ひどいやぶを抜けると いきなりの大雪渓 この辺りから朝見えた山頂付近も霧雨に包まれ視界が悪い
         さすがに遭難多数のこの辺り、ただ会長の指示に従うだけ はるか先に有るであろう夏道までカルガモ
         の親子状態 ・・・そっちゃいぐな、こっちゃこ・・・
          ちょっと迷走ぎみだったが、判断良く無事 胎内岩到着、 途中なにがなんだか判らない 宇野さんは、
         次から次とリックからお菓子を出しみんなに勧める、あきれながら貰って食う。
          柴田さんがもっと子供が欲しいようで胎内岩くぐりを行い
カアチャンの安産祈願を行い山頂向けて出発 
         今年は低温のため残雪が多くしばらく雪渓を歩きやっと夏道の出る、
          後は会長の高山植物講義を受けながら天気は悪いがルンルン気分種類が多く何回教えられてもすぐ
         忘れるので、会長にばかにされる。

雪渓から振り返る清川行人小屋 これよりいよいよ万年雪へ 山頂界隈は黒百合のお花畑 鍛冶小屋下のエゾツガザクラ


          11時前、雨とモヤの山頂到着 黒澤さん、ゴリラの誉田さん出迎えてくれ一緒に神社お参りし 鍛冶
         小屋へ逃げ込む途中次々と当日組の仲間と出合い合流しお祭り気分。

          辰彦さんが神事に参加中、残りは鍛冶小屋2階で早めの直会、盛り上がったころ 姥沢小屋での2回目
         の直会が有ると聞き1時15分鍛冶小屋後に姥沢小屋めがけ  レッツゴー。

姥沢小屋での直会風景 写真はこれ一枚きり

          姥沢小屋では、鍋、酢豚、フライ、漬物、タケノコご飯、その他食いきれないほどの料理が 並び、
         ・・気分は最高・・  3時終了 マイクロバスにゆられ間沢到着 全員解散。
          その後、会長と岩根沢 正伝坊までお礼と車回収に行き今回の山行終了となりました。

       感想: 視界不良の清川行人小屋と山頂間は圧倒する残雪と万年雪で経験と勘の世界でした、
           ある程度の人は登りは何とかなると思いますが下山ルートとして一般登山者には難しい
           コースです、コースが整備されるまでは会長が同行できない場合、柴田・宇野・山田に
           案内を頼みましょう!!!。   
もがみ か がっさんに乗れるチャンスです。
                                                           記 山田


   竜門小屋 小屋番報告

       日時:H14年6月29日〜30日
       小屋番: 遠藤、ノビタ

         小屋番より竜門の新小屋工事状況写真が届きました。

ヘリコプターによる資材荷上げ風景 新小屋鉄骨 骨組  夕日に浮かぶ寒江山



   朝日連峰夏山開き

       
西川山岳会本隊 古寺鉱泉〜大朝日岳(大朝日小屋泊)〜朝日嶽神社〜古寺鉱泉
            参加者:会長、佐藤(栄)夫妻、遠藤+友人2名、佐藤(仁)、柴田、関、板坂(妻)、
                 山形の一般参加(阿倍、五十嵐)、山田

       
板坂隊 大鳥〜以東岳(以東小屋泊)〜寒江山〜竜門山〜大朝日岳にて本隊に合流
            参加者:板坂、板坂教室2名

       
成毛隊 バカ平〜天狗角力取山〜寒江山〜大朝日岳(大朝日小屋泊)〜小朝日岳〜古寺鉱泉
            参加者:成毛、山田(山大生)、二日目、関同行

       
佐藤(辰)単独 日暮沢〜竜門山(新小屋工事視察)〜大朝日岳にて本隊に合流

       
夏山開き当日参加隊 ブナ峠〜朝日嶽神社〜ブナ峠
            参加者:志田前会長、木村夫妻、土田、志田(菊)、荒木(久)+友人2名、宇野+友人3名、
                 板坂教室5名

       本隊報告
         H15年6月15日(土)
            大朝日小屋集合予定20名分の共同食糧及び月山水3ケース、軟水、硬水等を
           ノビタ君は祖父の病気により見送りだけで登山中止のため、山形からのお客様含め
           本隊6名の男どもで担ぎ上げる事になりのっけからがっくり。

            先行した佐藤(栄)夫妻、関以外、本隊は会長を先頭に朝8時 古寺鉱泉出発。
           風が無く蒸し暑いものの、幸いお天道様は雲の中、会長が女性陣のペースに合わせ
           午後3時大朝日小屋到着予定としたのでスローペースで休憩が多く疲れは無い。
           途中、古寺鉱泉の佐藤さん、大朝日小屋の大場さんが登山道整備作業中で挨拶を
           交わし、11時40分古寺山と小朝日の鞍部雪渓上で昼食さっそく荷を少しでも軽くするため
           月山水の処分にかかる(すでに何度か処分している)。

