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  008山行報告(17/7/1〜12/31)

  



   鳥海山耐寒訓練・足慣らし万助小舎
   
  〜吹雪のなか絶好の訓練・管理行き届いた山小屋


         日  時:  平成17年12月3日(土)〜4日(日)

       場  所:  
鳥海山(万助小舎

       日  程:
  ****
         
12/3日(土)・・ 7;00西川町開発センター〜8;30万助道「一の坂」〜11;40
                        万助小舎(泊)

           12/4日(日)・・ 13;30万助小屋小舎〜15;00一の坂〜「ゆりんこ温泉」入浴
                        〜解散


         参加者:  CL佐藤(辰)、遠藤(博)、荒谷、阿部、石井(ゲスト)  〜5名


         正月登山に向け、プラブーツに足を慣らしながら耐寒訓練を鳥海山で行ないました。出発当
       日は、
幸い吹雪と強風という耐寒に相応しい天気になりました。
         仙台からのゲスト参加石井君を含め5人、8;30に小雪のなか万助道「一の坂」を出発。山の
       神で休憩とると、いよいよ雪降も強くなり、積雪も多くなってきた。十字路、渡戸を越え、尾根の登
       りに差し掛かると風も出てきて絶好調。
阿部にトップを換わると急にピッチが上がり、11;40ころ
       には万助小舎に着いてしまった。


         
良く整理整頓された万助小舎は、まさにペンションの趣。管理している地元の方には頭が下
        る想いで荷を降ろす。昼食のあと
千畳ヶ原までという話もあったようだが、小屋に上がって一口や
       ってしまったら、もう忘れ
てしまい、あとは延々と続く極楽の時間・・・・・・。夜中あまりにも寒くて飛
       び起きたら午前3時。な・・何と!毛布一枚ではないか!、これぞ耐寒訓練!。


         翌日曜日は9時ころから急に天候が回復。
鶴岡市の澤谷さんという入会希望の女性が日帰り
       で登
ってくるというので、缶ビール2本を残し、掃除しながらの待機となる。昨日の雪もあり、阿部
       を迎えにやり、待つこと数時間、12;30分ころ大汗をかいて小屋に到着した。
         全員で昼食の後下山。午後15;00ころ登山口到着。澤谷さんと分かれ、「旧八幡町の「ゆり
       んこ温泉」に入浴して帰ってきました。

                                         記   佐藤(辰)



  西川山岳会第45回定例総会終わる
     
   〜2006事業計画・予算など協議


            日  時:  平成17年11月26日(土)〜27日(日)

          場  所:  大井沢「橋本荘」(朝日連峰山麓

          協  議:
  ****総会
            
     (1)、H17年度事業報告
                  (2)、同 会計決算報告
                  (3)、H18年度事業計画
                  (4)、同 会計予算
                  (5)、新会員紹介〜2名

                 
****懇親会〜総会後

          参加者:  35名

総会〜会議の様子 懇親会の様子



   登山道補修”天狗コース”・・3年目
    
ヒドイ泥濘に工事残材の足場板・水吐け溝切り


       日  時:  平成17年10月22日(土)〜23日(日)

      場  所:  天狗コース(朝日連峰

      日  程:
  ****
        
10/22日(土)・・ 7;00西川町開発センター〜7;50車道終点・南俣登山口〜9;00焼峰
                      10;10竜の池水場・・作業開始・・14;20天狗小屋(泊)・足場板裁断


         10/23日(日)・・ 7;30天狗小屋清掃・水抜き(冬季対策)〜9;10天狗小屋〜9;50砂
                      クボ峰・・補修作業・・11;30発〜12;00竜の池水場(軽昼食)〜13;4
                      0車道終点・南俣登山口〜14;00大井沢温泉〜14;40平三郎民宿・
                      ・・「日本一うまい蕎麦」の昼食・反省会〜解散


       参加者:  CL山田、柴田、菊池、安達、渋谷  〜5名


      
<22日>まずはキノコ採取・・・過去2年の経験から手際よい作業

       西川町開発センターに集合した時には、夜明けまで降っていた雨も止み、メンバーの顔も明るくほっ
     とした。ただ、最も期待していた唯一の女性メンバー、出発時間になっても現れない、ドタキャン!!。
       登山口には、既に1台の車が駐車、若者2人が登る準備を終えていた、庄内からで、今日は天狗小
     屋泊りだという。我々は、土木作業の姿、スコップやトグワ・ノコ・ナタ・小型チエンソウで装備、他は極
     力軽量化して彼等二人の後を追う。

準備OK・まずは元気な5勇士 竜ヶ岳下の松峰・紅葉 竜の池上・登山道は落ち葉で覆われる


       焼峰で追いつき一服、その先は、キノコ採取に時間をとられ、彼等から引き離され、竜の池水場先
     の登山道補修作業開始が予定時間より若干遅れた。作業は、過去2年の経験から手際よく、ヌカルミ
     に倒木や枯れ枝敷き、水吐き溝堀など順調に進んだ。

ヌカルミに倒木等を敷く やはり水吐き溝が必要 倒木と足場板でヌカルミ補修(先に大学生が運んだ板)


       砂クボ峰の平で酷く荒れた(ヌカルミ)箇所は、足場板を敷く必要から、明日の作業に残し、その先
     の作業に時間をかけ、14;20に天狗小屋到着。一服無しで作業班と食事準備班に分かれ、作業班は、
     明日に備えチエンソウを活用し足場板の裁断(粟畑の登山道整備工事・現場宿舎等設営に使われて
     いた残材をもらっていた)の作業。
       作業の後は、例によって、自然水や硬水・すき焼き・ブナハリタケのバター炒め等で宴会、労働後の
     自然水の咽喉こしは格別だった。先に着いていた2人の若者も合流、長時間の宴会、渋谷は一足早い
     就寝・・・以下不明。

     <23日>
1.5m〜2mの分厚い足場板2枚ずつ両肩に吊

何箇所か増水流れ止め水吐け溝 今運んできた足場板でヌカルミ補修 補通完了


       天狗コース一番の荒れたヌカルミ地点到着、深いヌカルミには運んできた足場板に枕を沿えて敷き、
     浅い所には倒木を敷き詰め、更に水抜き(吐き)溝を作るなど、土木工事の本職に劣らない出来栄えの
     補修ができた。・・・・ほんとだよ。

達成感・足取り軽い帰路 平三郎民宿で反省会 日本一美味い蕎麦・写真撮影のひま無し・空っぽに

   時間の関係で若干の手直し箇所を残したが、天狗コースの補修は、今
 回で終了。3年間にわたる参加ボランテアの会員には、心から敬意を表し
 ます。継続は力なり、来年度の西川山岳会事業にも、このような登山道補
 修作業を取り上げてもらいたい。


       下山、大井沢温泉で汗を流し、午後2;30予約の平三郎民宿で「日本一美味い蕎麦」を囲み反省会
     でしばし寛ぎ、解散。
                                                  
 記     渋谷


     〜05今期山小屋管理人常駐終了(西川町管轄)〜

      5月の連休から、多くの登山者に親しまれ賑わった朝日連峰稜線の龍門山避難小屋・狐穴避難小屋
    は、
今年の山小屋管理人常駐をこの10月10日で終了し、週末など必要に応じた管理体制をとることに
    なりました。

10/10龍門山
山小屋管理人のメンバー・10/10山を降る 狐穴小屋から伊東岳(エズラ峰)


      遠方から・県内から、初対面・顔見知り、個人・グループの方など多くの登山者にお会いすることが出
    来、且つ
管理上の協力をいただき、小屋番(山小屋管理人)を仰せつかった私共一同、心から感謝をいた
    しております。また、西川山岳会の皆さんには、物心両面の協力・援助をお願いし、有難うございました。
    (天狗山避難小屋は、10月23日に終了予定。)

