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002 山行報告(H14/7/1〜12/31)
002 (14/7/1〜12/31)
安達太良山登山(温泉満喫)
平成14年12月21日(土)〜22日(日) 初日くもり、二日目晴れ
参加者:荒木(富)、伊藤(恒)、伊藤(た)、伊藤(加)、宇野
21日
7時寒河江発、10時スキー場駐車場到着
駐車場に雪は全く無くゲレンデも一部滑走可、ロープウェイは観光のみの
注意書き
上駅に降りても まだ雪は少なく 木の枝にぶつかりながら歩きづらい思い
をして稜線へ 稜線からは磐梯山・飯豊連峰・蔵王連峰が一望できた。
前回3月は強風で行かなかった、山頂の社に今回はお参りする。
くろがね小屋に2時到着 部屋にリュックをおろし 3時より宴会開始。
名物管理人 橋本さんが来年3月定年退職という話し、そのせいか
宮城県の人がギター、キーボードを背負って泊まりにきており、いつもは
7時に始まるコーラスが今日は6時すぎからギター、キーボードの伴奏で
始まる、 橋本さんは ”いいねー いいねー 今日はのってるねー”と
楽しそうに動き回り 6時40分 特別早めにハーモニカを持ち出し いよいよ
本番開始。
4〜5日遅れのバースデーケーキのプレゼントは橋本さんへ送られるなど、
おじさん・おばさん達 酒に歌に大いに盛り上がった夜でした。
22日
6時朝食 ゆっくりとコーヒーを楽しみ 8時小屋出発。
定番となってる岳温泉で朝風呂 今朝小屋でドップリつかってきたのに
またはいる。
土産屋など見物し昼食時干調整し、山岳会おすすめの二本松の蕎麦屋
へ直行、そばと天ぷらでおなかを満たし 帰路は高速を使って一直線。
今年最後の山行らしく 温泉・酒を十二分楽しんで来ました。
記、宇野
町民紅葉登山「秘境月山東普陀落」
〜 3つの発見 〜
日程・コース
H14年10月20日;
西川町開発センター6:00集合・6:10発 〜 月山牧場経由(道路迷う)
八合目着8:20・8:40発 〜 弥陀ケ原遊歩道散策(迷い)約30分 〜
三宝荒神東普陀落11:30着昼食ー12:00発 〜 御浜池12:20−
13:00発(復路) 〜弥陀ケ原 〜 八合目着15:10・15:20発 〜
北月山荘(温泉入浴)16:00−16:40発 〜 西川町開発センター着18:00
参 加 者 10名 コース崩壊・天気予報等の条件あり小人数
1つ目 急がば回れ
朝早めの出発であったが、庄内東部拡域農道から月山高原ラインへの近道ということで道路標識
「月山放牧場」 に惑わされ”余目放牧場”へ、曲がりくねって車酔いしそうになり辿りついた所が行き
止まり、ホルスタインの牛達も怪訝なようす、しかし、紅葉にを映す澄んだ湖面の「田代谷地溜池」で
の一服も良い経験であった。
急ぎの時は、オウソドックスなコースを辿るべし。
2つ目 迷路の遊歩道は
高原ラインの高度が増すほどに視界が明るくなり、八合目はやや曇り程度、やはり気温は低いので
雨具を付け、草紅葉の弥陀ケ原遊歩道を進む、自信満々で辿った所は亦も行き止まり、遅くまで雪が
残ると想像される溶岩とチングルマの穂、まだ青身を残すヒナサクラ群落、また、草紅葉と澄んだチトウ
等に皆感動。目的の普陀落への登山道に辿り着くに30分ほどロス、でも、普段登山では歩いていない
ルートで良い体験となる。
シーズンオフの遊歩道は、迷路。(標識取り外す。)
剣ケ峰上からは、紅葉に包まれた御浜池が眼下に、ここに賽銭箱が置かれおもわず手を合わせた
くなるような眺望、 まず鉄梯子、急降下、紅葉が美しい。
3つ目 まだある月山の秘境
これでもか”是でもか”と下ると突然大きな岩が空に浮いてくる、「観音様」のシルエット、ところが、
その直下に辿りつき 見上げると女性を喜ばせそうなシルエットに(10m以上の岩峰)、霊験アラタカ、
全メンバー登り詰め参拝、その下の広い岩場で早めの昼食。ここが秘境の東普陀落・三宝荒神。
御浜池まで更に下る、秘境だけに隠されたもの、見事な天然のナメコにわれも我もと藪山をよじ登る
人間達、何箇所か、しばらくすると開けた紅葉バックの御浜池、神々しささえ覚える、記念写真撮影の後
コーヒータイムと周辺散策、発見”古銭”の大観通宝や永楽通宝等が池ほとりに、石の間に金メッキの
蛇香炉等など・・・。古くからの信仰の跡がをしのばれる。
午前7時日暮沢小屋前集合、イベント用食糧・飲物等を強力メンバーに分配(弱い者も1品を)
し登りはじめる。(駐車場が狭く自動車が小屋奥はもちろん手前の林道に長蛇の状況、多くの登山
者から何とか成らないのかと苦情の声。・・・課題)
清太岩山で大休止、ここまでは全員一緒の行動であったが、それぞれの力量をもとに先発・
後発に別れ先発グループには祝賀会の下準備を頼む。 後発メンバーはチョコチョコ休憩しかも
遠くに竜門山避難小屋を確認するや自然水を減らす違反者も出た。ポカポカの天気も拍車
をかける。
先発グループが芋煮の下ごしらえを終わったころ、後発メンバーが涼しい顔で到着。合流し