古寺鉱泉からの登り始め 古寺山と小朝日の鞍部での昼食 小朝日山頂で月山水片手にほほえむ遠藤隊員 熊越の会長と山形から来た五十嵐、安部の両氏


            昼食後 柴田、佐藤(仁)は小朝日の巻き道へ残りは小朝日山頂目指し行動開始。
           小朝日までは東北電力ご一行と話しながら、難なく到着さらに荷の処分。
           小朝日から大朝日小屋までは、女性陣のサポートを遠藤さんにまかせそれぞれの
           ペースで午後3時前後に本隊全員小屋到着。

ガスにかすむY字雪渓 雪渓を背景に岳樺 銀玉水上部雪渓の登り


             
[今年の大朝日は残雪が少なく銀玉水までは満開のハクサンチドリ、二部咲きの
              姫小百合、 山頂付近にはイワカガミ、ミヤマウスユキ草などが咲き誇ってます。
              水場は銀玉水は定位置、金玉水は雪渓に埋もれて50m位小屋よりの雪渓の際
              で水が取れました。]

今が最盛期のハクサンチドリ 開花に備えるヒメサユリ 山頂付近のイワカガミ 小屋付近 ところ狭しのミヤマウスユキソウ


            先行した佐藤(栄)夫妻が20名分のスペースを確保してあり早速宴会の準備にかかる、
           3時半過ぎ別働の板坂隊、成毛隊、途中成毛隊に合流した佐藤(辰)全員無事小屋集合
           タケノコ汁・焼肉・月山水・軟水・硬水・中間水その他各自持参のおつまみで毎度の状態
           宴も進み小屋管理の大場さん、東北電力ご一行との合同宴会になりそれぞれ飲み疲れ
           かってにご就眠。

たけのこ汁 準備中 待ちに待った月山水での乾杯
月山水で盛り上がる宴会
若き乙女にくっつく会長


         6月16日(日)
            朝未明起床天気は上々、朝食のラーメンをつまみにきつけの一杯、 7時出発とし大朝日
           に登る者、時間を惜しんでぎりぎりまで小屋で飲む者さまざま、部屋の清掃後小屋前で記念
           撮影 予定通り7時朝日嶽神社向け出発。

大朝日岳山頂で万歳
鳥原山山頂から大朝日岳見てる参加者
いざ 鳥原小屋へ出発だ 小朝日岳山頂での記念写真


            連峰全体を展望しながら銀玉水で喉を潤おし、ハクサンチドリ(満開)・姫小百合(二部咲き)
           の咲く尾根を歩き、小朝日山頂で古寺鉱泉に下りる成毛隊と分かれ鳥原までの一本道。
           途中、小朝日岳下りの雪渓で先頭の若干1名 雪渓の雪で作るカキ氷のことを考え横見歩行
           
・・・思わずスリップそして滑落視界から消える・・・ 後続は唖然 数秒後、15mしたの笹薮に
           引っ掛かり擦り傷だけで事無きをえる。
            数分後、
本人待望のカキ氷をぱくつき あっけらかん(本人の希望により名前は伏せます)。
           《この時会長は行事のため小朝日より先行して出発しており鳥原で会員の不注意をきつく
           指導されました、 皆さん不慣れな同行者にはサポートを忘れないよう注意しましょう。》

朝日嶽神社での夏山安全祈願祭
神主姿の菊宏さん


            11時 当日隊の待つ鳥原小屋に全員到着、11時半より厳粛な朝日嶽神社での夏山開き
           安全祈願祭に参加 西川山岳会も渋谷会長が玉ぐし奉天を行い会員の安全登山を祈願した。
            12時より当日隊 稲葉さん他が採ってきたタケノコ汁で昼食兼宴会、ワラビ漬け、サクランボ、
           その他漬物等、差し入れ豊富で大満足の宴会でした。
           午後1時半 昼食会終了 山岳会本隊を最後にそれぞれの登山口へ向け下山開始。
           午後2時半 本隊は古寺鉱泉到着、鉱泉旅館で風呂に入り反省会の後、解散。

         感想:  今回の夏山開き登山はG・Wの集中登山に続く第二段の集中登山となり充実した
              会行事となりました、しかしながら春先に会長の訓示にあった のべつ幕なし飲む
              西川山岳会気風は一向に改善されません、道中所かまわず飲む後景を大勢の人に
              目撃されており、のんべ山岳会の称号は今年も健在でした 
・・こっぱずがしー・・

                                                         記  山田

   焼石岳ファミリー登山

       日 時:    平成14年5月26日
       メンバー    富田とその妻 富田家近所の今野かづ子さんとその長男の健一くんとその
                婚約者ゆかりさん。 古川在住の岩崎さん。の計6名