        
来春の再開を楽しみに、一言御礼まで。       小屋番を代表して・・・記 安達    


  〜町民紅葉神室山(山形県側)登山一般応募〜

              
〜この日1日だけの快晴・連峰稜線紅葉真っ盛り

         日  時:  平成17年10月9日(日)

       場  所:  神室山(1355.2m〜栗駒国定公園)

       日  程:
  ****
               
10/9日(日)・・ 6;00西川町開発センター〜8;00車道終点・有屋登山口〜
                             9;20二股(水補給).・・9;30発〜12;00八幡神〜12;25
                             神室山山頂(昼食)13;30発〜15;00二股〜16;20有屋
                             登山口・駐車場着〜 18;20西川町開発センター・・・解散

        メンバー:  荒木(啓)、木村(京)、阿部(孝)、梛橋(父)、梛橋(娘)、渋谷  〜6名  

        



      
山形県の東北端で秋田・宮城県との境に位置する神室連峰は、内陸地方から自動車で2時間の
     アプローチ、近くて遠い存在で、これまで、西川山岳会の事業には取り上げられなかった。紅葉の美
     しさ抜群という情報があり、今回の登山となった。



      神室ダムの有屋登山口駐車場に着いた時には、既に10台以上の車が駐車しており、8;00出発
    の我がチームは、最も遅い出発であった。しばらく沢沿いの道・サワクルミの大木や老けたアイコの多
    い岩ゴロの湿った道、小沢を何回か跳ね、1時間20分で二股に着く。
二股に道標が立てられていた
    が、右「神室山」・左「有屋口」の→だけで、肝心の「二股」の表示が無く、少し急登に差し掛かってから
    判り、地図の現在地確認には、是非「二股」の表示が
ほしいと感じた。

有屋登山口で記念写真
登山準備完了
サワ沿いのカワクルミ林登山道途中で最初の一服


      ここから、ブナ林の程よいツズラ折の急登、道を横切る太いブナの枯れた倒木とそのすこし登った
    所の立ち枯れ
朽木から「モダシ」(クリタケ?)を採取、昼食のラーメン出汁を確保。2時間ほどでやや
    緩やかな潅木地帯となり、間もなく大きな
1個だけの大石に出会う、「春」の文字が彫られている、神室
    山の稜線と赤と黄色に光る前斜面の展望が開け、山小屋らしい三角の陰影
も映る。

灌木帯の紅葉が開ける 紅葉の稜線歩き 後方に前神室山


      稜線の「八幡神」に着いたのは、12;00丁度、一服しようとした時、
1組の夫婦連れ(スタイル抜群
    の美人奥さんとマアマアの旦那さん)とバッタリ、木村(京)「アラー、鯨のオジサン」と声をかける、今
    年春の連休に「天狗小屋」(朝日連峰)で一緒になり「遠洋鯨取り」の話しをしてくれたオジサンとの遭
    遇
であった。
      オジサン夫婦達は、前神室山経由で役内登山口へ(宮城県側)下山、我々は、もう一分張り神室
    山山頂へ稜線歩き、後方の「前神室山」から「神室山」その先の「小又山」の連山稜線は、素晴らしい
    紅葉真っ盛り,、ミヤマカエデやナナカマド等の赤黄色、クマ笹の緑のコントラスト、ややなだらかな山
    形県側は赤みが強く、急峻な宮城県側は黄色みが多く快晴の光に輝き・・・感動。

宮城県側は急峻 目の前に神室山山頂が迫る 山頂へ最後の登り


       山頂には、20名以上の先客が昼食をとっていた。端に場所を確保、荒木(啓)さんが背負ってき
    た
「自然水」で乾杯、オニギリとキノコラーメンの昼食、食後のコーヒー、記念写真撮影。予定より1
    時間遅れの13;30下山開始。

山頂での昼食 神室山頂の標識・神 山頂の証拠写真撮影


      途中、朝日連峰の山小屋管理に入っている西川山岳会員と情報交換の無線交信、荒木(啓)さん
    イタケ・女性達はミズ菜のヌカゴ採取(食)等を楽しみながら、16;20分登山口駐車場着、西川町
    開発センター18;20到着・・・無事帰宅。
                                         記    渋谷


   出羽の古道”六十里街道”踏査報告
        
・・・千二百年の歴史を歩く・・・


        日  時:  平成17年9月17日(土)〜18日(日)

       場  所:  古道「六十里街道」(月山山麓

       日  程:
  ****
         
9/17日(土)・・ 石跳川橋(9:00)→焼山尾根(10:00)→田代沢(10:12)→大岫峠(10:45)
                       →龍ケ池(11:30)→湯殿山参道との十字路(11:50〜13:10)→笹小屋跡
                      (13:20)→遥拝所(13:45)→細越峠(13:55)→大掘抜(14:20)→小堀抜
                      (14:24)→護身仏茶屋跡(14:30)→護摩壇石(14:40)→独鈷清水(14:50)
                       →弘法茶屋跡(15:25)→蟻腰坂(15:40)→七ツ滝神社(野営)
          9/18日(日)・・ 七ツ滝神社(6:05)→蟻腰坂→街道門柱(6:25)→田麦俣(6:35)→柳清
                       水(7:05)→賽ノ神峠(7:30)→関谷(7:50)→庚申塔(8:15)→大日坊(8:20
                       〜9:10)→注連寺(10:00)→十王峠→田の頭林道(10:55)→ 弘法の渡し
                      (12:20)

         遂行者:  佐藤(辰)  〜単独


         
<17日>大岫峠に来ると・・・春スキーで何度も通ったところ

        1,0001年以上も前から人々が行き交った六十里越街道、出羽三山信仰で賑わい、あるいは庄内
      と内陸を結ぶ物資交流で多くの人々が通ったことであろう、そんな古道「六十里越街道」をこのたび歩
      いてみました。
        
石跳川橋から入り、竹の子取りで有名な玄海の中を進む、ボランティアにより刈り払いされているの
      で迷うことなく進むことができる。大岫峠に来るとなんとなく見たことのある風景が広がっていた、第一ト
      ンネルから
仙人ケ岳を目指し春スキーで何度も通ったところであった。ここから先は朝日村で設置した
      説明版が頻繁に出てくるので、解説書なしで歩くことができる。

田代沢付近で
千人沢の湯殿山碑 遥拝所から望む


        大岫峠の下りは石が苔むしており滑り易いので要注意、雨池を過ぎるとブナ林が大きくなり、気分の
      いい道になってきた、龍ケ池の手前では地すべり工事らしい工事現場があった
。八紘沢にビールを冷
      やし
、湯殿山ホテルからの参道(旧道)との十字路で昼食・昼寝とする。

細越峠の先は広い道 大堀抜 弘法茶屋跡


        湯殿山有料道路を横断し、仙人沢に入ると今度は石碑がたくさん現れてきた、昔の湯殿山信仰の
      深さが偲ばれる。
笹小屋跡には斉藤茂吉が宿泊した記念碑があった。細越の遥拝所から彼方の湯殿
      山を拝み、大堀抜まで来るが道は広く、ブナが多くて大変気持ちが良い、弘法大師が護摩を焚いたと
      いう護摩壇石、そして独鈷清水を超えると自動車専用道路を横断することとなる、ここには歩いてはい
      けないという看板があったが、歩いて横断する(気をつけて横断すること)。

賽の神峠 十王峠で大休止
野宿


        弘法茶屋跡に来たら、眼下に田麦俣の集落が見えてきた、蟻腰坂の急坂(云われるほど急ではな
      い)を下ると旧112号の舗装道路に出た。ここで今回初めて人と会いしばらく話をし、その後すぐ近くの
      