仲良く芋煮を急ぐ。他の登山者もぞくぞくと到着、果たして今晩泊まれるのかと心配の声。肝心
の小屋管理主任である遠藤さんの姿がない(仕事の都合!!・・・本日の主催者・・・残念)。おか
げで佐藤(辰)が改築記念祝賀セルモニー・小屋管理(部屋割り等)と孤軍奮闘。
定刻の3時から祝賀会セルモニー、発起人代表西川山岳会長挨拶・公園管理人メッセージ代読・
来賓挨拶・朝日山岳歌斉唱・自然水での乾杯等あり、それに加え紅白の餅が各人に、さらに先ほど
から準備されていた芋煮鍋が振舞われ、参加者は大喜び。
すぐ下山するメンバー、竜門から狐へ移動する会員、狐から天狗へ移動するメンバー、天狗を
パスして大井沢川まで強行下山する会員等さまざま。天狗経由大井沢川組の安達他1名は6時
に木村夫妻と佐藤(恒)は7時出発、 天狗泊の会長1人8時に(きのこポイント知られたくない)、
同泊のノビタ他友人は9時頃とバラバラ出発。
狐穴小屋から天狗小屋の間は、昨年ほどではなかったが比較的綺麗な紅葉が
見られた。途中、
会長ブナハリタケを採取、天狗小屋(お昼に到着、先発組昼食中)で山田小屋管理人に料理して
もらい自然水から・・・超硬水まで。ホームページ の掲示板常連の多賀城菊池さんと名古屋大学
休学し東北を回っているという渡辺君と同宿、意気投合、一緒に時間まで飲み・語り合う。
10月14日
天狗小屋泊まりのグループは、山田管理人にお手伝い、トイレや土間・部屋の掃除、ごみの梱包
リックツメ等 の後始末を念入りにし9時頃に下山を開始。 焼峰で最後の休憩をとり下り始めたとき、
女性(1人だけだが)の大き なため息、ノビタ君の友人ノブコちゃん大井沢川駐車場に事前に置いて
きた自動車の「鍵」を登山初日の日暮沢小屋前駐車場のノビタ君の自動車へ。やむなく山田さんの
自動車で回送、話題提供に感謝、メンバー疲れも治る。
前日の狐穴小屋を管理した佐藤(辰)と柴田は、後を追って狐から天狗経由で大井沢川へ下山、17
時頃に現着ということでした。
記 渋 谷
2002紅葉と温泉「八甲田山登山」
日程・コース 平成14年
10月4日; 西川町19:30発 〜 寒河江 〜 黒石IC〜酸ヶ湯温泉着1:00(駐車場
幕営仮眠)
10月5日; 酸ヶ湯温泉8:10発 〜 仙人岱 〜 大岳山頂10:40 〜 大岳避難
小屋(昼食)11:20・・12:30発 〜 上毛無岱〜下毛無岱〜
酸ヶ湯温泉
14:20着・・大浴場でサッパリ13:15発〜アップルロード 〜 岩木町
桜林公園16:00着(幕営) 〜 弘前駅前居酒屋「山唄」津軽三味線ライブ
(飲む・食う)鑑賞 〜 ”ホテル桜林”着不明(泊)
10月6日; ホテル桜林8:30発 〜 標鯵ケ沢町 〜 深浦(不老不死温泉)10:40
・・露天風呂混浴11:40発 〜 白神秋田(昼食)〜能代 〜 北上IC 〜
寒河江IC 〜 西川町20:15着
参加メンバー
女性 ; 伊藤たみ子、土田寛子
男性 ; CL土田孝一、SL佐藤仁三、佐藤恒哉、佐藤榮一
前 日
予定時間どり西川町を出発し、酸ヶ湯温泉へ向け6人を乗せた車は順調に走リ、夜中に現地
到着、テントは張ったが寝付かれず粕取り自然水をがぶ飲み、その時間約1時間。
初 日
メンバーがメンバーだけに8時過ぎて出発、リーダーの至らぬせいか仙人岱から大岳への急登で
ヒロがバテる。山頂はガスが流れもういちの天気。大岳避難小屋は、超満員、遠慮しないで昼食をとる。
下山し酸ヶ湯温泉としゃれこんだが、紅葉の最盛期・天候のせいかなんと此処も満員、早々に引き上げ
”ホテル桜林”(テントでしょう)向け出発。
弘前駅前の居酒屋「山唄」へ、館I内は超満員、津軽三味線ライブ、この道の全国大会で優勝した
奏者を眼前に本場津軽三味線の音色とその迫力に圧倒される(もちろん、有料の自然水・軟水・新鮮
な山海料理に舌ずつみをしながら)。榮一さんは、ひたすら感動(掲示板参照)する。ホテルにいつ
帰ったのかは不明。
前年度のコースを参考に日本海側を帰ることにする。鯵ケ沢町を経由、不老不死温泉へ、ヒロの
とっての願いで雄大な日本海を一望しながら露天風呂で混浴、自然水でのカンパイも忘れない。突如、
岩手観光バス1台の客、どやどやと混浴中の風呂(男子用)へ、ヒロ・タミ・・・・・・おろおろ。(独占は
出来ないよ)
仁三さんの案内で十二湖見学。澄み切った紺碧の湖に、榮一さん、またも感動の声。秋田白神の
ハタハタ館”で昼食、榮一さんの漁火弁当に異常発生、飯が「メッコママ」のようであった、栄一さん
激怒!!、一食だけの運の悪さ、先の感動・・感動も・・・・・。
秋田道を南下、一旦太平洋側に回り仁三さんを仙台に下車させ一路西川町へ。
記 土田孝
2002秋山合宿「剣岳早月尾根登山」
日程・コース 平成14年
9月13日; 会長宅5:30発 〜 谷沢6:50分(全員) 〜 関川道の駅・有磯海SA休憩〜
馬場島着1:00(仮眠)
9月14日; 馬場島5:50発 〜 標1240m7:45 〜 標1400m8:20 〜 標1600m
8:40 休憩8:55 〜 標1800m9:20〜三角点1921m10:00休憩10:20