      おばんです。 富田です。
        5月26日(日)焼石岳に行ってきました。写真はまだ現像してません。(アナログの為)
       一応山行報告いたします。

        朝6時2台に分乗して出発 女性3名参加のため途中トイレ休憩が長い・・・ 中沼登山口8時
       到着なんといつの間にか登山口にりっぱなトイレが出来ていた。2年ぶりにきたがびっくり。
         雨ぎみの天気を恨みながら 歩きはじめる。 登山口では水芭蕉が巨大な葉っぱだけになっ
       ていた、  中沼に着いても焼石岳はガスの中で見えないが雨はぱらぱら程度で天気は回復傾向
       と判断し先を急ぐ、 中沼 上沼は水芭蕉とリュウキンカか咲いてて綺麗でした、白根葵も雨に
       うたれ下を向いてたけど一杯咲いてました。
        上沼を過ぎると雪渓が現れいつ沢に落ちてもおかしくない道を登ると銀明水です、銀明水非難
       小屋も朝日同様に新築で沢水を利用した水洗トイレでした、関係者が水源の開放の為雪を掘っ
       ていました。 

何か指差す冨田さん 焼石岳の雪渓  カメラがおんぼろ日付が違う


         登るにつれガスも上に上がってきて視界は良好です。雪渓の急坂で初体験の2人(岩崎、
        ゆかり)は 
きゃー きゃー言いながらも登りきり 最後の頂上直下の坂へ なんとガスもいっしょ
        に上がり 景色はまずまず、登り始めて3時間40分無事全員登頂。
         風があった為風をさけてシートを広げ 自然水で乾杯。雪渓 雪解け水でグッチョリでも乾杯
        の自然水はやっぱりうまい。 
今度は朝日へ連れてってと言うゆかりさん(25歳)に婚約者
        健一さんは思わず 俺もと力ない声 はたしてこの2人は結婚してからも登るか?と思った少し
        変わった山行をしてきました。

                                              記 富田


   黒伏山南壁登攀


       日 時:    平成14年5月18日から5月19日
       メンバー;   山田(学生)・松澤・関・成毛

      成毛です。
       先週の黒伏山、土曜日雨に降られましたので日曜日に変更で行ってきました。

        土曜夕方に、柳沢小屋に集合、山田君得意のキムチ鍋にて、天気祭りをおこない明日に
       そなえました。
        ねむいながらも3時起床、天気予報どおり夜半からは雨は上がったのですが、外に出てみると、
       どんよりとした曇り空。
        取り付き到着5時35分、壁を見上げると中央ルンゼからは前日の雨が滝のごとく降り注いで
       ました。 本日の予定は通奏低音ルートなので、そちらにいってみると、水は流れていないものの、
       壁は濡れ濡れの状態、若干躊躇したものの、天候が良くなるのを期待して、準備をして、6時15分
       登攀開始(2パーティーに分かれる)。
        
1P目 山田 ブッシュがあるもの濡れていて苦戦の模様
        
2P目 成毛 前回乾いた状態でも難しかった記憶どおり、濡れている分やっぱりむずかし今回も
       ここでハンドジャムにて
血をみてしまった
        
3P目 山田 人口であるが、ボルトがやけに遠い。山田の身長をもってしても届かな い。 そのうえ
       岩が濡れていてスメアリングが効かないときている、悪戦苦闘しながら何とか切り抜ける。
        
4P目 成毛 人口で8m上がったところで、正規の4P目の終了点、あと1Pで終わりであったが、
       ここで終了11時30分。      12:10分取り付き点

1P目を登る成毛 長いリーチで苦しむ山田


       感想
       今シーズン初の黒伏山、壁が濡れていた事と、体が人口なれしていないこともあって、 難しさが
      倍増でした。人口をもっと練習して、自然なかたちで人口が出来るようにならなければとおもった次第
      です。   いや〜 疲れました。
                                             記 成毛

   穂高岳登山(GW前期)

       日時:2002年4月26日から5月1日
       メンバー 縦走班  宗像・関
              登攀   成毛・山田

        26日(金)19時くらいに白石より出発。車中いつもどおり月山水と夕飯をとる。
        長野行きの車は、期待いっぱいの4人で楽しく盛り上がった。沢渡駐車場に思ったより早く
       着き、テントと車に2人づつ分かれて十分仮眠をとる。
        テントの登攀二人は少し寒かったようだが。明日もゆっくり出発ということで、こんなに初日
       から眠れるのはとてもうれしかった。