七ツ滝神社に行って野宿することにした。時間がまだ早かったが、水場の件もあったのでここを一夜
      宿にすることにした。

      
<18日>賽ノ神峠にある立派な湯殿山碑・・・大日坊で即身仏を拝み

        翌日、朝6時に舗装道路を歩き始める、田麦俣集落の多層民家を眺め、登っていくと再び自動車専
      用道路を横切る。柳清水からは少々藪になってきた、賽ノ神峠にある立派な湯殿山碑を眺め下っていく
      とすぐ農道となった
。関谷の部落に着いたら神社のお祭りだったのでお参りし、大日坊まで来た。写真
      を撮ってすぐ立ち去る予定であったが、なぜか大日坊で即身仏を拝み大休止とな
る。

弘法の渡し・終点で一服 弘法の渡し


        汗をかきながら舗装道路の坂を上ると注連寺に着いた。ここは拝観しないですぐ裏手の藪になって
      いる街道を登って行く、
お腹が空いてきたが十王峠まで頑張る。その後は下りで、刈払いしたばかりの
      街道となり、スピードがアップしてきた。街道が林道となると土が硬くなって足に負担がかかる。松根で
      道を間違えたがすぐに復帰、スーパー農道を横断、アスファルトの道を汗をかきかきどんどん進み、稲
      刈りしている直線の農道を進むとようやく終点の弘法の渡しである。
        赤川を昔は船で渡ったというこの終点に12時30分到着。「やっと着いた!」松の下に腰を下ろすと、
      心地よい風が吹いてきた。ようやくこのたびの六十里越街道は終了となった。
                                              
 記     佐藤(辰)


   〜初秋出谷川沢登り・・・
              岩谷沢合流点〜
狐穴避難小屋


         
〜高巻きの連続・連暴・5段〜7段・高さ100メーターに圧倒され

         日  時:  平成17年9月16日(金)〜17日(土)・・・・・以下省略

       場  所:  出谷川(天狗角取り山・降り・・岩谷沢出合〜中俣沢〜狐穴避難小屋)

       日  程:
  ****
              
9/16日(金)・・ 8;00−大井沢南俣出合−12;00天狗角取り山の山頂−
                            14;00出合川−17;30コマス沢先(ツエルト泊)
                9/17日(土)・・ 5;00起床−9;30コマス沢先−12;00中俣沢上(昼食)−
                            15;00??高巻き−20;00狐穴避難小屋着(泊・・山小屋
                             管理人に変身)〜以下省略

         遂行者:  柴田  〜単独


        
<16日>夕食に岩魚の刺身〜バッタを針に刺し竿を振って見た

        16日午前8時、南俣出会い出発、天候もまずまずで快調に登り、新しくなった雨量観測所からの階
      段を上がり天狗角取り山の山頂で12時、昼食を取り出谷川へ下る。14時、沢靴に履き替えて本流を
      遡る 
膝ほどの水量ウツボ沢の出会いの前から高巻き開始、ほとんど登山道の ような高巻きで順調
      に進む。
        出谷川とは八久和川の上流部の事です。沢に戻って遂行開始、何度か高巻きを繰り返し コマス滝
      通過、順調に遡り
コマス沢通過、時間も遅くなった ので適当な砂場を見つけてツェルトを張る。夕食の
      準備を始めると川が騒がしい、ボッチャン! ボッチャン! ???
、何と魚が跳ねている、一寸気にな
      ったが時間が遅いので無視。


        夕食を作り始めると
足元にバッタ!!!、仕方なく火を止めてリュックから竿と釣り針を取り出し、先
      ほどのバッタを針に刺し竿を振って見た、入れたとたんに引っ掛り?、 なんと釣れている!。27〜8セ
      ンチの岩魚、すぐに外して見るとバッタの御尻がない!
、まあいいやと又振るとすぐにヒット27〜8セン
      チ入れ食いである、外して見るとバッタは顔だけ残っいる、 まあいいやと又振るとすぐにヒット、今度は
      20センチほど、3匹も釣れば十分なので早速刺身にして豪華な夕食とする。

        
<17日>すぐに呂滝を高巻き「狐穴小屋」前の木歩道に出た・午後8時

        17日5時起床、昨夕の釣りに気を良くして今朝も振って見る、全く当りが無く色々やって見ると引っ掛
      ってしまい仕掛けは切れてしまった、仕方なく朝食、ツェルトをかたずけて遅い出発、
9時半、すぐに呂滝
      を高巻き、少し進むと又高巻き、高巻き!!、藪のひどい高巻き!!、
何とか西俣沢を通過した時には
      12時、東俣沢から中俣沢に入りナメを登って昼食。


        小さな高巻きを繰り返し、大きく藪のひどい高巻き 何度か繰り返し15時、これは無理かなと登って
      見ると以外と楽に越えられる。時間はタイムアップぎりぎり、高巻きは草付きとなり、大高巻きでは草付
      きとブッシュのミックス、
右俣を通過、目の前には連暴、5段から7段程で高さは100メーター、圧倒さ
      れ
つつ 登って見るとシャワーで登れる!、登れる!、釜の有る所は少し巻いて登れる、左に交わして
      登れる、登れる。
        ここからは、順調に登り続け、沢が小さくなり最後に
枯れ沢を登ると「狐穴小屋」の前の木歩道に出
      た
、午後8時、何とか無事に登るきる事が出来た。早速無線機を取り出して、心配してくれたメンバーに
      無事の無線を入れる、久々の遂行でした。
                                             
記    JH7AGE  柴田


     〜初秋の裏岩手縦走///
                  昨年・
雨の三ツ石山リベンジ


            
〜新装の「三ツ石山荘」・相変わらずの藪漕ぎ登山道に難儀

        日  時:  平成17年9月10日(土)〜11日(日)

       場  所:  岩手県・八幡平(籐七温泉)〜大深岳〜三ツ石山〜姥倉山〜松川温泉
 
       日  程:
  ****
               
9/10日(土)・・ 籐七温泉6:50−もっこ岳7:30−諸桧岳8:20−前諸桧9:05−
                             大深山荘(昼食)10:20・・11:00−大深山11:30−小もっこ山
                             12:30ー三ツ石山13:30−三ツ石山荘14:00(泊)
                 9/11日(日)・・ 三ツ石山荘7:45−大松倉山8:15−網張分岐9:10−犬倉山
                             9:30−姥倉山10:30 11:20−松川温泉12:50〜解散

         メンバー:  遠田、富田    〜2名

         昨年、会の山行で松川温泉から三ツ石山を周回しましたが、天気が悪く何も見えず、更に「三ツ石
     山荘」は建て替え中で使用できず、踏んだり蹴ったりの山行だったので、まだ紅葉には早いが、今回
     はそのリベンジです。(会長すみません、勝手に行って来ました。)

       
高校総体〜唯一女性チームの能代北高の2名と「三ツ石山荘」まで一緒

       急に決定した裏岩手縦走、庄内(山形県)の遠田氏と連絡を取り前夜(9/9)出発。道の駅「西根」で
     待ち合わせ仮眠を取る。10日の朝はどんより曇り空、しかし、下山予定地の松川温泉に車を1台デボ
     すると天気は良くなってきた。
「八幡平樹海ライン」を走ると間もなく雲海の上にでた、雲海から聳える岩
     手山が雄大である。

       「籐七温泉」に車をデボさせてもらい、車道をトコトコと縦走路まで歩く。出発地点がH1400m、長い道
     のりではあるが、楽なものだろうとタカをくくっての出発。(これが又大変な山行。) 歩きだし
て間もなくモ
     ッコ岳の分岐、ザックを置き、まん丸い山の頂きを目指す、1577m、今回のコースの最高峰
、あっと言
     う間に到着。秋田側の山々が全部見えそうな好い景色で満足してしまいました。