〜 標2000m11:00 〜 11:15昼食11:40 〜 小屋前広場12:00
大宴会13:25 〜 早月小屋13:28着(泊)
9月15日; 早月小屋5:45発 〜 標2800m8:15 〜 剣岳山頂9:30写真撮影・小宴
会10:30 〜 門11:45 〜 前剣12:15昼食12:45 〜 一服剣13:40
〜 剣御前小屋15:30 〜 雷鳥荘17:15着(泊;温泉付)
9月16日; 雷鳥荘6:40発 〜 室堂一番バス8:00 〜 立山(列車)9:10 〜 上市町
10:10・・・・馬場島自動車回収往復(ハイヤー)・・・・上市町11:30 〜 12:10
有磯海SA12:40 〜 谷沢17:45着 〜
会長宅18:30着
以上 宇野メモ
参加メンバー
女性 ; 宇野けい子、伊藤たみ子、木村京子
男性 ; CL柴田弥一、SL渋谷啓、佐藤恒哉、木村政信
前 日
予定時間どうり寒河江市の谷沢(木村宅)を出発し、目的地の馬場島へ向け7人を乗せた車は
しばらくは順調に走ったが、心配していた事件発生、“関川道の駅”でのトイレ休憩で宇野さんポ
シェットをトイレに・・・・。
後は、木村(政)・柴田のメイ運転に任せぐっすり。翌午前1時暗闇の馬場島に到着。
初 日
仮眠の後、5時朝食、霧雨あり雨具を着用、元気な姿をまずカメラに収めて予定よりはやめに出発。
テント場の奥に進むと黒光りの磨き石に力強い文字で「剣岳」(難しい漢字)と赤く塗られた矢印あり。
ここからすぐ急登、“三大急登の早月尾根から剣岳”不安と期待の複雑な気持ちで一歩を踏みだす。
しかし、舞茸の採れそうな楢木など広葉樹林帯の登りで地元の朝日連峰と錯覚しそうで片方から
冗談の声も出る、雨も上がり汗も出てきたので上雨具を脱ぐ、しばらくすると平坦な道となり大き目の
広場(松尾奥ノ平?)に着き最初の休憩。
ガスも上昇し雨の心配もなくなり雨具を整理し歩き出す、急登と一息の平坦の繰り返し、この急な尾
根道に幹周り7〜8mあろう杉の古木(立山杉)がえん延と続きこの間古代にタイムスリップした感覚に
おそわれる。
登るほどにガスも上昇、左手に猫又山とその連なる山並みがガスの合間に見え隠れ、200mごとに
置かれたいる標識の間隔がだんだん遠く感じてきたころ三角点標識(1921)mに到着。コーヒー休憩、
いや、その前に自然水での乾杯となる。例によってカシマシク気が緩む、そこを大学生数名のグループ
が不思議そうに挨拶を交わし追い抜き通過、単独の若い女性も通過。右手の稜線がガスに覆われた
大日岳とその渓谷の色彩が清清しい。
チトウらし小沼を過ぎ急登となる、自然水のおかげで息切れしながら登ると少し平の所で先ほどの大学
生達が休憩中、彼らを追い抜いたが急に腹が減って本格的な昼食、木村夫妻のラーメン・柴田とっておき
の「鱒寿司」弁当にみんなタカル。
若干ルンルンの満腹乙女たち(だいぶ昔)、にぎやかに急登何のその、シラビソ樹林から急に開けた
高台のような広場に出た、やや左手にゴツゴツの峰(名判らず)、右手すぐ下のガスの合間に山小屋らし
きもの、よく見ると30mほど先の鞍部に「早月小屋」。まだ昼の12時前、リックを開き自然水・軟水・硬水・
つまみの数々、さらに、ここだけ無風で小春日和の陽がさし気持ちよく1時間もの大宴会(後についた大学
生達再びキョトン)となってしまった。
カレーライスお変わりしての夕食のあと早目の就寝のつもりであったが、我々の他たった一人の同部
屋となった地元登山者の長いナガーイ諸講義にお付き合いし、つらい就寝となる。
2日目
一晩中の豪雨も朝方には小降りになり、一番の朝食を願い済ませ、雨具をつけ計画より30分遅れて
出発、伊藤(たみ)が仕入れてきた“午後晴れ”という天気予報を信頼し、いよいよ「早月尾根急登」の本
番に挑戦。
もう最初からシラビソの根に懸垂しながらの登り、間もなく雨具を整理、ガスの切れ間も多くなり、やが
てハイマツや真っ赤な実をつけたナナカマド帯へ、さらに草紅葉になりつつあるチングルマやアオノツガ
ザクラなどの高山植物帯、ここでつがいの雷鳥が我々の3m先をしばらく道案内、しばし疲れを癒してく
れた。
いよいよ左右に壮大な岩壁、のぞくと深い谷底、植物皆無の岩場へたどり着くと薄いガスの流れの合
間に圧倒されそうな「剣岳」山頂がせまり、人らしきシルエット、その手前下には岸壁にへばりつくような
色とりどりの登山者達の風景、“やったー”と我々メンバーは一斉に歓声を上げた。
Tシャツだけでは寒く上着をつけ、いよいよ最後の岩壁、クサリ場となる。上を見ると眩暈がする縦横の
クサリ場を何箇所か、クサリの無い岩一枚の横道、難儀している宇野さんを写真に収めながらやっと別山
尾根分岐点標識へ着く。逸る気持ちかここから山頂までの距離が長かった。
2998mの山頂に予定どうり着。ますます青空が広がる。南に雄山と室堂・東に大日岳・西には鹿島槍
ケ岳や白馬岳などのパノラマ。定番のメンバー全員(他人にシャッターを頼む度胸)の記念写真・それぞれ
の記念写真を写し終わってから場所を探しまずは自然水で本当の乾杯。