        27日(土)朝早くから出発する人を無視して7時近くまで熟睡する。
        でも起こしに来たのはやっぱり成毛さん。タクシーを使い上高地まで行く。
        そこにはみそじの遊佐さん・大山さん・田崎さん他3人がいた。遊佐さんとは月山・肘折スキー
       ツアーで一緒だったので2週間ぶりだった。みそじの方々が先に出発。私達も8時50分に出発する。
        河童橋で使用前写真を撮り、 登攀組みは岳沢から南稜向かい、我達縦走班は涸沢に向けて歩き出す。
        明神・徳沢は快適な歩きで、まもなく横尾に着きお昼をとる。
        ここから涸沢までがなかなか長い道のりだ。1時間くらい林道を歩き、まもなく本格的な雪渓歩きに
       なる。ひたすら登り続ける。 大きな右カーブを過ぎるとようやく涸沢ヒュッテの屋根が見え鯉のぼりが
       たっていた。
        「なんだぁすぐだっ!」と思ったが、そこからも遠かった。なかなかたどりつけず、他のパーティも苦労
       しているように見えた。15時40分ようやくテント村に着く。遊佐さんが隣に張るようすすめてくれて、
       そこにテントを張る。

河童橋と奥穂高岳
河童橋での記念撮影
北穂高
涸沢からの前穂高岳

                              画面をクリックして下さい


        28日(日)遊佐さん・三島さん・私の3人で、北穂高岳東稜ルートに行くことにする。
        ハーネス・ヘルメットなしでも大丈夫ということで、幸運にもご一緒させてもらった。
        遊佐さんには借りがいっぱいある・・・。借りのある人は数え切れないか?
       7時45分出発。稜線までの急な雪渓が少し怖かったが、なんとかついていけた。
       東稜ルートは1ヶ所ザイルが必要であったが後は快適な稜線歩きだった、眺望が良くお天気も良かった
       のでとても爽快だった。南稜の雪渓を登っている人がありのようだった。

        29日(月)縦走班二人涸沢を登り、私は奥穂高岳、宗像さんは涸沢岳に向かう。
        朝5時30分ころテントを出発。各自のペースにて8時前後に穂高岳山荘に着く。
        その間ヘリが何度もこの山荘にやってきた。奥穂高に向かった私だが、一人だったので緊張して登った。
        40分くらいで奥穂高の山頂に着き、西穂高や槍をしみじみ眺めた。
         午前中に登攀二人も涸沢に戻り、まもなく私達もテントに着いた。予定を変更し本日中に徳沢の芝生
        に寝よう・・・ということで、テント撤収しのんびりと徳沢へ向かう。芝生の上はやはり暖かい。皆熟睡。

         30日(火)雨に降られるが、徳沢より帰路に着く。途中大町のソースカツ丼とおやきを食べる。しあわせ・・・。
       山頂の笑顔とまた違った笑顔。お天気に恵まれた楽しい山行でした。
                                               記  関

    富田さんの日光白根登山(GW前期)
       日時:平成14年4月28日 晴れ
        参加者:富田夫妻、奥さんの友人今野かづ子さんの3名

       4月27日夜10時まで仕事、家で遅い晩飯食べながら準備開始、翌朝28日4時三名で
      いざ出発。
       白根山菅沼登山口8時40分到着、準備も早々に9時10分登山開始。
       雪は少ないと言いながらも登山口から雪道で、30分も歩くといきなりの急坂でしかも
      ゴロゴロと落石地帯があり、上部に注意しながら、ぐんぐんと高度をかせいで行く、思った
      以上の急斜度に同行の2名は話が違うと文句たらたら、しかしさほど危険な場所もなく11時
      弥陀が池到着すると ごつごつした白根山頂が青い空にぽっかりと姿をあらわした。
       そこからは 山頂を見ながらがんがん登るが、同行の今野さんが少し足の筋肉痛で遅れ
      はじめる、 なんとか山頂直下まで雪渓を登り詰め四方を眺めると なんという景色かと思う
      程の 絶景 だった。 風も暖かく12時30分頂上着。
      のんびりとビールをあけ昼寝したら2時で頂上には我々以外の人影は無く少々あせりながら
      下山、 菅沼登山口4時到着。
       その晩は中善寺湖畔の民宿に泊まり、 29日はゆっくりと観光と楽しみ帰宅した。
      日光白根山は初めて登ったのですが頂上が少し鳥海山に似た好い山でした。 同行の
      今野さんは雪道二回目で少々不安でしたが、しっかりくせになってしまったようです。 
       7月には朝日に行くと言っております。
                                                   記 富田

    月山〜肘折ツアースキー
        平成14年4月13日〜14日 晴れ
        参加者:遠藤、柴田、関、のびた、ユセ(ミソジ)、山田  
              二日目、蒲生氏(長井市)同行