モッコ岳分岐点・遠田と高校総体の旗印 モッコ岳山頂から秋田県側を望む遠田


       分岐に戻り歩を進めると、複数の足跡を発見しました。モッコ岳に登っている間に追い越されたようで、
     間もなくグループに追いついたのですが、何か違和感があるグループでした、うら若き2名の女性は20
     は有りそうな巨大なザックを背負い、2名の中年男性は日帰り宜しく軽そうなザックだった。不思議に思
     い訪ねてみると、
秋田県北高校総体新人戦との事、山岳競技大会中でした。参加5校15名と役員15名
     という事でした。
唯一女性チームの能代北高の2名と「三ツ石山荘」までいっしょでした。
       さて、縦走路は、中途半端な木の枝がザックにかかって、更に登山道は刈り払いがなされていない為
     歩く難さこの上なく、完全な藪漕ぎ状態、草に隠れて見えず、我々2名の「痛い」とか「ぎゃー」とかの叫び
     声が静かな山中に響き渡っていました。半そでの腕は傷だらけ、ズボンの裾は泥だらけ。

瞼岨森山頂で富田
まだな新しい大深山荘(大深山避難小屋)


       高校総体以外の登山者とは大深山荘まで会わなかった。しかし、雄大な岩手山を目の前にしてずっと
     歩き、どんどん近くなってくる様は爽快な気分。10時20分、「大深山荘」に到着、
この山小屋も最近建て
     替えたようで 小屋の中に入るとまだ新しい木の匂いが心地良
い、「今晩はここでもいいか」等と早めの昼
     食を取りながら休んでいると高校生が追いついてきました。
       「三ツ石山荘」には水場が無いと噂が有り、ここで各3リットルを背負い再スタートです。3kはさすがに
     ずしっときますが、これも試練と諦めて「大深山山頂」へ。
ここから三ツ石山荘までは、昨年と同ルート、昨
     年は、せっかくの紅葉もガスの中でしたが、今回は、素晴らしく晴れ上がり気持ちのいい稜線歩
きで、若干
     でてきたガスがは山容に変化をもたらし見飽きる事なく歩けました。
       ただ、「小モッコ山」までは、相変わらずの藪漕ぎでした。ここからは、
一転、三ツ石山荘までしっかりと
     刈り払いされており非常に歩く易いい登山道に変わりまし
た。山関係者に感謝をしながら三ツ石山到着。し
     かし、出て来たガスで三ツ石山山頂での視界がきかず、これでは昨年のリベンジにならないと少し待って
     ましたがどうも天気は下り坂のようで、展望を諦め
新装の「三ツ石山荘」へ、14時到着。

三ツ石山の山頂はまたもガス
新装なった三ツ石山荘(三ツ石山避難小屋)
三ツ石山荘前の湿地帯と三ツ石山


      
小屋には、管理人さんが来ており、水場の事を聞くと「水場は有るよ」と以外な言葉、3kの水はなんだっ
     たんだと少し悔しい思いでし
たが、やっぱり自然水が冷やせるのはいい事で、小屋のベランダで冷えた自
     然水での乾杯は格別でした。
       高校生は30分位遅れて到着。ここから松川温泉に降りるとの事。ご苦労様です。競技中の先生に自
     然水をお勧めしましたが、さすが仕事中、ごっくと喉をならしお断りされました。今夜は、松川温泉キャンプ
     場でキャンプですと言って山を下りました。管理人の方もいい夜を過ごして下さいとの言葉を残して降りて
     行き、
泊まるのは我々2名だけ。この頃から雨が降ってきて、夕方には雷雨となり土砂降り。
       小屋は、テラス付きの贅沢な作りで快適な小屋です。昨年は、改築工事中で休む事も出来なかったの
     でリベンジ達成、トイレはなんと洋式ポッチャン、なるほどと感心ばかりの山小屋でした。この夜は、前夜の
     寝不足も有り20時就寝となりました。

      
「大松倉山」の山頂から昨日歩いた道が一望でき感無量

       11日、朝5時起床、昨夜の雨は上がっていましたがガスっていた。一晩冷やした自然水をぐいっと一気
      に飲んで本日の始まり、食事をとり小屋を掃除していると見る見るガスが晴れていって好天。出発、三ツ
     石山荘から網張分岐までは、
刈り払いされておらず再びの藪漕ぎ、しかも、朝の内の草には大量の露付
     きで、晴れているはずなのにびしょ濡れ
になっての稜線歩きになりました。

網張分岐点から岩手山 大松倉山から縦走路を振り返る
標高1400mの藤七温泉


       それでも、
「大松倉山」の山頂から昨日歩いた道が一望でき感無量、八幡平が遥か遠く感じる。その後、
    来年干支の「犬倉山」と「姥倉山」を経由して松川温泉への下山道となりましたが、この道が悪く藪漕ぎの
    極めつけで、ほとんど歩く人がいない為か???、それでも何とか無事松川温泉に13時前に到着、山行
    は終了。
「松川荘」と車をデボした「籐七温泉」の2つの温泉を満喫して遠田氏と分かれました。
                                              
 記    富 田


   〜秘所;西補陀落雨告山礼拝登山報告〜
                              (あまもりやま)
        
〜会の封印一時解除・国有林標識と石碑「西補堕落・守山神社

        日  時:  平成17年9月11日(日)

      場  所:  雨告山(月山〜西補陀落)

      日  程:
  ****
              
9/11日(日)・・ 5;00西川町開発センター〜6;00湯殿山スキー場上車道終点
                            駐車場〜9;30西補陀落.・・10;00発〜12;00雨告山・・12;
                            30発〜17;00駐車場着〜解散

       メンバー:  佐藤(辰)、布施(昭)、柴田、佐藤(仁)、五十嵐、
              鈴木(裕)、佐藤(俊)   〜7名  


        
雨告山(山頂は、畳8帖程)〜猛烈な藪の中を悪戦苦闘

        西川山岳会では、
西補陀落行きは既に封印されているので、雨告山だけにでも行きたい、と個人的
      に思っていました。ある日八合目付近から雨告山に向かって、道らしきところをさまよい帰って来たとこ
     ろに、あまりにも偶然と云うか、
事務局から雨告山で拝礼してから、会として西補陀落行きは完全封印を
      したいとの旨が告げられ、その計画に参加する者は、!!9/11日朝5時集合!!
。・・・我が山岳会ら
      しい実にシンプルな連絡があった。
       湯殿山スキー場の車道終点広場に着く。仕度も終わり、速やかにそしていつもの様に使用前記念写
     真撮影、布施(昭)さんを道先案内に6;00出発。7人中5人は西補陀落二度目、天候は曇り、2年前の
     記憶を辿りながら順調に進み、目的地西補陀落に着いたのは9;30でした。

ようやく近ずいた金剛沢 金剛沢をつめる 西補陀落に拝礼


       ご供物、ご神酒を捧げ各自厳かに拝礼。30分程休憩し、エネルギー補給。いよいよ本日目標の雨告
     山に挑む、10;00登山開始。佐藤(辰)さん布施(昭)さん柴田君の3名で適切なルートを検討、まず左
     手にある鎖場を伝って岩肌の峰に登りはじめる、僅かに生えている木の枝につかまりながら登る、下を見
     ると""ウッヒャー!""
慎重に体を藪の中に入れ安全を確保・・・次に小沢を遡行し、猛烈な藪の中を悪戦
     苦闘、二つあるピークの一峰に登り、
ようやく二峰の鞍部に降り立つ。すると、そこには人の踏み跡と云え
     るような道形、藪の中ではあるが歩き易い。12;00丁度、ようやく雨告山頂上に着く。