惜しい気持ちを押し切り別山尾根の下り専用コースを降りる、クサリ場のカニのヨコバイと金梯子などの
岩場が続く、上り専用コースのカニのタテバイを横目で見ながら天気のよさと眺望のよさに「前剣」と「一服
剣」でつい長い休憩、一服剣では朝日連峰登山の帰り最寄駅までハンサムな中年男性(多分遠藤さん)
に送ってもらったという埼玉の女性グループに遭遇。
道草を食いすぎ今夜の宿「雷鳥荘」に到着時間大幅に遅れた。正真正銘の温泉付き山小屋(ホテルか)、
一風呂あびて夕食、もちろん瓶の自然水で“剣岳早月尾根完全踏破”を祝っての乾杯、専用の部屋に戻っ
てから引き続きの方もあった。朝起きると入り口のスリッパに混じって1足のトイレスリッパあり、またも宇野
さんのしわざ・・・・。
帰宅日
朝の室堂付近は風雨、始発のバスで美女平、ケーブルに乗り継ぎ立山、即連絡の列車で上市町へ(途中
乗り継ぎあり)、柴田と木村夫妻の3名ハイヤーで馬場島へ自動車の回収(往復1時間20分)。全員そろい
上市町を出発、“まっつてー”駅待合所へポシェットの忘れもの、またも宇野さん、・・・・伊藤(たみ)いじ悪回収。
滑川から高速道、有磯海SAで“利家・まつ弁当”の昼食、寒河江市へ向け走り続け予定時間に無事到着。
記 渋谷
2002夏山合宿「飯豊連峰」
日程・コース
8月23日; 会長宅5時発 〜 飯豊山荘7時45分―8時 〜 梶川出合9時50分軽食
―10時10分 〜 石転びの出合10時50分―11時 〜 第一雪渓切れ間
11時40分昼食―12時 〜 雪渓終点13時40分観帰り休憩―14時 〜
梅花皮小屋着15時50分(泊)
8月24日; 梅花皮小屋6時30分発 〜 北股岳 〜 門内岳8次45分―9時 〜
地神山 〜 丸森尾根分岐点10時15分―10時30分(荒木CL泣き別れ)
〜 頼母木小屋11時―軽装11時22分 〜 大石山 〜 鉾立峰 〜 ヱ
ブリ差岳13時10分―13時40分折り返し 〜 大石山大休憩(佐藤SL・
木村*夫ドッキンヅ) 〜 頼母木小屋15時50分着(泊)
8月25日; 頼母木小屋7時発 〜 丸森尾根分岐点7時45分―8時 〜 丸森峰下
9時― 9時10分 〜 水場 〜 のぞき(スロウダウン) 〜 飯豊山荘
11時30分着―(温泉一風呂・自然水)12時20分―越後屋(昼食)13時
30分 〜 会長宅16時30分着
参加メンバー
女性 ; 伊藤加代子、宇野けい子、伊藤たみ子、木村京子
男性 ; CL荒木富夫(前2日)、SL佐藤辰彦(後2日)、佐藤恒哉、木村政信
(後2日),佐藤榮一、渋谷啓
初 日
まず天狗平駐車場での荷つくりに困惑、見た目は屈強そうな女性4人とアブラコ男性
3名、一人前の男性荒木1名のみということなのだ。やむなく共同食糧を8個に分け前
メンバー1個ずつ無理やり詰め込んでもらう。
誰も苦情を言わず、ほぼ平坦な道をカシマシク。梶川出合の硬く分厚い残雪の下で
軽い食事を とる、佐藤(恒)と宇野が食後のミルクアイスを造りみんなで回し飲み。
1時間歩き石転びの出合に着く、喚声をあげ石転び沢の雪渓の全容を見上げる、
定番の記念写真を撮影、涼しさを通り越し寒いという感じで長居できず、意気込んで
出発。雪渓に近ずくと割れ目や切れ目が多く一昨年よりだいぶ残雪が少ない。
第一の切れ目で短い時間の昼食、より安全なコースを選びながら登る。中盤から
やや急で固めの雪渓となり佐藤(榮)新品のアイゼン(ゴリラで買わされた哀れか!)を、
つられて荒木(富)・宇野もつけた。息切れがしたころ雪渓の終点に着き大休止。
ここから岩ゴロの急登、伊藤(加)遅れ気味(トレーニング不足と16キロの荷物)、
しかし、経験の豊かな彼女は耐え抜き、突如ガスの晴れ間に現れた目の前の梅花皮
小屋のシルエットに全メンバー万歳、しばらく腰を下ろし感嘆の会話。
小屋は、まだ新しくきれい、水洗トイレ良・水場少し遠いが水量抜群。例により自然水
で乾杯、芋煮鍋で今日を振り返り歓談(最もうるさいチーム)、でも管理人の指導とおり
定刻に就寝。
今晩泊る頼母木小屋に着き、急ぎ(不満の声あり)昼食をとり伊藤(加)に留守番
をしてもらい他のメンバー空身でヱブリ差岳の往復へ、急登は鉾立峰ぐらいで、マツ
ムシソウ・ハクサンフウロウ・ハクサンシャジン等混在・群落の美しい高山植物に感嘆
しながらゆっくり2時間弱で山頂着、証拠の記念写真撮影、SL佐藤(辰)の命令により
ヱブリ差小屋の点検、写真の外観・中はきれい・トイレ2使用可汲み取り式・水場は
小屋下の雪渓にあるが遠距離でした。
途中、無線連絡で荒木(富)と交代で丸森尾根を登ってきた佐藤(辰)・木村(政)が
迎えに来てくれるということで、大石山で休憩、2人を待つ。ドッキング・ヱブリ差岳登山
成功の握手、小屋へ戻る。
古い小屋・トイレ使えない(どうしよう)・引き水最高。交代組が荷揚げした「いもの
豚肉鍋」が今夜のメイン料理、自然水は割り当て1本・他軟水と硬水、嬉々とした女性
たちの声も止む、大阪からの8人パーテイへの遠慮か・疲れたか早めに就寝。夜中
に強風・大雨。
3日目
風まだ強く寒い朝、7時に小屋を出る、40分ほどで丸森尾根分岐点、風を避け少し