        西川町開発センター7時半集合、いきなり予定外の関さん登場先行き不安・・・
        9時丁度月山リフト終点、月山山頂目指し歩く、牛首より天気は良いものの風が強く
       ヒーヒー言いながら11時35分山頂到着、
木村さんご夫妻がビールを差し入れにわざ
       わざ山頂まで見送りに来てくれて最初の乾杯(この後乾杯が最後まで続く)。
        いよいよ、20Kmダウンヒルの始まり、大雪城下で昼飯、若干1名なかなか降りて来
       ない、月山への登りシールを着け登ったが、外したとたん、滑りが悪い、滑りがシール
       着装の様でなかなか来ない、やっと到着調べたら
スキー一面シール用糊べったり、本人
       は補強糊をシールに塗った様だが、スキー一面糊だらけ、ツアー中止の状態
       だったが、全員で糊落とし、今後の勉強になった (
お返しは未だ無い)。

        それからは柴田さんを先頭に上手、下手それぞれマイペースで気持ちよく夏道沿いに
       14時立谷沢川河床まで一気に滑降する、河床付近で小雨が来る雨具をはおり、念仏ケ
       原へと沢を登る、念仏ケ原小屋に入れることを期待しながら、15時15分に小屋到着。
        先行パーティーが入り口掘り起したため
難なく小屋入室ラッキー、宴会場設営後早速
       大宴会、大酒飲みの遠藤さんが、缶ビール(500cc)5本位しか飲めず、調子悪そう
       牛鍋で盛り上がり何時寝たか覚えてない。

月山への登り
月山山頂バックに鳥海山
問題の関さん華麗なすべり
念仏ケ原小屋 出入りは二階

                                画面をクリックして下さい

        翌朝4時半、遠藤さんが調子が戻りビール、ビールと、わめきたてる、また宴会。
        7時10分小屋出発、天気も良好小岳目指し快調な滑り、月山の眺めが最高、8時丁度
       小岳到着(この日から単独の長井の
蒲生氏が同行する)一杯飲み、また滑降開始。
        途中休憩のたびビール飲みながら11時10分大森山到着、最後の宴会、ビール、
       ウィスキーのお湯割り、残った酒全部飲む(蒲生さんあきれ、つられて飲む)。

        13時10分地熱発電所側の林道、板坂さんのデポしてくれた車到着、ツアー
       の終了、後は
板坂家族、遠藤さんの奥さん、わざわざ宮城県から西川まで
       回送に来てくれた
富田さんの待つ温泉に向かい、風呂入り最後の宴会で
       大満足の月山・肘折スキーツアーでした。

        最後に月山からの車の回収、肘折までの迎え皆さん、それと月山山頂まで
       ビール運んでくれた木村ご夫妻ありがとうございました。

   日光白根山登山
        平成14年4月5日〜6日 登山日は晴れ
        参加者:遠藤、のびた、松澤

        4月5日
          9時遠藤宅出発
          日光湯元着 午前0時30分 テントを張って軽く飲んで 明日に備えて就寝。
        4月6日
          5時起床外に出ると朝焼けで空がピンクに染まっていた。
          早速 朝飯を食べ準備をして出発。
          気温が低く 天気もいいので朝日を浴びながらスキー場をゆっくり登りリフト終点
         で一休みして夏道と分れ 五色沢へ入っていく。
          15年前 雪崩で10人が巻き込まれて3人が帰らぬ人となった それ以来毎年
         白根山を訪れている。
          しかし 現場に入れたのは 今回を含め4回である、複雑な気持ちを胸にウィスキー
         を手向け  アイゼンをつけて登りだす。
          アイゼンを蹴りこみふくらはぎがパンパンになりながら 10m登っては休憩の連続で
         なかなか稜線が近づかない、 それでも直登のため高度はぐんぐん上がっていく。
          最後の急登を右にトラバース気味に登っていくと いきなり前白根山の山頂に飛び出た。
          目の前に奥白根山が どーんと聳え見事であった。
          非難小屋まで150mほど一気に下って大休止を取り 一般登山道と別れ 南東稜
         へと向かう、メンバーがメンバーなのでザイルもハーネスも持ってきてない。
          簡単なバリエーションルートではあるがルンルンで愉しめるルートである。
          取り付きから凍った草付にピッケルを打ち込みながら登り 岩稜通しに登っていく。
          両側の切れ落ちた雪稜や10m程度の3級クライムを過ぎると、いきなりピークに出て
         尾瀬の至仏山 ひうち岳が真っ白な山頂を見せてくれた。
          山頂でウィスキーで乾杯。 のんびりして下山。
          雪原を一気に滑り降り湯元で温泉に入り 当然 ビールで乾杯、帰宅。

華麗なる岩登り
白根山頂での記念写真
画面をクリックして下さい


      大井沢湯豆腐セミナーと竜ケ岳スキー登山)
        平成14年3月30日〜31日 登山日は晴れ
        大井沢豆腐セミナー参加者:志田前会長、志田(菊)、成毛、富田、宇野、布施(美)
                          ゴリラ夫妻(総勢22名)
        大井沢豆腐セミナーと竜ケ岳スキー登山参加者:渋谷会長、板坂、遠藤、佐藤(俊)、
                          柴田、関、佐藤(仁)、木村夫妻、片倉、佐藤(辰)、
                          菅原(NHK)、芦野、山田(総勢14名)