雨告山山頂に到着 雨告山に石碑と国有林標識 雨告山を振り返る


      山頂は、畳8帖程のさびしい広さ、周りは背丈ほどの雑木、その根元をたどると両側は目が回りそうな
     絶壁になっている。
金剛磐?雷電磐?藪の中をくまなく捜してもどこにも無い。有るのは、国有林の基準
     点を表すコンクリート柱と新しい石碑(西補堕落・守山神社と刻んであった)
。金剛磐とか雷電磐は伝説
     だったのか?,、それともこの山そのものが岩山になっているのか?、これ以上の事は知らない方が良い
     と感じ、災いを避けるためきちんと礼拝をし、沢まで降りることにする。 
      雨告山に通じる道、つまり我等が登ってきた道らしきものも、また月山8合目から続くように見えるもの
     も偽りの道でありました。
雨告山の山頂につながるそれらしき道は、御信者のものとして西方(櫛引町方
     面)に別に存在し(東方は鍛冶小屋下分岐点から///通行不可))遥か彼方まで続いていました
。その道
     を汚さないために、我々は遠慮して再び藪・沢の中を無事に降りてきました。

帰り道 疲労困憊のメンバー
何とか無事振り出しへ到着


       帰りには、徐々に遠くなる
雨告山を何度も振り返りながら感動、駐車場着17:00。今回は、11時間の
     山歩きでした。事務局からは、「これで会としての西補陀落行きは封印します。」との事でした。
                                     
以上   2005.9.11 記  佐藤(俊) 



      
西補陀落の山頂は雨告山になっている。文献の一説によると、雨告山には、金剛磐とも雷電磐とも
     呼ばれる巨大な岩があって、そこに稲妻が走り落雷することがある云々・・・その金剛磐を雷電宮と崇
     め(あがめ)、里宮として羽黒町の高寺に雷電神社が祀られている。確かに地図で月山山頂と雨告山
     を結ぶと、その延長 線上に高寺がある。位置的には偶然ではないように感じていた。

         



  〜2005夏奥穂高登山・・・グループ企画〜
  
一度でいいから涸沢を見たい」・・・案内


          
   〜初めての人を対象穂高の針峰に皆いたく感激

       日  時:  平成17年8月18日(木)〜21日(日)

      場  所:  奥穂高岳(3190m)

      日  程:
  ****
            
8/18日(木)・・ 開発センター19:00 〜 小国 〜 新潟 〜長野 〜翌日松本2:00
                           〜 沢渡3:00(仮眠)
              8/19日(金)・・ 沢渡3:00(仮眠)7:00発 〜上高地7:30 〜 横尾10:30 〜 本谷
                           12:00 〜 涸沢14:00 (涸沢ヒュッテ泊)
             8/20日(土)・・ 涸沢ヒュッテ5:50 〜 奥穂岳山荘8:20 〜 奥穂高岳9:30〜奥穂高
                           岳山荘11:00 〜 涸沢 〜 横尾 〜 徳沢18:20 (徳沢ロッジ泊)
              8/21日(日)・・ 徳沢ロッジ7:00 〜 上高地10:00〜 沢渡 〜 長野 〜 新潟 〜 小
                          国〜西川町開発センター19:00・・・解散


       メンバー;  佐藤(辰)・荒木(富)・荒木(久)・奥山・駒沢   〜5名


       
小屋泊まり・・・自然水で「涸沢パノラマ談義」

       
「穂高に行ってみたい!!」、「一度でいいから涸沢を見てみたい!!」という声が昨年からあり、山
     岳会事業では、穂高は幕営が常だが、たまには小屋泊まりもしたいという事で、初めての人を対象に
     今回の登山を計画した。
       上高地では、なんと言って
も河童橋の記念撮影からスタート、穂高の峰々はガスの中だが、いよい
     よという実感が湧いて来る。明神、徳沢と快適に進む。何と言ったって、小屋泊まりだから、荷物は殆ん
     ど無い、横尾で昼食、横尾大橋を渡っていよいよ涸沢に向って出発。少しパラパラと雨が降り出したが、
     傘をさして丁度良い。

定番のカッパ橋記念写真 横尾大橋バックに記念写真
屏風岩の大岩壁を眺め説明する佐藤(辰)


       
屏風岩の大岸壁を眺めながら、だれか登っていないかと目を凝らす。本谷で休憩し、岩畳の登りに
     かかる、荒木さんの知人とも偶然すれ違う。何度か休憩を取りながら進むと、ようやく涸沢ヒユッテの屋
     根が見えてきた。さあここからひとふんばり、14;00予定通り涸沢到着。

涸沢に到着 まずは自然水で乾杯 小屋泊まり・テラスで涸沢パノラマ談義


       テントは少ないが、ヒュッテのテラスから見る涸沢カールやガスの合間から見え始めた穂高の針峰に、
     皆いたく感激。佐藤(辰)と荒木(富)は、さっそく自然水、一息つき皆でまずは乾杯の到着祝い。小屋の
     受付を済ませ、改めて
テラスに車座になっての涸沢パノラマ談義。「あっちが前穂、こっちが奥穂」と、説
     明する方もガスが晴れてくるのでうれしくなってしまう。

       
奥穂山頂だ・・・「山形の桃」や「なた巻き」を食べ大休止

       翌朝、5時からの朝食を済ませ、「さあ今日は奥穂だ!」。昨日より更に荷物を軽くして、
稜線 はガス
     の中だが、何とかなるだろうと出発。
ザイテングラード岩尾根に取り付くと、登りは一層急になる、ゆっく
     りそして確実に高度を一気に稼ぐ。ガスも時々切れてきて、切り立った岩峰が顔を出す、8時過ぎ、よう
     やく奥穂高岳山荘に到着。握手、万歳。

さあ奥穂へ・雪渓を踏む 長いチドリのガレ場登り
奥穂高山荘到着


       これからの登りに緊張はするが、「急なところはあの鉄梯子だけだから」と登り始める。時折涸沢岳
     も後方に聳え見え隠れする、更にガラ場を進むがここが意外と長い、
「「着いたーっ!」」。奥穂山頂だ、
     3,190mだが、祠は2m高く積み上げられているので、実質南アの北岳と同じ日本で第二位の高さだ。

奥穂高山荘からの一登りで振り返る 涸沢が眼下に カナ梯子登り


     たくさんの登山者で写真撮影は順番になる。お互い撮ったり撮られたり。ガスの間からは,、上高地やジ
     ャンダルムも見え隠れする。北穂は残念ながら見えないが、せっかく登ってきた
山頂だからと「山形の
     桃」や「なた巻き」を食べ大休止。

奥穂到着 頂上での記念写真 満足の大休憩


        奥穂高山荘に降りて乾杯・昼食。コーヒータイムの後、下山開始。涸沢岳斜面トラバースに入った
     ら雨がぱらぱら、傘で大丈夫と思っていたが、ザーザー降って来た、
カッパを着ようとしたらバケツをひ
     っくり返したようなすごい雨、とにかく涸沢小屋までと急ぐ。

       小屋に着いたら小ぶりになり、
涸沢ヒュッテでは雨があがってきた、ヒユッテのテラスでまた乾杯、休
     憩。小屋に預けた荷物を背負って再び下山。横尾に着いたのが午後5時だが、明日のことを考えて徳
     沢までもうひと頑張りする。村営徳沢ロッジに到着。「あーあ。やっと着いた。」風呂にも入り、のんびり
     布団の中へ。