下って休憩、出発したが暑くなり上着脱ぐ、ここからは遠遠がまんの下り、暑い、昼前
に飯豊山荘着、温泉で汗を流し、夏の合宿成功を祝して瓶自然水で乾杯。
車で5分ほどの「越後屋」で“夫婦そば”の昼食、山好きの旦那さん2日前登った飯豊
の写真を披露・別冊も、自家製生キュウとつけ味噌のサービスは美味かった。アフター
登山西川山岳会推薦の店になりそう。・・・帰宅。
記 渋谷
夏休み山小屋管理(後半)ノビタ日記
某月某日
午後4時も過ぎた頃、(ごりら)に突如、飛び込んできたいやーこの計画は無謀
でした!≠ネんと、御所山
から今だ歩いている筈の!富田さん。行きずりの方に車でここまで乗っけてきて
もらったとか。すぐさま無線でこの様は伝えられ、悪事千里を走る?ではないんだ
ろうが、まあまあその情報伝播の早いこと早いこと。
こうして、成功すればきっと朝日にその名を永く轟かせていたであろう小牛田からの
徒歩、朝日登行計画は奇しくも? 頓挫。
8月14日(水)
そんな訳で天童のビジネスホテルで一夜を明かした富田さんとともに日暮沢
から登行に就く。天候雨、時折激しく振ってくる。
7時前に登りはじめて11時、竜門小屋到着。着いているべき辰彦さんが今だ狐穴
小屋から着いていない。あーあこの雨は、今日は止みそうにないなぁ…
暫くして辰彦さん、昨日旨いこと?呑み友達となった星さんという方と竜門小屋、到着。
すぐさま管理人室を開け昼食の支度、蕎麦をみんなでずるずるすすりながら、話に耽る。
聞けば星さん、山での泊まりは今回が初めてだったとか。いがったでしょー?
辰彦さんの問いに 星さん、いや、ただうちの奥さん、まだ泊まりで山きたことないんでね、
私だけ先にやっちゃったんで帰ったら何て言われちゃうか…&。雑びみょーな!
心境だったようだ。
辰彦さんと狐穴小屋の小屋番引継ぎを終えて、これから下る辰彦さんと星さん、
時を同じくして のび一人で、富田さんを竜門に残して狐に向かう。14時40分狐穴
小屋、到着。
夕刻、同じく今日お昼から上った竜門・遠藤さんと無線交信。今日はなんと、日暮から
2時間20分で登ってきたよ!≠りゃりゃ、こりゃ最高新記録なんでないんかい!本人
でさえまさかそんなで登ってこられるとは思ってなかったらしく、意外というかやったら
なんか出来ちゃった!てな具合。こちらは朝日にその名を永く轟かせられる凄い快挙
でしょう。
8月15日(木)
今日は朝日連峰南部ブロック・山小屋小屋番サミットの日。ノビも今日は掃除をぱぱ
ぱっと終わして6時45分、意気揚々と小屋を出る。
竜門小屋で遠藤さんと合流して共に大朝日小屋へ向かう。天候昨日に引き続いて今日
も雨。お天気祭り気を抜かないでやってんだけどなぁ…。
9時50分、大朝日小屋到着。大場さん、今年も来たよ!♂涛。さん固い握手。鳥原
小屋から正典さんも着いている。
かんぱーい!≠キぐさま、自然水っ!!=A祝宴が始まる。今年はこんな、雨
ばっかだから登山者も何だか少ないねぇ…<Tミットらしい話題に終始した。
8月16日(金)
狐穴小屋にて一日のんびり過ごす。今日はようやく曇りになった。
8月17日(土)
今日は雲の切れ間からお日様がちらちら見えたり隠れたりしている。ややっ、今日を逃した
らもうあとは出来なくなるゾ!というので、朝から洗濯におおわらわ。カビの匂いに犯され
始めた!雑巾から長靴からTシャツから、ここぞとばかりにどんどん日に干す。
朝6時から始めて落ち着いたのがようやっと8時半。さ、今日はお天気もいいしあとは
以東に遊びに行こうかしら、というので狐穴小屋を出る、9時前。
10分も歩いて前から見覚えのある人がやってきた。あら、ノビタさん!≠らまー、
以東の和田さんじゃないの!急遽狐穴小屋にとんぼ返り。
ということで狐で朝日連峰北部小屋サミット開催!和田さんと和田さんのお友達と
朝から自然水にわんさか浸る。
8月18日(日)
4泊5日の日程を終えて、今日はようやく下山の日。こんなときほど朝からすっかり晴れ
ている、この1週間で何だか一番いい天気。あーあ何だか複雑な心境。
すっかり綺麗に掃除を終えて8時過ぎ、お世話になりましたと狐穴小屋を出る。
9時40分 竜門小屋。
玄関先で遠藤さんとごりらファミリーの山中さんが呑んでいた。なんだい、遅かったぢゃ
ないの!♂スでも竜門小屋の荷物整理の手伝いを待っていたらしい。あーあもう少しゆっくり
来るんだったかなぁ。
暫くして会長も日暮から到着して早速、荷物整理が始まる。生活道具から食料から工具
から、ビンから缶からごみから分けて、どんどん箱から袋からに分けて突っ込む。それにしても
凄い量だ、これぢゃ待っていたい気持ちも何だか少しく覗える。
1時間もして、引越しで…というのでもないのだろうが、お昼に蕎麦をみんなですする。その
後戸締り。永いことお世話になりました♂涛。さんしみじみ、管理人室の鍵をかける。みんな
揃って小屋の前で記念撮影。これが今までの小屋との最後の撮影ということになろうか…色ん
な想いがこみ上げる。
12時半、竜門小屋出発。15時20分日暮沢着。それではまた、と、それぞれ別れた。