        HPご覧の会員以外の皆様へ
       大井沢豆腐セミナーとは、大井沢地区だけで大昔から作られている最高に、美味い
       大井沢豆腐の他、大井沢の秘伝豆で作った秘伝緑色の豆腐を食い伝統の
       味わい堪能する湯豆腐セミナーです、都会の金持ちが金出しても絶対食えない
       (100万円も出せば食えるかも?金持ちは大井沢に来てけらしゃい)豆腐です。

        30日土曜日午後5時前大井沢セミナーハウスに到着するとハウスにはすでに
       部屋にはストーブ、囲炉裏には炭火が用意されており準備万端の状態。
       (大井沢豆腐30丁、秘伝豆豆腐10丁)

        予定通り5時より6,7名で宴会開始、まもなく次々と参加者が到着、時間と伴に
       どんどん盛り上がる、秘伝豆の豆腐は早い時間の者だけがさっさと平らげ、遅い
       人はありつけなっかた、ビール・日本酒・ワイン・中国酒らしき酒・なんだか分かんない
       酒等
差し入れの酒と料理が多く飲みきれない量に見えた。

        夜も更けビールならいくらでも飲む底なしの遠藤・佐藤(辰)、芦野がいたのが計算
       違いでビールが最初に無くなる、無くても飲みたい3名は夜の大井沢地区へビール
       無心に出かける、その後どうなったか定かではない。

        それぞれ、かってにシュラフで寝る者、夜通し飲む者、3時・4時に起きてまた飲む者
       日ごろのストレスを酒ではらす会員諸氏、竜ヶ岳スキー登山が心配になってくる。

        朝から残りの酒でまた宴会、朝飯はひっぱりウドンでつつましく8時セミナー終了。

盛り上がる宴会
セミナーハウスの囲炉裏端

                              画面をクリックして下さい

        登山参加者14名は大井沢川南俣出合い駐車場へ9時つぼ足の板坂さん以外13名は
       山スキーを履きいざ出発、半分くらいの人は飲みすぎた水が飲みてえとかギャーギャー
       騒ぎながら竜ケ岳北東壁の最後の急斜面まで全員無事到着ところが、昨晩消息定か
       でない佐藤(辰)さんが昨日の酒でグロッキー、ほっといて13名12時30分竜ケ岳山頂
       到着、各自のザックから出されたビールは山の様、天気も最高またまた宴会。

        14時過ぎ遅れて着いた佐藤(辰)と柴田さんの二人を先頭に下山スキー開始
       竜ケ池経由でそれぞれ思い通りのスタイルで15時けがも無く駐車場へ到着。
                                         記 山田(公式行事は文が長い)

焼峰下での一服
竜ケ岳8合目の急登
竜ケ岳山頂での乾杯

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   吾妻春山ツアースキー(天元台〜JR大沢駅)
         平成14年3月23日(土)〜24日(日) 吹雪翌日晴れ時々曇り 
          参加者:渋谷会長・遠藤・佐藤(辰)・山田


        西川町7時発途中遠藤さんを拾い、車一台JR大沢駅にデポし天元台へ。 

        10時40分のロープウェイに乗り11時30分リフト終点着。
        小雪と風が強く途中昼飯を食い12時30分人形石到着。

        いよいよツアースキーの始まり、ガリガリのアイスバーンと新雪とがまだら模様
       で辰彦さん以外はへっぴり腰、弥兵衛平からシールを着け東大嶺の登りにかかる
       が、天候急変吹雪模様になる 山頂で記念撮影し今夜の宿、明月荘めざし視界が
       悪い中すべっていくと目の前に小屋が現れ超ラッキー早速定番の牛鍋で宴会、
       飲み疲れて寝る。

        翌朝は一晩中の吹雪が治まり、まあまあの天気。
       7時45分いよいよ10Km弱の滑降の始まり、斜面は昨日の新雪で雪質最高立ち木
       のポールをすいすいとかっこ良く?気分は最高。

        滑りはじめは二度登り返したが、栂森からは下るだけ、無事林道に出、後はルート
       ファイテング無用のはずが大間違い、地図に無い林道を延々滑り間違いに気づき沢
       と尾根ふたつ越えやっと放牧場に出る、予定のルートを大沢駅へ13時30分到着。

         白布温泉で温泉入りいい気持ち。

        今回は夜雪がかなり降ったため大沢駅まで一度もスキーをはずす事無く
       大満足のスキーツアーでした。
                     記 山田

いつも先頭の辰彦さん
いつも後続の二人組
無事JR大沢駅に到着

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   安達太良山登山と飲み会
         平成14年3月2日(土)〜3日(日) 晴れから山頂付近は突風の連続 
          参加者:渋谷会長・佐藤(辰)・宇野・富田・山田