       
観光モード・・・「5千尺ホテル」で土産物・松本カッパ寿司

       21日は、
明神池などを見ながら観光モードになり河童橋着。使用後の写真撮影。5千尺ホテルで
     土産物を購入し、上高地から沢渡へ。温泉で汗を流し、いつもの松本カッパ寿司で腹ごしら
え。あとは
     一路山形へ。19時大雨の開発センター着。駒沢さんを見送り、今回の登山は終了した。全員登頂と無
     事帰宅。感激を新たに終了した。             
 記      佐藤(辰) 


      〜朝日連峰二ツ石コース踏査登山報告〜

              
 〜快適な山小屋・豊富な水・行き届いた登山道刈り払い

            日  時:  平成17年8月20日(土)〜21日(日)

          場  所:  日暮沢〜竜門山〜狐穴避難小屋〜天狗山避難小屋〜南俣沢出合

          日  程:
  ****
                  
8/20日(土)・・ 6;30西川町開発センター〜7;30姥沢日暮沢〜12;00.・・・12;
                                30竜門山避難小屋〜14;40狐穴避難小屋(泊)
                    8/21日(日)・・ 6;00狐穴避難小屋〜8;00二ツ石山〜10;10・・・10;30天狗
                                山避難小屋〜12;30南俣沢出合着

                  踏査者:   会長 渋谷

            お盆に「山小屋管理慰問」が出来なかったので、1週遅れの二十日盆に、西川管内の山の踏査をし
          てきた。以下、その報告・現況の情報を提供します。

           
山小屋〜綺麗・水洗OK・美味豊水

            
<日暮沢避難小屋>早朝、初代公園管理員の志田忠儀さんに日暮沢登山口まで車で送ってもら
          う。3階建ての日暮沢避難小屋に林間から朝日が射しこんで、爽やかに迎えてくれた。室内も、まだ新し
          い感じで綺麗に清掃され、外の水場には、冷たい豊富な水がホースで供給されていた。

3階建ての日倉沢避難小屋 小屋横に水場 最初の急登を終えると綺麗なブナ林内を


            
<竜門山避難小屋>登り途中、曇りがちだった天気も、喘ぎ辿り着いた竜門山山頂から晴れあが
          り、連峰の全容が左右に広がった。降り、間もなく寒江山や明日降る予定の高松峰を背景の竜門山避

寒江山を背景に竜門山避難小屋 小屋横の水場には勢いよく豊富な水が 小屋脇にミヤマリンドウ


          難小屋に到着。登山道脇の水場には、緑のホースから勢いよく冷たい水が出ている、まず一杯。小屋の
          管理人室脇で相客1人と昼食、部屋は綺麗、トイレも嫌な臭いなく快適。当番管理人の安達君は、今日
          は兼務のため狐穴避難小屋へ掃除に出かけ留守。

小屋を進むと東斜面に雪渓が 道脇にアカモノの熟した実が 南寒江山山腹には最盛期過ぎぎみのマツムシソウ群落


            
<狐穴避難小屋>寒江山山頂で男女5名パーテイと会い一服、北寒江山の三面コース分岐点で
          竜門山避難小屋へ帰る安達君と会い暫しの会話、三方境に着くと以東岳やエズラ峰をバックの狐穴避
          難小屋が眼下に、少し降ると、昨年秋完成の石畳歩道に出た、深くエグラレていた砂岩の荒れ道が嘘の
          ように補修され、高松峰方向には、木歩道が敷かれていた。

以東岳やエズラ峰をバックに狐穴避難小屋
狐穴避難小屋近くの補修された砂岩荒地だった道 高松峰方向には木歩道


            砂地から湧き出ている(取り水)ここの水は、世界一美味い水で水量も豊富、でも、安達君が冷やして
          いてくれていた「缶自然水」を一気に、背負ってきた桃1個と生胡瓜3本を水槽に浮かす。小屋中には誰
          もいない、入り口や窓の一部を開ける、綺麗に清掃された室内は、気持ちよく、ウスベリを敷き横になる。
          ( 同宿者は、30分遅れの夫婦1組と6時過ぎ暗暗に出谷川を登ってきた9名パーテイ。)

高松峰から登る朝日 高松峰から以東岳 高松峰からエズラ峰



            
<天狗山避難小屋>二ッ石山で一服していると、竜門山避難小屋管理の安達君と天狗山避難小
          屋管理の山田君の無線会話に入れもらう、山田君、渋谷の到着まで待つという、晴天で熱くなりウツノシ
          マ峰の登りと最後の天狗山登りは辛かっつたが10時過ぎ早めに小屋到着。熱いお茶にあり付く。

小屋横の水場 管理の行き届いた天狗山避難小屋 工事中の粟畑砂岩荒れ道の補修状況


            登山者が出た後の山小屋は、トイレには水が張られ、室内も綺麗に清掃を終えられており、気持ち
          よく休憩できた。水源にはまだ残雪があり、水場の小沢には、例年より量の多い冷たく透きとうる水が流
          れていた。

            
登山道〜刈り払いは主脈道・支線とも満足(新潟県側別)、
               ゴロビツ下の深溝道は難儀


            登山道の刈り払いは、暑い中、急斜面など作業に難儀されており、そのご苦労に感謝する。おかげさ
          までで主脈・支線とも快適歩行が出来た。管内の狐穴避難小屋小屋周辺や工事中の天狗・粟畑砂岩荒

主脈(竜門山付近)の刈り払い完璧 高松峰崩落道にはロープ 二ッ石コースも快適


          れ地道は補修されているが、ゴロにツ下の深溝荒れ道は、次の足が届かない所もあり、ひどい道になっ
          ており対策が必要だ。更に、支線には泥深い水溜り道も多くあり、管理者の対策は勿論であるが、山岳会
          その他ボランテアでの補修作業等を期待したい。
                                            記 渋 谷


     〜朝日連峰二ツ石コース登山道の
      
(夏山合宿)が・・・・・・崩落地補修
報告〜


              
〜林道土砂崩れ・三面コース登山中止・登山道補修に合流

            日  時:  平成17年8月12日(金)〜14日(日)

          場  所:  朝日連峰(二ッ石コース)

          日  程:
  ****

                  
8/12日(金)・・ 6;00大井沢温泉館〜7;15日暮沢〜12;00.・・・
                                13;00竜門山避難小屋〜15;00狐穴避難小屋(泊)
                    8/13日(土)・・ 7;30狐穴避難小屋〜8;00高松峰補修・・・三方境
                                標柱修理・・・13;00狐穴避難小屋15;00竜門山
                                避難小屋
(泊)
                  8/14日(日)・・ 7;30竜門山避難小屋〜10;00・・・10;30日暮沢避
                                難小屋(小屋清掃)〜大井沢温泉・・・11;00解散

            参加者:  
佐藤(辰)・菅原・五十嵐・関・荒谷・山中・柴田 〜7名

           11日昼過ぎ、五十嵐さんから電話、「国道7号線が今日の雨で通行止めらしい」とのこと。出張先だ
          ったので、職場に戻り新潟県朝日村に確認、するとやっぱり
大雨で道路が寸断され、スーパー林道も
         通行止めで三面には入れないとのこと
。参加者に電話をし、全員登山道修復グループに合流すること
         にした。

          
<12日午前6時大井沢温泉館前>で打合せ、全員で日暮沢から登る。1時間も登ると久々参加の
         菅原は後れ気味、雨も降り出しカッパでの登山になる。途中、
小屋番の安達とすれ違うが、さすがに一週
         間も山にいるとすごいひげになっていた、
ご苦労さん。
           雨でぐっしょりなりながら竜門山避難小屋に着いた。小屋で遠藤からソーメンをご馳走になり、ここで
         止めたい気持ちを押さえ、
ビュービューの外に出て、狐穴へ。北寒江あたりでは雨風最高!、軽い関は
         何度か飛ばされそうになる、
これでは三面からは登れなかったと皆納得。
           狐穴避難小屋に着くとすぐ柴田は無線のアンテナ修理、我々は懇談準備、遅れてきた鈴木君とお客
         さん二人と皆で山の四方山話で盛り上がる。