のび;記
マッターホルン&モンブラン(第三報)
日 程:天候不順のため大幅に変更
帰国した今も使い込んだパンフレットを穴があくほど見つめてしまう。それほど私の
心の中に深く刻まれた旅であった。初めて4000M峰の岩と雪のミックスを登る感激、
今回マッターホルンが登れなくても、私には新しい世界が広がった充実した山行だった。
■ マレーシア航空
成田を立ち、ツェルマットに着くまでのなんと長いことか!おしりが痛い!今後の参考
にばらしてしまうが、航空券は往復で11万9千円。ただし、クアランルンプール、コタ
キナバルで待機時間あり。行きはあまり正確な時間は記録していないが、帰りは、フライト
19H、待機3H。行きの機内では「食え、食え」と言わんばかり夕食なのか朝食なのか
分からないままひたすら食事が出てくる。食の細い佐藤氏は食事恐怖症ぎみ?私は映画
のスパイダーマンを4回も見てしまい、すっかりファンになってしまう。あんなだったらどんな
岩も登れるなあ。4回も見ると英語でもおおよそ何を言っているのか分かるものですね。
■ ツェルマットへ
チューリッヒ国際空港へ無事到着。観光地スイスならではのライゼゲペック(駅から駅へ
荷を運搬してくれる)を依頼する。それからスイスカード、行き帰りの電車代がただになる。
今日はツェルマットまで無料。風景の美しいルツェルンを経由して行こう。
スイスの電車はすべてではないが、普通車でも2階立てで新幹線並みに静かでスムーズ
である。車掌さんは「ハロー」とフレンドリーに声をかけてくる。チケットは乗った電車すべてで
チェックされた。電車はゆったりしていて居心地が良い。
ちょっとしたロビー風の喫煙席で早速BEER。特に佐藤氏、宗像氏はどちらも負けず良い
飲みっぷりだ。私は絶対にわりかん負けしている。
ツェルマットに近づくと美しい牧草風景に加え、雪をいだいた山々が見えてきた。いよいよ
来たのだと山々から目が離せない。ツェルマットのホテルはすべて、ベランダに花を育てて
いて、色とりどりの花々がいっそうこの町を美しくしている。マッターホルンは?早くその姿を
見たいと心が踊る。
■ ホテル・バーンホフ(YMCA 幡野記)
ツェルマットの駅を降りて目の前にあるのが、ホテル「バーンホフ」3年ほど前に改装され、
4階建ての、質素で小ぎれいなホテルである。ここは登山客や若者が泊るリーズナブルな
宿である。特に日本人登山客にはなじみが深く、玄関には先代オーナーと交 流のあった
日本人のプレートが掲げられている。
ここの地階には、厨房と食堂、サロンがあり、多くの客がここで自炊している。近くにCOOP
があるのも嬉しい。ここの地階のサロンには、かの長谷川恒夫がマッターホルン北壁の冬期
単独登攀に成功した時のルート写真が彼のサインと共にパネル展示し てある。彼もまたここ
で自炊生活を行いながらチャンスをうかがっていたのだろう。
オーナーのビナーさんは、やさしい御夫人でカタコトの日本語も話す。ツェルマットを訪れる多く
の日本人が、定宿としているのもうなづけるところだ。
■ Pollux(4092M)へ
ツェルマットに着きアルパインセンターに行く。今年からマッターホルンのガイドを頼む場合、
必ずトレーニング山行を1つ選ばなければならないということであった。このことをYMCAの幡野氏、
安田氏に告げると、我々も登りたいと賛同してくれた。またこちらのガイドの技術を見たいという
ことであった。私はガイドさんとの交流も楽しみと思っていたので、優しい人であれば良いなあと
思っていた。
朝、ケーブルのステーションに現れたのは、30歳くらいの穏やかでハンサムなスイス人
ガイドであった。挨拶を交わすと、優しそうな人でほんとにほっとした。 彼の名前は「ウィリッシュ
・ベルナルド」。ツェルマットより1時間離れたスタルデンという町に住んでいた。素朴な澄んだ瞳を
していた。ガイド暦は3年と言っていた。
彼の友人の奥さんが日本人ということで、私達にも親しげに接してくれた。
ポリュクスはブライトホルンの南側をトラバースし最初に見えるピークである。隣のカストール
(4228M)とともに双子ピークと呼ばれている。
ガイドのベルナルドがリードし、後方3人はコンテである。クレパス帯ではザイルを伸ばし一人
だけ先行する。私達は安心して笑顔で歩いていた。すばらしい青空と真っ白な雪稜にいだかれて。
ポリュックスの南西稜は2〜3級の岩稜登攀ルートで、とても楽しかった。少し難しいところを楽し
そうに登っていると、ベルナルドは誉め上手なのか私に「You are good climber!」と言ってくれた。
私はうれしくてもうにこにこしっぱなしだった。
岩稜を抜けるとマリア像があった。見たことのない素朴な像だった。ここでアイゼンを着け15分
の登りで山頂へ。東にモンテローザ、リスカム。西にマッターホルン。そして隣のカストールの雪稜
の美しいこと。その時は岩が楽しくて、雪稜歩きは苦手と思っていたが、こうして思い出すと登って
みたい美しい山だった。
幡野氏、安田氏の目はカストールに奪われていた。私の目はベルナルドに?