          山形組と富田さんで9時半安達太良スキー場に集合、ゴンドラに乗るも天気は
         良いが、風が強く終点まで十数回止まりながら到着。 会長と山田は山スキー
         他の三名はつぼ足で登山開始、小一時間は順調だったが、山頂が近づくに
         つれ天気は一変、強風と視界の悪さでスキー組は何度も飛ばされながら遅れて
         何とか山頂到着。

          山頂は小石がひっきりなしに飛んでいる強風で、そうそうに記念撮影、くろがね
         小屋めざし下山、視界がまったく無いなか沢沿いの赤旗をたどり中腹で一息、
         途中佐藤さんがザックを開けた瞬間、なかの衣類が吹き飛ばされ、探しながら
         沢を下りなんとか回収できた。 
宇野さんは今回が初めての冬山登山だったが
         
いきなりの悪条件で一気にベテランになった、やみつきになるか?

          1時半小屋到着(小屋は満員)、場所を確保し早速温泉決め込み、2時すぎ
         から(安全な山形牛)鍋で宴会開始がんがん飲む、夕方大江山岳会の面々が
         小屋へ到着し、隣で宴会また更に飲み盛り上がる。

          翌朝、朝飯は鍋で宴会また飲む、下山は天気も良く酒が効いて絶好調、9時半
         駐車場、10時岳温泉で風呂入り、11時二本松の蕎麦屋でまたまた飲む(運転手
         以外)、12時過ぎ富田さんと別れ午後3時間沢着。
        
          今回は車往復6時間、登山5時間、
酒飲み9時間、ひさびさの強風で面白かった、
         宴会登山としては酒の量からU、S2(Sは酒、2はRCCUグレード)のバリエーション
         でした。
                                                       記 ej

小石飛ぶ山頂碑前
くろがね小屋

                          画面をクリックして下さい


     谷川岳東尾根登攀
         平成14年3月1日(金)〜3日(日) 
          参加者:遠藤博隆、松沢透、芦野孝志、和田淳二

            3月1日(金)夜山形発、翌3月2日(土)2時30分谷川岳ロープウェイ駅着、仮眠4時間後
           一ノ沢まで行くも一ノ倉沢は雨と気温が高いのとでそこら中雪崩の巣、雪の状態も悪く明日
           に期待し停滞と決定。  
・・・・当然宴会・・・・

            3月3日(日)夜中から気温も下がり雪もしまって絶好の登攀日和となった。
            出会い(非難小屋)6:30発〜シンセンノコル(8:00)〜第一岩峰(12:00)〜山頂(1:30)
           〜山頂小屋(2:00)〜天神平スキー場(3;30)〜駐車場(4:15)〜山形11:00着

            シンセンノコルまでは
二日酔いも手伝って異常につらい。  コルは寒気のせいで風が強く
           真冬の寒さだ。  ザイルを結び第二岩峰へのテカテカに凍った雪壁にアイゼンを蹴り込み
           トラバース気味に登る。  ザイルをしまい次の岩峰を左からノーザイルで巻くつもりだったが
           傾斜が強くなるあたりで初心者(のびた?)のためにザイルを出す。 この辺りまで来ると雪稜
           と青空が見事なコントラストを見せてくれる。

            さらに広い雪壁をラッセルしながら直上し、雪庇の張り出した雪稜をトラバースして第一岩峰
           到着。

            今回は一ノ沢側に回り込んで急な雪壁を国境稜線めざし登ったが、最後の雪庇が難しくバイ
           ル、ピッケルを深々と差込何度か躊躇しやっとの思いで乗り越した。  後続も苦労しながら乗り
           越す、ビレー点はピッケル1本だけ、落ちたらビレーヤーもろともの緊張した一瞬であった。

            山頂で記念写真を撮り快晴の景色を眺めながら下山。

            感想:  今年の東尾根は雪面がテカテカに凍り間違えば止まらない状態と、我々のパーテイー
                 がトップだったのが重なり、適度な緊張感と快晴の天気に恵まれて満足のゆく山行で
                 あった。

            芦野さん談:  
ルンルン尾根歩きの筈だったが、いやいやどうして滅多に出来ない体験、ちょ
                     っと病みつきになりそうな今日この頃。
                                                 記 遠藤     編集 ej


    アイスクライミングと見学会(その1)
         平成14年2月17日(日)晴れ 場所:蔵王仙人沢
          クライマー:遠藤・松沢・柴田・なぜか?あずみちゃん
          見学者:佐藤(俊)・片岡・他3名
 