          
 <翌日、高松峰先の登山道補修作業>へ全員で向う。柴田は明日の仕事のため朝下山。我々
         は
登山道がずり落ちた現場でロープ設置やステップ切作業、1時間ぐらいで終了し、今度は登り返しし、
         三方境の道路標識を直し行く、これも瞬く間に終了。最後は狐穴避難小屋周辺のオオバコ退治にお昼
         まで頑張る。

勢ぞろい・狐穴避難小屋を出発 崩落地の修理 安全ロープ設置や足踏み場作り


           鈴木君にソーメンをご馳走になり、竜門山避難小屋に戻ることとする。小屋に着くとこれまた久々の富
         田が着ていた。同じ町内の方と途中から同行して来たとのこと。お客も少ないので、
早々と自然水で始め
         る、肉なし野菜炒めでも満足。

三方境の標柱の補修 珍しい蝶が・ひと時を癒す 竜門山避難小屋で反省会


          
<14日、小屋番遠藤と富田を置いて下山。>途中、ゴリラファミリーの斉藤さん・会の俊二さん・
         そして若松さんにも会う。天気も回復しお客さんは既に20人以上とすれ違った。
今日の遠藤は、差し入れ
         やら、お大勢の客さんやらで大忙しだなと想像
する。私は山中と一足先に降り、日暮沢避難小屋の掃除
         に取り掛かる。掃除も終わってしばらくすると全員到着。恒例大井沢温泉でさっぱりし、夏期合宿解散と
         なった。
                     
 ・・・皆さんご苦労さまでした。・・・           記  佐藤(辰)


       〜朝日連峰三面コース踏査登山報告〜

            
 〜腰までの藪道を掻き分け(刈り払い無)・三面避難小屋は綺麗

            日  時:  平成17年7月16日(土〜以下略

          場  所:  三面〜北寒江(狐穴避難小屋)〜以下略

          日  程:
  ****
                
7/16日(土)・・・・0:00自宅(村山市)〜2;00三面車道終点着(仮眠)・・・6;00発
                                〜7;30一本丸太吊橋〜8;30・・・9;00三面避難小屋〜11;30
                                ・・・12;30道陸神峰避難小屋〜15;00・・・15;30大上戸山〜
                                18;00北寒江山〜18;30狐穴避難小屋着〜以下略
                  踏査社: 柴田

           
 辛い降っては登りの繰り返し・所要時間12時間

            8月の西川山岳会の山行き行事「三面コース」は、念願のコースで有り是非参加したいと思っていま
           したが、14日は地元の盆踊り大会ばあるため参加出来なくなりそうなので、
突然思い立ち、16日0時
          自宅出発。

            小国から蕨峠を通って三面に入る、蕨峠は昔のままで砂利道で、三面に入ると突然綺麗な舗装道路
          になり、トンネルの入り口から右折、車道終点まで舗装道路で2時半到着。ツエルトで仮眠、5時半釣り
          人のエンジン音で起床、朝食を済ませて6時半出発。

三面車道終点
一本丸太橋


            すぐに登山道は上と下に分かれる、多分上は登山道で下は釣り道と思ったが、下の道を進む、なん
          と草丈は腰まで、3本ほど沢を渡ると大きな古い釣り橋、7時半。その先は笹薮や風倒木に悩まされなか
          ら進む、立派な鉄橋も有る。
綺麗な湧き水、突然、目の前が開けて三面避難小屋、8時半到着。綺麗な
          小屋で引き水も有り、トイレは離れで汲み取り式、隣には旧避難小屋らしき建物!!!。

新三面避難小屋
新三面避難小屋の内部
三面避難小屋のトイレは、別棟


            9時出発、立派な三面本流の吊り橋を渡り対岸の急坂へ、
ガンガン・ギンギン登り、ヘロヘロになる、
          坂が緩んだころ「道陸神峰避難小屋」に11時半到着
。 昼食を取り水場を確認、細くてチョロチョロで8
          月の山行頃では無理かな?。
            12時半出発、ここが登山道?? と言うような所から入り間もなく山頂、一気に下り又下る、一寸悲し
          くなるが登りが始まった、ここが「鶴の一声」かな、小さなピークを越えては少し下る、又小さなピーク又
          少し下る、5〜6回も越えるとだんだんなだらかな登り地なる。この辺の登山道は、
右側が崖で左側の立
          ち木が覆い被さり草丈は膝まで有りとても歩けない、ついでに蛇も沢山
、丸い模様の有るやつだ。

道陸神峰避難小屋
道陸神峰避難小屋の内部 大上戸山の傾いた三角点


            一寸下って小さな雪田、ポタポタだが水を確保、急坂を登ってだんだん緩やかになり大上戸山、15
          時、曲がった三角点の有る山頂、15時半出発。一気に下る、もったいない下り、やっと登り返し、小さな
          ピークを幾つか越える、だんだん植生が変わり草地となる、そろそろ「相模山」かな?と思ったら道は突
          然左に曲がり草地の中へ、少し下ると大きな雪田、視界が30mほどなので先が分からず地図とコンパ
          スに頼る、雪田の大きさは300mほど、東に進路を取り何とか登山道を見つける。
            
稜線に上がり緩い登りが延々と続く、日光キスゲとヒメ小百合が見渡す限り続く、小さなピークを過ぎ
          ても未だ未だ延々と緩い登りが続き、更に小さなピーク少し下ると右手に三角の池、綺麗で静かな池、小
          さなピークを幾つか越えて次のピークが見えたら杭が立っている???、
なんとお馴染みの北寒江山。
          やっと着いた、18時過ぎ、一服をして狐穴小屋到着は18時半。

            結局コースタイムどうりで、12時間を要した。小屋に入ると2階は全員寝ていました。このコースは、
          余り一般向けでは無く、途中一泊がお勧めです。それに登山道の刈り払い・手入れが殆ど為されていな
          く、管理者の怠慢を強く感じた。
                                                          
記、 柴 田


       〜町民登山妙高山の登山一般募集〜

       
    〜雲海に浮かぶ・・北アルプス連山の展望・・巨岩の山頂〜

            日  時:  平成17年7月22日(金〜24日(日)

          場  所:  妙高山〜2454m(上信越高原国立公園)

          日  程:
 
7/22日(金)・・・22:00西川町開発センター〜22;30村山総合支庁西庁舎〜
                                翌4;00燕温泉・・仮眠
                    7/23日(土)・・・5;50燕温泉〜6;40称明滝〜8;20天狗堂上〜10;50山頂
                                ・・(昼食)・・11;50山頂発〜13;00天狗堂〜13;30称明滝
                                〜15;00
燕温泉(泊)
                    7/24日(日)・・・8;30燕温泉〜9;50良寛記念館〜11;20寺泊(昼食・魚ショッ
                                ピング)・・12;20発〜17;00村山総合支庁西庁舎〜17;30
                                西川町開発センター・・
解散

           参加者:  太田、荒木(久)、黒坂(久)、奥山(美)、駒沢、斉藤、竹永、国本、有路、
                 遠藤(敏)、庄司、布施(昭)、荒木(直・ユアトラベル)、渋谷、  〜14名


           
7/22日(金) 曇り・途中小雨 ドライバーを太田副会長に一任

            開発センターに集合・点呼を取っていると、
佐藤(辰)事務局長夫妻からの「自然水」差し入れがあり、
          見送りを受け予定どうり出発、西庁舎駐車場で他の参加者が乗り込み目的地へ向かう。
            