下りは慣れないクライムダウンだが、安心して降りることができた。クラインマッターホルンの
ステーションへ行く道、高度障害から少し息が苦しくなかなか足が前に進まなかった。ほとんど
ベルナルドにひきずられるように体重を預けて歩いてしまった。なんとなく頭も痛い。
ステーションの喫茶でお茶を飲み、ベルナルドのノートにお礼の一言を書いた。マッターホルン
を登る時は連絡を下さいと、アドレスと電話番号をくれた。次回登る時は彼に頼もうと思うくらい
良いガイドさんであった。
そしてポリュックスは大好きな山になった。
スイスの山々は美しい。カストール、リスカム・・・そしてマッターホルン、これから一つずつ登って
いきたい。ベルナルド、ホテルバーンホフのビナーさんまた会えることを祈って。
記 : 関
マッターホルン&モンブラン(第二報)
日 程:天候不順のため大幅に変更
参加者:成毛、佐藤(仁)、柴田、宗像、関、他YMCA2名
8/16日 朝に 家まで着きました。
予定どうりに 帰っては来ましたが ツエルマットでは、毎日夕方から 雨で マッター
ホルンは 吹雪で ガスのなか 4000メーターは ブライトホルンだけ登って シヤモニーに移動。
こちらも天気が悪く コスミック小屋には 入りましたが、雪の為 敗退 モンブランは やはりガス
の中、グランドジョラスを横目に ミデイだけ登った事にして グリンデルワルドに 移動。
アイガーの北壁が 出迎えに来てました。
次の日 ユングラフヨッホの展望台まで 上がって見ましたが、吹雪で何も見えず、 遂に日程
が無くなり 最終日 ラスト チャンスに賭けて再度、ユングラフヨッホの展望台まで上がったら、
ガスの上は 快晴メンヒだけ 登って来ました。
やはり 4000メーターは冬山です、ましてや今年は10年ぶりの大雪とか、町ではイタリア語、
フランス語、ドイツ語に悩まされ買い物は スイスフラン(CHF) ユーロ(EUR)に 日本(YEN)
山登りでは日本との違い ヨーロッパふうの山登り まあ 色々有りましたが、なかなか山は
微笑んではくれません、でも手応えは十分に有り 次回に期待は掛かるのでした。
さしあたり 連絡まで
記 : 柴田
夏休み山小屋管理・慰問登山(中盤)
期 日 ; 8月10日〜11日、
コース ; 朝日連峰 日暮沢小屋〜竜門小屋〜狐穴小屋
参加者 ; 菅原(13日帰り)、宇野、後藤+友人、渋谷
11日合流者;青木+友人
管理人 ; 7月中旬から8月のお盆過ぎまで
狐穴小屋:佐藤(辰)他 竜門小屋:遠藤、他
朝日連峰の山小屋のうち「狐穴小屋」と「竜門小屋」それに「日暮沢小
屋(掃除)」の夏休み期間中の管理については、西川山岳会の会員雄志が
協力してあたっています。
期間中盤のお盆前、会員数名で管理人の慰問登山に行ってきました。10
日日暮沢を朝早めに先発と後発(小屋掃除)の2班に分かれ出発、ところが、
先発の宇野さん自動車のドアロック忘れ15分地点から戻るとゆうアクシ
デント。
後発の佐藤(辰)・渋谷が後を追うとハンカチ1枚の落し物あり、渋谷
が拾い上げ匂いをかぐ、「汗臭いが先発の女性の物、汗拭きを忘れたので丁
度いい」と届けるまで借りることにした(宇野さんもの)。.