          朝8時ライザスキー場駐車場集合、リフト終点からスキーで仙人沢氷壁まで
         歩き準備開始、すでに新潟からのクライマー3名が糸滝に取り付いていた、
         我々もこれに続いたが、新潟パーティーが大氷壁に取り付いていたので、やむ
         なくミニ氷壁に取り付いた。
      
          昼頃から山形山岳会の須藤氏ら2名、米沢の後藤氏らが加わり大賑わいの
         アイスクライミングとなる。

          気温も高くなり目出帽やセーターを脱ぐ、青空がまぶしく、パイルがばしばし
         効いて気持ちよく楽しみました。

          帰路、見学者は徒歩で一時間程先に出発したが、我々スキー組がスキー場
         で追いつく、
やはりツアー用スキーは快適だった。
                                      記 柴田弥一   編集 渋谷

氷壁登攀

                      画面をクリックして下さい


    アイスクライミングと見学会(その2)
         平成14年2月24日(日)晴れ 場所:蔵王仙人沢
          クライマー:柴田弥一・遠藤博隆
          見学者:山を歩く会 板坂芳秋氏 他14名
    
          朝日連峰がはっきり見える最高の天気のもと9時30分ごろライザスキー場
         駐車場からリフトに乗り終点へ、一面樹氷のモンスターが連なり青空にくっきり
         と映え一同 
”きれーい”、”すばらしい” の連発でこれを見ただけでも来た甲斐
         があったというものであった。

          さらにカンジキで踏み後ない樹氷原を20分ほど歩き、仙人沢への急斜面へ
         入る、はじめは緊張気味だった連中も徐々に慣れた様子で、確実に足場を
         拾いながら無事仙人沢に到着。

          それぞれが目の前の 
氷の青さに感激し 氷爆の裏に入ったり写真を撮ったり
         で大はしゃぎであった。

          登攀組は準備を整え全員が見ている中 高さ35mほどの糸滝を登り喝采を
         浴びた。 氷は例年に比べ青さが濃く非常にきれいなので、見学者はラッキーと
         言える。 一時間ほど楽しんでいる間に沢はさすがに標高が高く日陰のため体
         が冷え切ってきたので、軽く乾杯して帰路に着いた。

          空の青さに樹氷の白さが浮かび上がり、更に氷爆の青さはなんとも言えない
         深みを帯び今日の一日は久々に得をした気分にさせられた一日であった。
                                    記 遠藤博隆   編集 ej

記念撮影

                        画面をクリックして下さい        


      新年会(日暮沢小屋)
         平成14年1月12日〜13日
          参加者、渋谷会長、大田副会長含め14名

           12日10時雨の中、大井沢 根子出発、富田さんが血迷ってワカンの他は、
          全員山スキーにより交代でラッセルし午後2時すぎ、日暮沢小屋到着(前年
          より雪は多い)。
        
           小屋の掃除、一階入り口除雪、水汲みの後、二階で焼肉で大宴会。(柴田さん
          が大井沢豆腐10丁木箱ごと崩さないで担いできた、来年も頼みましょう。)
 
           会長より熊肉の差し入れが有り、全員大喜び・・・うまい、うまいの連発・・・

           翌13日朝から肉鍋でまた宴会。小屋の掃除の後、午前11時出発、
          雨も上がり快調なスキーにより午後1時全員無事 根子着

 
              熊肉をたらふく食べ満足の団欒      日暮沢小屋前での記念撮影
                                 小屋付近積雪約2m
                                        一階は雪の下。


     南ア北岳(縦走・登攀班合同登山)
          平成13年12月30日より平成14年1月3日
          縦走班 佐藤(辰)、佐藤(仁)、柴田、芦野、阿部、井沢
          登攀班 遠藤、成毛、山田

           12月31日予定通り、池山吊り尾根八本歯のコルで北岳山頂を、目指す
          縦走班と別れ、登攀班は大樺沢左俣を下り今日のビバーク地 北岳バットレス
          dガリー取りつきテラスまで腰上のラッセルで直登、好天の中 ビバーク。

           翌日、2002年元旦7時、遠藤リーダーをトップにセカンド山田、ラスト成毛
          サブで登攀初め、着雪が多くコンディションの悪い中3ピッチで横断バンド左端、
          上部への4ピッチでやむなくトラバース中、セカンドの足場の雪が崩れ8m
          滑落 あやうくあの世落下、ザイル外被が破れ数本の芯でかろうじて耐えた、リーダー始め慎重
          に対処し(セカンドは無我夢中)セルフビレイまで時間を要したがビレイ完了、
          懸垂下降でビバーク地へ無事降下。

           生還の喜びもそこそこに、無線交信で縦走班の待つキャンプ地広河原へ向け
          大樺沢を腰までのラッセルでころがり、もがきながら日もとっぷり暮れ真っ暗な中
          縦走班と合流 ・・・・・・。       原文 登攀班 山田、 編集 e.j


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