ドライバーは、太田副会長に一任、途中休憩・コンビにでの食糧調達等をしながら順調に走行、予定
          時間ピタリ翌朝4;00に燕温泉駐車場へ到着。

           7/23日(土) 朝ガス・中腹から晴れ上がる 
称明滝から急登の連続

            事前に情報が入り、
下山予定コースは、沢の橋が多積雪で破壊し危険なため通行止ということで、登
          り降り同じコースの往復とすることにした。
            
朝・濃いガスの中出発、時々木の葉に溜まった水滴が落ち上着をぬらす、霧雨となりカッツパ上衣だ
          けをつけて暫く進む、汗ばみ・小休止し「雨無し」の天気予報を信カッツパを脱ぐ。硫黄温泉の臭う登山道
          にさしかかり、「赤倉温泉の源泉」を越え、茶褐色の岩を落ちる「称明滝」上部に辿り着き休憩。

朝ガスの中を出発 茶褐色の称明滝上部 称明滝脇での休憩
熱くなりカッツパ脱ぎ休憩 ガスがはれてきた 岳カンバ地帯で立ち休み


            ここから
石ゴロの急登が始まり「天狗堂」の広場まで続く、ガスも晴れ上がり中腹の山肌が現れてきた、
          更に急登を続けるとこのコース唯一の湿地「光善寺池」に出る、池沿いの平地で一息つくが束の間、クサ
          リ場・
岩の横歩き箇所で一息つき振り向くと、雲海に浮かぶ北アルプスの連山の遠望が眩しい、火山灰の

雲海の向こうに北アルプスが浮かぶ クサリ場 今日難所クサリ場


          混じ崩壊石ゴロの急登が続き、
眩暈と息切れで苦しくなった頃、大きな岩の重なる「妙高大神」に到着。山
          頂かと腰をおろすと、山頂はその100mほど先だという、なるほど大勢の登山者の姿が見える、気を取り
          戻し巨岩の間を縫って山頂広場へ予定時刻11;00に到着。

僕が妙高大神?? 岩場を楽しむ昔の娘 巨大岩石の多い山頂


            混雑している山頂で、まず記念写真撮影、吹き上げ風の少ない場所を探し、
勇士のザックから出てきた
          「自然水」を分かち合いカンパイ、茶湯を沸かし昼食を
取りゆっくり休憩。

ここが妙高山の山頂だ 恒例の山頂での記念写真撮影 昼食弁当開き
夫婦仲良く??昼食 火打山を背景になにやら密談 巨大ハクサンチドリ???(山頂に群生)


            12;00少し前に下山開始、まだ登ってくるパーテイも何組か交差、クサリ場など危険箇所を慎重にク
          リア、足を痛めた仲間をかばいながら朝来たコースを下山、全員無事15;00前に燕温泉到着。ゆっくり温
          泉で疲れを癒し、反省会で盛り上がり時間不明の就寝。

           7/24日(日) 山曇り・日本海側晴れ 良寛記念館見学・寺泊で直い・・土産の魚を

            早起起きし、
妙高山を眼前に仰ぎながら「野天風呂〜黄金の湯」で朝湯を楽しみ朝食をとる、余裕の8;
          30のバス出発。

良寛記念館の庭散策 良寛様はえらかっつたなあー 良寛様と娘達
ここから佐渡ヶ島が見えるはず ここでも記念写真撮影 寺泊で直い(昼食)・土産の魚買い物


            上信越自動車道から北陸自動車道、西山ICで降り観光、かの有名故総理田中邸・良寛記念館見学、
          寺泊で早めの昼食(直い)と土産の魚類調達、ほぼ計画どうりの時間に帰宅。
                                                          
記   渋谷


       〜05月山夏山開き登山山頂・月山神社〜

              
〜ガスの中・多い残雪にトラロープ頼り山頂クロユリ満開

            日  時:  平成17年7月1日(金

          場  所:  月山〜1984m・月山神社

          日  程:
  ****
                  
7/1日(金)・・・・7:00西川町開発センター〜8;00姥沢リフト下駅〜8;30姥沢リ
                                フト上駅〜(トラバーコース)〜9;40牛首〜10;40月山山頂着(祭
                                典参加・昼食)12;00下山〜(金姥コース)〜13;00姥ガ岳〜13
                                ;40姥沢小屋着(反省会)15;45発〜16;20西川町開発センタ
                                ー着・解散

           参加者:   山岳会〜井場、板坂夫妻、柴田、佐藤(仁)、佐藤(分家)夫妻、竹永、後藤、
                        井筒,、山田(豊か)、八矢、佐藤(園)、高橋、管野、渋谷 〜16名

                    西川町〜西川町役場関係者、一般応募者   〜16名

           
雪渓は気温昇らず凍結状姥ヶ岳山頂のお花畑で足を止め

            朝までの雨があがり曇り空、定刻に西川町開発センターを出発、姥沢駐車場に着いて周辺を見回すと
          月山山頂は見えないが、雲空が大分明るくなり、何とか雨に遭わずにすみそうな予感。
            西川町役場関係者と合流、主な今日の行動を打ち合わせ、山岳会関係者は一足早くリフトへ、上駅に
          着くとガスの中、他の同行者も含めメンバー確認、出発して間もなく残雪道に取り付く、牛首まで東斜面
          のトラバーコースをとることにした。
            姥ヶ岳の右下への傾斜面の残雪は、
朝のガス空で気温が昇がらずまだ凍結状態、慎重に進む。緩斜
          面になり一安心と安堵したが、ガス中の残雪は延延と続きトラロープ頼りの歩行、急斜面の残雪階段(男
          性メンバーの作った足跡)を直登すると牛首の分岐点に到着、2日j目の一服、雪が消えたばかりの道脇
          には
開花したばかりの「ショウジョバカマ」・太目の「コバイケソウ」新芽・濃紫色の蕾状「イワカガミ」などが
          疲れを癒してくれた。

残雪のガス中を 月山山頂には開花したばかりの「クロユリ」群落が 混雑の山頂神社入り口・ここで礼拝し山頂小屋へ


            鍛冶小屋下の急登石段にさしかかると風が強まる
、解体された鍛冶小屋の石積の隙間に開花した「クロ
          ユリ」を女性メンバーが発見、「ミヤマキンバイ」の見事な群落など植生の不思議な変化に遭遇
。ガスの山
          頂には、例年よりやや遅れぎだが満開の「クロユリ」群落が迎えてくれた。
            祭典への参加者は、昨年より大分少なかったが、祭典会場が満杯、外から礼拝し早めに山頂小屋で昼
          食、
期待していた「ナオライ券なし・味噌汁なし」???ということで早々小屋を後にする。

牛首ではショウジョバカマが開花したばかり 紫灯森のヨツバシオガマ 金姥のウスユキソウは満開を少し過ぎ
姥ヶ岳山頂で』一安心の休憩 ウズラパハクサンチドリ 姥ヶ岳山頂のコバイケイソウは満開


            下山は、金姥コースをとる、峰歩きで残雪道も少なく開花した「ニッコウキスゲ」や「ヨツバシオガマ」・「ウ
          ズラパハクサンチドリ」等が目を楽しませてくれ、特に、姥ヶ岳山頂周辺のお花畑は、しばしば足を止めさせ

姥ヶ岳でやっとガスの晴れ間 姥ヶ岳からの雪渓降りリアイゼンを着けるメンバーもいた 姥沢小屋での反省会


          てくれた。最後の姥ヶ岳大雪渓を降り終わる頃に雨がポツリポツリ、リフト上駅の売店で一服・メンバー点検、
          姥沢小屋へ、
小屋では「キノコ鍋」「タケノコ1本湯で」等の料理が待ち受けていた、山頂小屋での期待外れ
          挽回、大反省会の後、帰路につく。
                                                      
記   渋谷