途中、全員を抜き竜門小屋到着の佐藤(辰)君は、ソウメンの昼食を準備
してまっていてくれた。冷たい水での洗いソウメン、もう1鍋追加してご馳
走になった。午後1時30分、明日大朝日経由で下山の後藤組と竜門小屋管
理代理人の菅原君を残して宇野組は狐穴小屋へ、4時前着。小屋には一般登
山者19人・高校生16人の客、佐藤(辰)他2名トビタケ・自然水で・・・。
ロープウエイ上駅で準備体操。7時30分さあ、旭岳に向け出発。会長を先頭に登る。
全員元気だ。何せ天気は快晴。昨日は余り良くなかったそうだから、まるで我々を
歓迎して晴れたようである。登っている途中からトムラウシや日高の十勝岳が見え
てきた。とにかく広いの一言。神々の庭とは良く言ったものだ。
10時旭岳着。やったー!360度の大展望。北海道のど真ん中。北からヒップ岳、
鋸岳、北鎭岳、中岳、凌雲岳、黒岳、間宮岳、北海岳、白雲岳の山々が、眼前にドー
ンと広がっている。遠くは羅臼岳も見えるというが、さすが霞んで良く分からない。
あの山の名は?「稚内」・・・わかんない。 ご冗談を。
山行きのたびに「もうトシだから今回限位かなあ?と思い帰っ
て来ると、今度はどこへを考える」。快晴の山旅は、皆さんの
お蔭で眺望と草花に恵まれ最高 !! (自然水も)。また面倒みて
下さい。 記 志田 堅太郎
(2002年7/31〜8/16)
|
日 程 |
内 容 |
行 程 |
1 |
7/31(水) |
移 動 |
高速バス:仙台発23:10→成田着6:30 8/1 |
2 |
8/ 1(木) |
出 国 移 動 |
飛行機:成田発13:30(マレーシア航空MH81)→クアラルンプール着21:55 クアラルンプール発(MH10)23:20 →チューリッヒ着 6:15
8/2 |
3 |
8/ 2(金) |
移 動 |
鉄道:チューリッヒよりツェルマットへ ☆ツエルマット ホテル Bahnhof 以下9日まで連泊 |
4 |
8/ 3(土) |
ハイキング |
ツェルマット周辺 |
5 |
8/ 4(日) |
ハイキング (時差ボケ解消) |
ツェルマット(登山電車)発→ゴルナーグラード→リュッヘルゼー→リッフェルホルン 登攀訓練→ルッフェルベルグ(昼食)→ツェルマット |
6 |
8/ 5(月) |
氷河及び 高度順応トレ |
ツェルマット→クラインマッターホルン→ブライトホルン4164M登頂→クラインマッターホルン→ツェルマット |
7 |
8/ 6(火) |
予 備 日 |
体調調整・休養・観光 |
8 |
8/ 7(水) |
移 動 |
ツェルマット→フーリー→シュヴァルツゼー→ヘルンリ小屋 登頂ルート偵察(2H)→ヘルンリ小屋3260M(泊) |
9 |
8/ 8(木) |
マッターホルン 登頂 |
ヘルンリ小屋→ソルヴェイ小屋→マッターホルン4478M ソルヴェイ小屋→ヘルンリ小屋→シュヴァルツゼー→ツェルマット(泊) |
10 |
8/ 9(金) |
移 動 |
ツェルマット(列車)→ブリーグ(列車)→シャモニ(泊) シャモニ:ホテル du Midi 13日まで連泊 |
11 |
8/10(土) |
移 動 |
シャモニー(R)→ブラン(R)→ミディ展望台〜コスミック小屋(泊) |
12 |
8/11(日) |
モンブラン 三山縦走 |
コスミック小屋→タキュル峰→モン・モディ峰・モンブラン山頂→グラン・ミュレ小屋→ブラン(R)→シャモニ |
13 |
8/12(月) |
予 備 日 |
休養・観光 |
14 |
8/13(火) |
予 備 日 移 動 |
休養・観光 チューリッヒ泊 |
15 |
8/14(水) |
帰 国 |
午前 チューリッヒ観光 チュ-リッヒ発13:40→クアラルンプール着8:05 8/15 |
16 |
8/15(木) |
移 動 |
クアラルンプール発11:00 →成田着19:00 → 高速バス成田21:50発 → |
17 |
8/16(金) |
移 動 |
仙台着5:15 解散 |
*ホテル バーンホフ Bahnhof TEL 027 96 72 406 日本から001 41 27 96
72 406
*ホテル デュ ミディ di Midi TEL 04 50 53 05 62 日本から001 33 4 50 53 05 62
小屋番情報7月22日
20、21日遠藤さん、辰彦さん、富田さんと朝日へ行ってきました。小屋の写真添付しましたので、
参照ください。
なお、新竜門小屋の状況としては現在、外壁工事がほぼ終わり、ヘリでの荷揚げがあり次第内装
工事に入るとのことでした。
竜門小屋、また寒河周辺ではマツムシソウ、ハクサンシャジン、ミヤマリンドウ等咲き始めています。
竜門周辺はハクサンイチゲが見ごろです。
記 のびた
山岳会ビヤガーデン
***九州から横溝さんも駆けつけ***
日 時:平成14年7月13日 午後6時から、大井沢セミナーハウス
参加者:会長、荒木(富)、大田、月岡(夫)、月岡(妻)、佐藤(栄)、佐藤(俊)、布施(美)、佐藤(恒)
伊藤(たみ)、柴田、木村(京)、横溝(九州支部長)、宇野、山田、佐藤(辰)
メニュー
飲み物:生樽月山自然水、軟水3種類、硬水、鹿児島焼硬水
食べ物:バーベキュウ、焼鰊、わらび一本漬け、なす・きゅうり漬け、他たくさん
朝食はソーメン
山岳会ビアガーデンは、従来日暮沢小屋で行っていたが、今年は場所を会の第二の山小屋:茅葺き
屋根の大井沢セミナーハウスで行った。午後4時半から会員が集まり始め、遠くは鹿児島の横溝さんも
駆け付け、総勢15名で生ビールを堪能した。また、会員から多数の珍しい日本酒を差し入れてもらい、
まず会長が最初にダウン。間もなくヨーロッパに旅立つ柴田が来たときは、肉は無くなり漬物のみで、
送別会となった
また、荒木(富)さんは、近日中に中山町に引っ越す予定で、この送別の宴も兼ねて実施。この夏
の皆の予定を話し合っているうち、今秋の合宿は剣岳早月尾根に決定した。詳細は近日中に予定表に
載せます。
記 佐藤(辰)